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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 純粋に楽しめる絵本  投稿日:2008/08/16
ちゃんとたべなさい
ちゃんとたべなさい 作: ケス・グレイ
絵: ニック・シャラット
訳: よしがみ きょうた

出版社: 小峰書店
題名からして食育系の教訓めいたお話かと思いきや、さにあらず。
イギリスの子供たちが選ぶ2001年 チルドレンズ・ブック賞絵本賞 大賞受賞作と但し書にあったのも頷けるお話でした。

登場するのは、ママと娘のデイジー。
デイジーはおまめが大嫌いで、何とかママはデイジーのおまめを食べさせようと、ご褒美の提案をするのですが、それが段々エスカレート。
これって、やはり絵本ならではの世界で、絵で表現されているから楽しくてたまらなくなるのでしょう。
そのご褒美の内容が、凄い発想です。

でも、ご褒美には屈しないで、デイジーは逆にママに提案。
そして、こんなオチで良いのという終わり方。
食べたら○○○あげるというのは、あまり感心しませんが、こんな描き方ならOKかなと思わせるくらい、飛躍した大きなスケール感のある絵本でした。
それと、デイジーの絵ですが、何所か日本の絵に近く親近感を覚えました。

純粋に楽しめる絵本としてオススメします。
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ふつうだと思う 素敵な絵  投稿日:2008/08/16
ぼうしぼうしぼうし
ぼうしぼうしぼうし 作: 神沢 利子
絵: 岩村 和朗

出版社: 佼成出版社
神沢 利子さんの作、岩村 和朗さんの絵という絵本界の黄金コンビと言える1978年の作品です。

ウサギのモコは、おかあさんにぼうしにリボンをつけてもらいます。
遊んでいても落ちないようにするためです。
野原で遊んでいると、ぼうしを失くしたねずみとバッタに出会うのですが、知らんぷりで遊んでばかり。

その後、一寸したサプライズがあって、うさぎのモコがねずみとバッタと仲良く遊ぶというお話です。
ストーリーの展開としては、ほのぼのとしていてとても良いと思うのですが、うさぎのモコの話し方に違和感を覚えました。

「ねずみのぼうしなんか しらないや。
 どっか とおくへ とんでいったんだろ」
「そんな ちっちゃな ぼうしなら
 どっかへ とんで いったんだろ。
 ぼくは そんなもの さがしてられないや。
 とんで はねて あそびたいんだもの」

現実的な会話という側面はあるものの、作られてから30年経過した今、こうした表現のままで良いのかと思いました。
とても影響力のある絵本ですから、時代に合った表現というものが必要ではないのかと思った次第です。

この点がなければ5つ星の評価なのですが、今回は辛めの評価になりました。
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なかなかよいと思う こぶたの表情が最高  投稿日:2008/08/16
ベニーいえでする
ベニーいえでする 作: バルブロ・リンドグレン
絵: オーロフ・ランドストローム
訳: 長下 日々

出版社: 徳間書店
こぶたのベニーは、ご機嫌ななめ。
せっかく遊んでいるのに、ママが片づけて掃除機をかけちゃったから。
しかも、今度はお風呂にいれようとするし、ぬいぐるみのぶうちゃんを洗濯機で洗おうとするものだから、とうとう家出を決行。

ベニーもママも、表情がとても良いです。
怒った顔、笑った顔、困った顔等など、どれも親しみ易くて思わず感情移入してしまいました。
ママはどこか太っちょローザを彷彿させる体型がGOOD。

最後はやっぱりママの元に帰るのですが、とても良い終わり方なのでほっとさせられました。
子供の心を上手にとらえているので、多くの子供が共感することでしょう。

ストーリーも良いし、絵も見ていて楽しいので、安心して読み聞かせできると思います。
シリーズになっているようなので、翻訳が待ち遠しいです。
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自信を持っておすすめしたい ほのぼのさせてくれる実話です  投稿日:2008/08/16
のら犬ウィリー
のら犬ウィリー 作・絵: マーク・シーモント
訳: みはら いずみ

出版社: あすなろ書房
マーク・シーモントの2001年の作品ですが、誕生が1915年とありますから、86歳の時ということなのでしょうか?

マーク・シーモントと言えば、今のベストセラーの「はなをくんくん」が1949年の作品で、コルデコット賞オナーを受賞。
さらに、1957年に「木はいいなあ」の絵でコルデコット賞を受賞しています。
(因みに「木はいいなあ」の作は「きみなんかだいきらい」のジャニス・メイ・ユードリー)

そんな著名な作品から50年も経た今も、こんなに素晴らしい作品を手掛けるなんて感嘆に値します。

お話しは、1983年に友人のサッサ・レイコさんから聞いた実話だそうで、家族でピクニックにいくところから始まります。
その公園?でバーベキューをしている時に出会うのが、のら犬ウィリーです。
楽しく遊ぶのですが、連れてかえる訳にはいきません。
でも、家族全員がウィリーと別れてから何も手につかない状態になってしまい、また同じ公園?に1週間後に訪れます。
その間の、家族の心情の描き方が絶品です。
そして、またウィリーと出会えるのですが、そこにはハプニングがあって素晴らしい展開が繰り広げられるのです。

この家族は、ウィリーと出会うして出会ったのでしょうね。
8歳になったばかりの長男も、久しぶりに楽しい絵本だったと言っていましたが、読み手、聞き手を選ばない作品で是非オススメしたいと思います。
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なかなかよいと思う 絵が楽しい  投稿日:2008/08/14
だじゃれしょくぶつえん
だじゃれしょくぶつえん 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
第1弾「だじゃれどうぶつえん」
第2弾「だじゃれすいぞくかん」
第3弾「だじゃれしょくぶつえん」
第4弾「だじゃれれすとらん」
第5弾「だじゃれオリンピック」
のだじゃれシリーズの一冊。

だじゃれが面白い。
私にとっては、「ママはいいけど パパイヤ」が身につまされそうで、一番のヒットでしたね。

今回の作品は、小学校2年の次男でも直ぐにわかるものが多かったものの、オススメの対象年齢は難しいところです。
高畠純さんの絵が、とても上手くそのシーンを表現していて、渾身の力を込めた力作が並んでいます。
おそらく大人にこそ受ける絵本かも知れません。
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自信を持っておすすめしたい 春の植物の絵が秀逸  投稿日:2008/08/14
14ひきのあさごはん
14ひきのあさごはん 作: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?

今回のお話は、ピクニック。
行先は春の野原。
家族団欒、自然の雄大さなどがいつもテーマになって描かれていますが、今回は特に14匹よりも自然に重きを置いた描写になっています。
14匹を描く視線が遠くにあるのです。

その分、自然界の営みが克明に描かれています。
植物の説明が最初と最後にあるので良く分かりますが、さながら図鑑のような趣も醸し出している程です。
一番好きな構図は、最後のタンポポ。
主人公は、自分と主張しているのですが、見事な構図だと思います。

いつもと少し変わった14匹の描かれ方だと思いますが、自然を感じることが出来る絵本です。
ピクニックに行きたくなるようなそんな一冊です。
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なかなかよいと思う キャラが魅力的  投稿日:2008/08/13
タンタンのぼうし
タンタンのぼうし 作・絵: いわむら かずお
出版社: 偕成社
我家で大人気の「14匹シリーズ」「7つ子シリーズ」のいわむら かずおさんの絵本で、1978年の作品です。
今まで知っていたいわむら かずおさんの作風とは違う作品で、しかもタンタンシリーズとして5冊も発刊されていたので一寸とした驚きでした。

タンタンはおさる。
タンタンの愉快なぼうしのお話です。

このぼうしは、タンタンが投げると何かを捕まえて戻ってくるのです。
子供の夢を大きく広げてくれるので、タンタンのキャラにハマる子供は多いのではないでしょうか。
いわむらさんの力量を再認識させられた一冊です。
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自信を持っておすすめしたい プレゼントに最適  投稿日:2008/08/13
クリスマスプレゼント 1 はな
クリスマスプレゼント 1 はな 作: あいはら ひろゆき
絵: あだち なみ

出版社: 教育画劇
奇麗な装丁の絵本だったので読んでみました。
何と文はあいはら ひろゆきさん、絵はあだち なみさんと「くまのがっこう」シリーズと同じです。
このコンビとクリスマス関連の絵本ですから、読む前から期待してしまいました。

「くまのがっこう」とテイストは異なりますが、やはりこのコンビの作品は素晴らしいの一言です。
設定は、女のことおかあさんの二人家族。
クリスマスに、女のこは仕事をしているおかあさんを待っています。
そこにサンタが現れるのですが、その時の会話が琴線に触れました。

「クリスマスプレゼントは なにが ほしいんだい?」
サンタさんが聞くと
「わたし なにも いらないわ。
おかあさんと いっしょに いられたら それでいいの」
と おんなのこは こたえました。

そんなやりとりを描いていて、最高に素敵な物語です。
この絵本は、もう一冊あって2巻セットになっています。
読んでも良いし、プレゼントにも最適だと思います。
大人でも十分に感動できる作品です。
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なかなかよいと思う 兄弟姉妹の末っ子に  投稿日:2008/08/13
ぶかぶかティッチ
ぶかぶかティッチ 作: パット・ハッチンス
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
ティッチの続編にあたります。
1983年の作品ですから、ティッチから10年近い歳月が流れているのですが、実際のティッチは、少し大きくなったかなという位の印象でした。
残念なことに、この作品は絶版となっていました。

ティッチは小さな男の子で、姉のメアリと兄のピートがいる三人兄弟の末っ子です。
今回のお話は、お下がりを次々に貰うのですが、ちょっと大きいという繰り返しが続くというもの。
貰うばかりのティッチは、何所か寂しげです。

そんなティッチに弟が出来た時の行動が、やっぱり笑えますよね。
兄弟姉妹の素敵な関係を描いていて、最後のティッチの誇らしげな表情がたまりません。
このシリーズは、いつも物を大切にするこだわりが根底にあるので、その点からもオススメできると思います。
何処にでもいるような設定の兄弟なのですが、こういうことは万国共通なのですね。

兄弟姉妹の末っ子に読んであげると良いかも知れません。
文章も平易なので2歳ぐらいから楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 隠れた名作  投稿日:2008/08/13
ビュンビュンきしゃをぬく
ビュンビュンきしゃをぬく 作: アーナ・ボンタン ジャック・コンロイ
絵: バージニア・リー・バートン
訳: ふしみ みさを

出版社: 岩波書店
「ちいさなおうち」「いたずらきかんしゃ ちゅう ちゅう」「せいめいのれきし」で知られるバージニア・リー・バートンの作品。
何と1942年の作品なのですが、日本で訳されたのは2004年と60年を超えて出版されていたのです。
道理で知らないはずです。

文は、黒人や労働者の人権運動に努めたアーナ・ボンタンとジャック・コンロイによるもので、それにバートンが絵を描いた作品です。
走るのが大好きで、一番好きなのが火夫のゴウゴウというビュンビュンという名の犬が、ひょんなことから汽車と競争する物語です。

あばらが見えるくらい痩せているくせに、疾走するビュンビュンの躍動感溢れる姿を、バートンが見事に描いています。
次から次へと、速い汽車と競争するのですが、その間の駅長とゴウゴウのやり取りも楽しい光景です。

特に駅長の大人げない仕草も、愉快でどこか憎めないところがあって、最後に約束を守るところは、拍手喝采でしょう。

バートンの描く良き古きアメリカも堪能することが出来る絵本です。
あまり知られていないかも知れませんが、隠れた名作だと思いますので他のバートンの作品とともに読んで欲しい一冊です。
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