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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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自信を持っておすすめしたい ネーミングが最高です  投稿日:2008/08/13
きゅっきゅっきゅっ
きゅっきゅっきゅっ 作・絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
「おつきさまこんばんは」「きゅっきゅっきゅっ」「おててがでたよ」「くつくつあるけ」の林 明子さんのあかちゃん絵本シリーズ4冊の一冊です。

登場するのは、「おててがでたよ」と同じ赤ちゃんとぬいぐるみ達。
赤ちゃんが、うさぎ、ねずみ、くまのぬいぐるみと一緒にスープを飲むのですが、ぬいぐるみ達がこぼしたのを赤ちゃんが拭いてあげるのです。
その音が、「きゅっ きゅっ きゅっ」なのですが、そうきたのかと題のネーミングに思わす脱帽です。
しかも、最後の、「きゅっ きゅっ きゅっ」は、おかあさんが赤ちゃんに対してのもの。

短い中にもしっかりとしたストーリーがあって、林 明子さんならではの作品です。
読み聞かせしてあげると、何度も読み聞かせをせがまれる絵本に間違いないと思います。
裏表紙まで楽しめる一冊で、是非シリーズ4冊とも読み聞かせをして欲しい必読書だと思います。
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なかなかよいと思う 奥深い絵本  投稿日:2008/08/13
こねこのぴっち
こねこのぴっち 文・絵: ハンス・フィッシャー
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
「たんじょうび」の続編にあたります。
最後のサプライズで誕生した赤ちゃんがぴっちなのです。

「たんじょうび」は1948年のスイスの作品で、今回の作品は1953年の作品になります。
日本では1987年に初版が発刊されていますが、訳者が石井 桃子さんに替わっていました。

こねこのぴっちは、5人兄弟の末っ子ですが、みんなと遊ぼうとしないで考えごとばかり。
自分の居場所を求めて、他の動物達のまねをするのですが、どれも上手くいきません。
うさぎ小屋に閉じこめられ、泣き叫んだところで、家のみんなが助けに来てくれるのです。

そこで、はじめてぴっちは、自分の居場所が何所なのかに気づくのですが、こうした経験がないとわからないことって良くあること。
メーテルリンクの「青い鳥」に通ずる奥深い物語だと思います。

絵が一見ラフに見えるのですが、細かいところまで描かれていて、見直す度に、新しい発見があるので、かなり作り込んで描かれたものなのでしょう。
「たんじょうび」とあわせて読んでも、単独で読んでも構わない内容です。
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自信を持っておすすめしたい クリスマス関連の絵本としてオススメ  投稿日:2008/08/13
クリスマスプレゼント 2 ほし
クリスマスプレゼント 2 ほし 作: あいはら ひろゆき
絵: あだち なみ

出版社: 教育画劇
奇麗な装丁の絵本で、2冊セットの絵本の2巻目にあたります。
何と文はあいはら ひろゆきさん、絵はあだち なみさんと「くまのがっこう」シリーズと同じです。
このコンビとクリスマス関連の絵本ですから、読む前から期待してしまいました。

「くまのがっこう」とテイストは異なりますが、やはりこのコンビの作品は素晴らしいの一言です。

設定は、女のことおかあさんの二人家族。
1巻では、女のこの視点で描いていたのですが、2巻では、おかあさんの視点で同じ時間を描いています。
おかあさんは仕事を終えて、女のこの元に早く戻りたいのに最終パスに乗り遅れて途方に暮れてしまいます。

そこに、サンタがソリで現れます。

「わたしを のせてくれるの?」
おんなのひとが聞くと
サンタさんは やさしく うなずきました。

「わたしからのプレゼントじゃよ。
 おんなのこが まってる。
 さあ いそいで。」

「おとなの わたしにも
 プレゼントがあるなんて。」
「だれに だって プレゼントは あるさ。
 それが クリスマスじゃよ。」
「クリスマスって すてきね。」

珠玉の言葉が並びます。
1巻、2巻を続けて読むと、二人が交錯するシーンもあって、とても良く出来た構成になっています。
それに、視点を変えて描くという手法も成功していて、クリスマスに相応しい作品に仕上がっています。

クリスマスプレゼントに最適な完成度の高い絵本だと思います。
大人でも十分に感動できる作品です。
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なかなかよいと思う 登場するキャラが多いのが難点  投稿日:2008/08/13
しげみむら おいしいむら
しげみむら おいしいむら 作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 福音館書店
やなぎむらシリーズだと思って読んでしまった我家。
でも、これって、やなぎむらの住民の登場場面は最後にあるものの、別の村のお話で番外編といった趣の作品でした。

お話は、やなぎむらの隣町のしげみむらに、「のはらのおかしや」がオープンするところから始まります。
登場する村の住民の数が多くて、その名前が長いのでなかなか区別が難しいかも知れません。
逆に言えば、ダンゴムシまでいて、虫好きのお子さんにはたまらないはずでしょう。

相変わらず絵のタッチは、色鉛筆使いの優しいもので、見ているだけで心地よくさせてくれます。
今回はストーリーも、仲間たちが協力しあうシ−ンがふんだんにあり、雨が降って二匹のハチが墜落してしまうという大きな山場もあって、絵と文とも楽しめることでしょう。

今回登場の仲間たちで別シリーズを組んでもいいくらいの、素敵なキャラクターが一杯の作品ですので、オススメです。
文字数がとにかく多いので、幼稚園児ぐらいが対象として望ましいかも知れません。
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なかなかよいと思う おとうさんに読んで欲しい  投稿日:2008/08/13
おとうさんあそぼう
おとうさんあそぼう 作: わたなべ しげお
絵: 大友 康夫

出版社: 福音館書店
「くまくんの絵本」シリーズの一冊。
このくまくんの絵に見覚えがあったので我家の本棚を探したら、「ぼくしんかんせんにのったんだ」とか、のりものシリーズがありました。
何冊発刊されているか分からない程、多く発刊されているようです。

おとうさんが、こぐまと遊ぶシーンが満載です。
「たかい たかい」
「かたぐるま」
「おんぶ」
「おうま」
「ひこうき」
「きしゃぽっぽ」
などなどもりだくさんです。
やっぱりおとうさんならやってあげたい遊びで、御手本となる絵本だと思います。

是非おとうさんには読んで頂きたいし、実践して欲しいところです。
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自信を持っておすすめしたい 素敵なおまじない  投稿日:2008/08/10
The Kissing Hand〜キスのおまじない〜
The Kissing Hand〜キスのおまじない〜 作: オードリー・ペン
絵: ルース・E・ハーパー ナンシー・M・リーク
訳: 入澤 依里

出版社: アシェット婦人画報社
但し書にこうあります。

「この心温まる絵本は、1993年にアメリカで出版されて以来、子供のための名作として、たくさんの親子に読まれてきました。
子供が幼稚園は学校に通うようになったり、あるいは子供をキャンプに送り出したりするような、ちょっとしたお別れのときに、子供だけではなく、親をも励ますための本として親しまれています。
また、アメリカの幼稚園や学校では、始業式の日に、先生たちが、この本を子供たちに読み聞かせています。」
その通りの絵本だと思います。

お話は、初めて学校に行くことになったアライグマのチェスターが、おかあさんと離れるのが嫌でぐずっているところから始まります。
どの子供にも経験があることだと思いますが、その時おかあさんが、チェスターにしてあげたおまじないがKissing Handなのです。

どんなときでも、寂しさと不安を取り除く素晴らしいおまじないで、子供に対する愛情をひしひしと感じられるお話です。
ただ、ビックリしたのは、森の学校の設定が、夜中に行われ、先生がフクロウだということ。
国が違えばというところなのでしょうか。
暖色系の色遣いの絵は、優しくてこの文にまさにぴったりの相性だと思います。

入園前、入学前に読んで欲しい一冊です。
また、絵本に「The Kissing Hand」のハートのシールも附録でついているという演出も憎いところです。
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自信を持っておすすめしたい 絶賛したい絵本  投稿日:2008/08/10
おつきさまこんばんは
おつきさまこんばんは 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
「おつきさまこんばんは」「きゅっきゅっきゅっ」「おててがでたよ」「くつくつあるけ」の林 明子さんのあかちゃん絵本シリーズ4冊の一冊です。
この作品は、日本の絵本の次元を明らかに超えています。
文、絵、構成どれをとっても、最高水準で、流石に林 明子さんの作品だと脱帽せざるを得ないところです。
ますます、林 明子さんの作品が好きになりました。

マーガレット・ワイズ・ブラウンを彷彿させる作品ですが、ある意味超えたと言っても過言ではないでしょう。
それほど素晴らしい作品です。

お話は、家の後ろからおつきさまが顔をだす瞬間から始まります。
その夜を表す絵は、明かりが灯り猫が屋根に寝そべって休んでいる暖かい家が描かれているだけです。
その構図が極めて美しい。
そして、月の表情が優しくて、見たものの心を掴みます。

文章のリズムもとても心地良く、聞き易いだけでなく読み易い。
最後の頁には親子が登場しますが、我が身をそこに投影するお子さんも多いのではないでしょうか。

赤ちゃん向けに、是非読んで欲しい一冊です。
プレゼントにも最適です。
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自信を持っておすすめしたい くまくんの表情が最高  投稿日:2008/08/10
どうすればいいのかな?
どうすればいいのかな? 作: 渡辺 茂男
絵: 大友 康夫

出版社: 福音館書店
「くまくんの絵本」シリーズの一冊。
このくまくんの絵に見覚えがあったので我家の本棚を探したら、「ぼくしんかんせんにのったんだ」とか、のりものシリーズがありました。
何冊発刊されているか分からない程、多く発刊されているようです。

くまくんが、服を着て出かける時のシーンを描いた作品です。
「しゃつをはいたらどうなる?」
「どうすれば いいのかな?」
「そうそう しゃつはきるもの」
この繰り返しが続くのですが、この繰り返しは子供にとってたまらないところでしょう。

一番楽しいシーンは、「くつをかぶったら どうなる?」
くまくんの情けない表情が最高です。
くまくんが、我が子と同じことをしていると共感出来るご両親も多いことでしょう。

「くまくんの絵本」シリーズのうち、この作品と「こんにちは」「おふろだ おふろだ」あたりは、1歳位を対象にオススメしたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 発想が秀逸  投稿日:2008/08/10
くつくつあるけ
くつくつあるけ 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
「おつきさまこんばんは」「きゅっきゅっきゅっ」「おててがでたよ」「くつくつあるけ」の林 明子さんのあかちゃん絵本シリーズ4冊の一冊です。

登場するのは、ベビーシューズだけ。
そのベビーシューズが、あたかも赤ちゃんが歩くかのような動きをします。
その発想が秀逸です。
リズミカルな文章と相まって、躍動感溢れる動きがみどころと言えるでしょう。

丁度歩き始めるころに読み聞かせしてあげると、何度も読み聞かせをせがまれる絵本でしょう。
裏表紙まで楽しめる一冊で、是非シリーズ4冊とも読み聞かせをして欲しい必読書だと思います。
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ふつうだと思う キャラが魅力的  投稿日:2008/08/10
ことり
ことり 作: 中川 ひろたか
絵: 平田 利之

出版社: 金の星社
金の星社の「はじめての絵本たいむ」シリーズの一冊。
中川ひろたか&平田利之さんのコンビでは、「つみき」「ことり」「たまご」「ひよこ」と4冊が発刊されていて、この作品は2作目にあたります。

10羽のことりが集まって、一羽の鳥にように見えるというのが前段のストーリーですが、少しデザインに凝り過ぎのような感じがします。
後段は、ねこが登場してきます。
でも、ことりが渦を巻いたり、連なったりするのは、考え過ぎた構図で赤ちゃんがどう受け止めるのか疑問です。

平田利之さんの絵は、とても輪郭がくっきりしているので認識しやすく、赤ちゃん絵本としては、ぴったりの作風だと思いますので、もっとシンプルな構成の方が良かったと思います。
他の3作が良かっただけに、厳しい採点になりましたが、魅力的なキャラは見る価値がある作品だと思います。
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