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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい クイズ形式の絵本  投稿日:2008/09/01
くだもの なんだ
くだもの なんだ 作・絵: きうち かつ
出版社: 福音館書店
「やさいのおなか」、「やさいのせなか」と続くシリーズの第三弾。
これ なんだろう?
○○○かな
それとも・・・

との質問の右ページに、モノクロのくだものの断面図があります。
そして、次の見開きには、カラーでそのくだものの断面図と全体図があるというシンプルな構成。
しかも、今回は野菜シリーズ以上にリアルな質感が感じられます。

この質問の構成が相変わらず素晴らしい。
そして、その問題は野菜シリーズよりずっと難しくて、大人でも答られないものが多いです。
バナナとかキウイなんて、答えを見ると確かにこうだったと思うもののほとんど分からずじまい。
リンゴも、なるほどと頷くことしきりです。

クイズ形式なので、2歳くらいから十分親子一緒に遊べる絵本だと思います。
でも、難問揃いだと覚悟が必要でしょう。
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自信を持っておすすめしたい クイズ形式で親子で楽しめます  投稿日:2008/08/31
やさいのおなか
やさいのおなか 作・絵: きうち かつ
出版社: 福音館書店
「やさいのせなか」、「くだものなんだ」と続くシリーズの第一弾。
これ なあに
との質問の右ページに、モノクロの野菜の断面図があります。
そして、次の見開きには、カラーでその野菜の断面図と全体図があるというシンプルな構成。

この質問の構成が絶妙です。
そして、その問題は結構難しくて、大人でも答に窮するものもあります。
小学校2年の次男も楽しく読んでいましたが、にんじんなんて激難と言っていたとおり、確かにこれはわかならいと思いました。

でも、それが良いのではないでしょうか?
簡単に分からないから、どの世代の人でも楽しめるし、このクイズ形式なら2歳くらいから十分親子一緒に、遊べる絵本だと思います。

食育にも、豊かな発想にも繋がるオススメの絵本です。
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なかなかよいと思う 文字がない絵本  投稿日:2008/08/31
かさ
かさ 作・絵: 太田 大八
出版社: 文研出版
文章のない文字どおりの絵本で、この作品は絵だけの絵本といて良く知られています。
ストーリーはとてもシンプル。
雨が降ってきたので、女の子がパパに傘を届けに駅までお迎えにいくというシチュエーションで、この設定は昔よくあった記憶があります。
TVCMにもあったような気がします。
今だとパパはビニール傘を買って帰るのが、当たり前になってしまい、こうした風景が少なくなっているので寂しい思いがしました。

駅までの道のりが長いので、おそらく何も言わなくても子供らは、この女の子の不安が気持ちを感じてくれることではないでしょうか?
そして、パパと会えたときの安堵の表情は最高です。

一番の特徴は、何といっても、この絵がモノクロであって女の子の傘だけが赤いという色使い。
女の子の心の内面を描いているようで、引き込まれてしまうことでしょう。
そして、町の風景も詳細に描いているので、見どころは満載の絵だと思います。

心を和ませてくれる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 動物園に行く前に是非読んで欲しい  投稿日:2008/08/17
どうぶつえんガイド
どうぶつえんガイド 作・絵: あべ 弘士
出版社: 福音館書店
「あらしのよるに」シリーズ、「わにのスワニー」シリーズなどで知られるあべ 弘士さんの1995年の作品です。

内容は、題名通りに動物園の動物41種を楽しい目からうろこの話を交えて紹介するというもの。
あべさん自身が、20年間動物園の飼育係をしていたので、その目線は優しく初めて知るお話が満載しています。

「フラミンゴは、えさに気をつけないとピンクの色が段々薄くなる。
人参やエビなど、あかい ものを 食べさせます。
近頃は、フラミンゴのための赤いえさを売っているんで簡単。」

えーってびっくりで、こんな話が沢山掲載されてます。
因みに上の次の行には
「しろいアヒルが このえさを毎日食べると 赤いアヒルになるのかな?」
と疑問を投げかけていて、こんな文章もあちこちに散りばめられています。

おそらくモデルになったのは、今や大人気の旭山動物園。
私自身、旭川に4年いて何度か旭山動物園に行ったことがあるのでわかりますが、この絵本を描いたころの旭山動物園は、ガラガラでした。
私がいた時は、あべさんが旭山動物園を止めた後ですが、最低入場者を記録した時分で、何と年間パスポートが確か500円だったくらいです。
そのころ、幼稚園に入る以前だった長男も、今や中学3年になり本当に懐かしく、特別な思い入れで読ませてもらいました。

文章が多いのですが、次の頁をめくるのが楽しいくらいのお話なので子供も一気に読むのことができる稀少な絵本です。
動物園のガイドとしても、読み物としてオススメします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 正統派の絵本  投稿日:2008/08/16
みつあみちゃん
みつあみちゃん 作・絵: くみこ
出版社: 大日本図書
くみこさんは、児童書の世界で活躍中で、この作品が初めての絵本になります。
題のとおり、みつあみを巡るお話なのですが、髪をあむということの経験がないので、あむときにキュッキュッて音がするというのが不思議な感じがしました。
そのおかあさんとわたしの二人の時間が、生まれてきた妹にとられてしまうのではないかとのわたし不安を、丁寧に描いています。

そこで、妹のみつあみをわたしがやろうと一生懸命練習します。
その対象がぬいぐるみであったり、カーテンであったりと結構細かいところまであんだ形跡が見られるので笑えます。
でも、実際の妹を見て、少しだけならおかあさんのキュッキュッを分けてあげてもいいかなと、お姉さんらしさの芽生えもあって、全体的に心地よい流れの絵本だと思います。

林 明子さんのような正統派の絵本を、久しぶりに堪能できた気がしました。
女の子向けの作品で、特に下の子供が生まれるようなタイミングだと最適だと思います。
くみこさんの次回作が楽しみです。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う ビジュアル・デザインブック  投稿日:2008/08/16
あかい ふうせん
あかい ふうせん 作: イエラ・マリ
出版社: ほるぷ出版
イエラ・マリさんは、ご主人とともに、イタリア出身のプロダクロト・デザイナーととして有名な作家です。
この作品は、1967年の作品。

まさに、子供だけではなく大人も楽しめる、ビジュアル・デザインブックと呼ぶに相応しい絵本です。
最後のページの傘をさしているシーンを上から描写したところなんて、ハットする美しさです。
文字は全くなく、赤と黒で描かれた絵が次々に変化していきます。
教育テレビで放映されるような次々に変化する画像が、そのまま絵本の世界にやってきたような印象を覚えました。

この手の絵本が好きな年って、かなりレンジが限られてしまうと思いますので、対象年齢は難しいところですが、無茶苦茶好きなお子様もいると思います。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい やはり良い  投稿日:2008/08/16
いいおかお
いいおかお 文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社
松谷 みよ子さんの「あかちゃんの本 全9冊」は、そのうちの5冊がミリオンセラーという超人気シリーズです。
この作品は、1967年の初版で既に148万部の発刊を誇ります。
「いないいないばあ」も同じコンビで同時期に出版されています。

「いないいないばあ」の陰に隠れていますが、この「いいおかお」という響きがたまらなく良いです。
今回の絵はあまり好きではないですが、いいおかおをしているシーンは味があって、心を和ませてくれます。
いいおかおは?というシーンに欠かせない絵本と言えそうです。

0〜2歳児あたりにオススメします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 心理描写が絶妙  投稿日:2008/08/16
きみなんかだいきらいさ
きみなんかだいきらいさ 文: ジャニス・メイ・ユードリー
絵: モーリス・センダック
訳: こだま ともこ

出版社: 冨山房
「木はいいなあ」でコルデコット賞受賞を受賞している ジャニス・メイ・ユードリーの作に、「かいじゅうたちのいることろ」で同じくコルデコット賞を受賞したモーリス・センダックが絵を描いた作品。
1961年の作品ですが、今も読み続けられているのも納得してしまう秀作です。

登場するのは、ぼくとジェームスの二人だけ。
とても仲良しなのに、ささいなことでけんか。
でも、直ぐに仲直りというとてもシンプルなお話です。

こうした子供の心理描写が抜群に上手です。
恐らく、多くの子供が共鳴できることでしょう。
それにも増して素晴らしかったのは、センダックの絵。
色は赤と緑しか使用していないのですが、実に表情豊に描ききっています。
そして、構図の巧みさ。
ぼくが、ジェームスを嫌いなのさというシーンは、御互いが背を向けあう構図で、この短い絵本の中に3回も挿入しています。
実に考えられた図式になっていて、センダックの力量に改めて脱帽です。

今まで読んだセンダックの作品で一番好きな作品になりました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 切り絵が見事  投稿日:2008/08/16
でてこい でてこい
でてこい でてこい 作・絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
林 明子さんの1995年の作品なのですが、著者名が入っていなかったら、とても林 明子さんの作品だと思えないでしょう。
林 明子さんの領域の広さにまた脱帽です。

実に、切り絵で描かれた動物達が、見事です。
躍動感溢れる動きがあるので、一色刷りにも関わらず、これなら幼児でも直ぐに認識できるはず。

「だれか かくれてるよ
 でてこい でてこい」

というリズムも抜群で、いないいないばあに近い響きがあると思いました。

0歳〜2歳までのお子さんにオススメしたい絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 科学絵本のファーストブック  投稿日:2008/08/16
ぴょーん
ぴょーん 作: まつおか たつひで
出版社: ポプラ社
上にめくる変形の絵本ですが、最初の動物がいて次の頁には跳ねる描写を2面を使うので、とても上手な構成です。
小さい絵本なのに、それを全く感じさせません。

まつおか たつひでさんは、科学絵本の第一人者とのことなので、その動物達の跳ねる姿が、見事に特徴をとらえています。
楽しいイラストと相まって、これは子供を引き付けない訳がありません。

一寸バッタが、仮面ライダー似で怖いと思う向きもあるかも知れませんが、かえるとかうさぎとかの跳躍姿は、自分も飛んでみたくなること受けあいです。

科学への興味も湧いてくる絵本だと思います。
ファーストブックに是非加えて欲しい絵本が、また一冊増えました。
参考になりました。 3人

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