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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 擬音の響きが心地良い  投稿日:2008/11/15
ポンポンおふね
ポンポンおふね 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
我家では、バルボンさんシリーズが大人気のとよた かずひこさんの「あかちゃんのりものえほん」シリーズの第4弾。
「コトコトでんしゃ」「ブーンブーンひこうき」「プップーバス」と現在は四部作になっています。

ポン ポン ポン ポン ポンという擬音の響きが心地良いです。
すれ違う船の対比も際立っていて、絵の面白さとリズミカルな文章が相まって、あかちゃんを引き付けることでしょう。
アクセントに船に乗るネコもいい味を醸し出しています。

実物の船を見せたら、とても興奮してしまうのではないでしょうか。
是非、この絵本を題材に、港に行くイベントを企画して欲しいと思います。
良く考えられた絵本なので、0〜2歳ぐらいにオススメです。
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自信を持っておすすめしたい シリーズの最高傑作かも  投稿日:2008/11/15
だじゃれすいぞくかん
だじゃれすいぞくかん 文: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
第1弾「だじゃれどうぶつえん」
第2弾「だじゃれすいぞくかん」
第3弾「だじゃれしょくぶつえん」
第4弾「だじゃれレストラン」
第5弾「だじゃれオリンピック」

シリーズの第2弾なのですが、このすいぞくかんを一番とする人が多い理由が分かったような気がします。

お風呂で、サバー!アジっ!なんて絶妙な響きですよね。
比較的、魚というのは知っている名前も多いので幼稚園児でも理解できるのではないでしょうか?
でも、一番楽しむのは、他のシリーズと同様にパパ・ママであることは間違いない、家族全員、幅広い層で楽しめるオススメの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 繊細な絵が素晴らしい  投稿日:2008/11/15
木のうた
木のうた 作: イエラ・マリ
出版社: ほるぷ出版
イエラ・マリさんは、ご主人とともに、イタリア出身のプロダクロト・デザイナーととして有名な作家です。
これは、1977年の作品で有名な「あかいふうせん」の10年後の作品になります。

「あかいふうせん」では、それほど感銘を受けなかったのですが、この作品は凄いです。
冬からの四季を木を中心に描いた文字のない絵本なのですが、木の他に小動物や、植物の成長も見事に描かれています。
その繊細でいて、躍動感あふれる絵は、眺めるだけで心を暖めてくれること受けあいでしょう。
細かいところまで描いているので、何度読んでも新しい発見がありそうです。

絵本というよりは、一寸した科学絵本と呼べそうで、子供との会話を楽しみながら頁をめくることのできる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 珠玉の一冊  投稿日:2008/11/15
機関車シュッポと青い しんがり貨車
機関車シュッポと青い しんがり貨車 作: リディア・フリーマン ドン・フリーマン
絵: リディア・フリーマン ドン・フリーマン
訳: 山下 明生

出版社: BL出版
好きな作家の一人であるドン・フリーマンの作品。
1951年の作品なのですが、日本では2007年の初版になっています。
訳は、山下 明生さん。
「ねずみの七つ子シリーズ」や「島ひきおに」といった作品の他に訳者として知られています。

この話の誕生話が素敵です。
ドン・フリーマンとリディア夫人の、記念すべき初めての共作絵本は、二人の生活の中から生まれました。
1948年、ニューヨークから、サンタ・バーバラに移り住んだ夫妻は、操車場のすぐそばのアパートに新居をかまえます。
そのころ、生まれて間もない子供を亡くして、悲しみに沈んでいた夫婦は、操車場で夜中じゅう働いている機関車や、線路脇に見捨てられている青い貨車に、なぐさめを見出します。
そのうち新しい息子の誕生に恵まれ、子供といっしょに線路脇を散歩しては、機関車は貨車をスケッチしたり、線路係からいろんな話を聞き取ります。
その成果が、この絵本の最初の出版につながったということなのです。

お話は、見捨てられた青いしんがり貨車と、小さいけれど一生懸命働く機関車シュッポの友情の物語です。
この手のストーリー展開は多くあれど、この作品は夫妻の思いという背景があるだけにその愛情の深さが違います。
二人(二台)の心のやり取りは、読んでいて共鳴せずにはいられないことでしょう。
クエヨン画のようなタッチの絵は、色数も赤と青を中心に少ないのですが、その素朴さがこのお話に実に調和しています。
文章は長いのですが、幼稚園児でも飽きることなく楽しめるのではないでしょうか。
良書と呼ぶに相応しい珠玉の一冊で、ドン・フリーマンならではの作品です。
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自信を持っておすすめしたい 心に染みる作品  投稿日:2008/11/03
あーんあん
あーんあん 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
「あーんあん」「ルルちゃんのくつした」「きれいなはこ」「ふうせんねこ」のあーんあんシリーズの一冊。
1972年の初版で、既に110万部を発刊しているベストセラーです。

幼稚園や保育園に行って、お母さんと離れ離れになるときの切ない気持ちは、どの子にもあるはず。
それを、せならしいリズミカルな文章と綺麗な貼り絵で、見事に表現しています。
それにお母さんの愛情も伝わってきます。
予想外の展開も楽しめるので、必読書の一つに加えたい一冊です。
シンプルですが、心に染みる作品です。
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なかなかよいと思う 仲間外れの寂しさが理解できます  投稿日:2008/09/07
みんなのベロニカ
みんなのベロニカ 作・絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 神宮 輝夫

出版社: 童話館出版
がちょうのペチューニアシリーズで知られるロジャー・デュボアザンの1962年の初版の作品です。
舞台は農場で、かばのベロニカがやってくるシーンから始まります。

でも、他の農場にいる動物たちが違和感を覚えたように、農場にかばは確かに何故?って思ってしまいます。
そのベロニカを、農場の動物たちは無視してしまい、ベロニカは食欲も無くなり、元気をなくしてしまいます。

これって、学校の縮図そのものですよね。
仲間外れにすること、されることの寂しさが十分に伝わってくることでしょう。
でも、徐々に動物たちは、ベロニカを認めていき、最後には皆で仲良くなるというお話です。

馴染みの動物たちが多く登場するし、その描写も丁寧なので安心して読み聞かせできる絵本だと思います。
動物の会話が多いので、感情移入してしまうケースが多いかも知れません。
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なかなかよいと思う 幻想的な絵  投稿日:2008/09/07
きりのなかのはりねずみ
きりのなかのはりねずみ 作: ノルシュテイン コズロフ
絵: ヤルブーソヴァ
訳: こじま ひろこ

出版社: 福音館書店
ロシアのアニメーション作家、ユーリ・ノルシュテインさんの代表作品を絵本化したもの。

物語は、夕暮れにはりねずみが、小熊の家に出かけるシーンから始まります。
二人で星を数えるためです。

きりのなかという表題通りに、全体の基調が暗く描かれているのですが、それがこの作品をさらに幻想的なものに仕上げています。
いく途中で、はりねずみはいろいろな物に出会います。
きりの中に、白い馬が浮かび上がったり、銀色の蛾が現れたりとまさに不思議な世界が展開します。

白い馬は何か、はりねずみの心情を具現化しているようにも思えました。
ストーリー性はほとんどありません。
はりねずみの冒険にまつわる幻想的な絵を、充分に堪能して貰えれば良いという絵本と言えそうです。
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自信を持っておすすめしたい 笑える絵本  投稿日:2008/09/07
きつねのおふろ
きつねのおふろ 作・絵: 国松エリカ
出版社: 偕成社
フンガくんシリーズが我家で人気の国松 エリカさんの作品です。
経歴で、1992年までメーカーでデザイナーとして勤務とあるので、1995年発行のこの作品は、ごく初期の作品になります。

表紙を見ると、きつねと動物たちが仲良くお風呂に入っているのですが、物語はまるで別物。
お風呂は、鳥とか兎を捕まえる小道具に過ぎないというきつねのお話なのです。

でも、全く思惑通りにいきません。
人が良すぎるということもあるのでしょう。
宮西達也さんに登場するオオカミと全く同じポジションにいるきつねなので、家族みんなで思わず大笑いしてしまいました。

でも、無駄に終わったお風呂ですが、最後にきつねの疲れもとってくれて納得の終り方でした。
安心して読み聞かせすることができる絵本です。
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なかなかよいと思う 絵が魅力的  投稿日:2008/09/07
かえりみちを わすれないで
かえりみちを わすれないで 作・絵: パット・ハッチンス
訳: いつじ あけみ

出版社: 福音館書店
「ティッチ」「ロージーのおさんぽ」が有名なパット・ハッチンスの2004年の作品です。
今回の舞台もハッチンスが得意とする農場です。

表紙からして一目でハッチンスを分かる、鮮やかに彩色された絵と、登場する動物が木の模型をイメージさせることが大きなポイント。
原色に近い色を思いっきり使っているのですが、決してくどくなくて、目に焼きつくこと間違いなし。

お話は、子豚、子羊、子牛、子馬が、子供だけで散歩に出かけるシーンから始まります。
お母さん達は「帰りの道を忘れないでね」と口を揃えて言っています。

子供たちは、通り道に目印を確認しつつ散歩するのですが、帰り道にはそれが全くないのです。
これって何で?と最初から読み直すと、絵に大きなヒントがあって、成程と納得のストーリーでした。

根底には母と子の関係も描かれていて、単純なお話ではなく、その意味も含めて親子で読むと良いでしょう。
お出かけするときには、気をつけてねと思わず言いたくなる気にさせる絵本だと思います。
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ふつうだと思う かわいい絵  投稿日:2008/09/07
はたらくくるまブルブルン
はたらくくるまブルブルン 作・絵: 冬野 いちこ
出版社: 岩崎書店
あかちゃん向けのりもの絵本の新刊。
登場するのは、顔がある働く車と働く人。
ただし、働いているのは、動物達という設定です。

非常にデフォルメされていて、見る向きによっては可愛いという評価になるかも知れませんが、行き過ぎのような気がします。
デフォルメし過ぎると、読める時期が極端に限られてしまうからです。

丁度良い按排だと思えるのが、やはり山本 忠敬さんの作品。
あれ位だと、1歳位から4歳位までを対象に読み聞かせすることが可能だと思いますので、この手の絵本は難しいところだと思います。

また、絵本でなく実写の働く車の本も多数出回っていますので、もっと際立つ特徴が欲しいところでしょう。
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