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な、な、なんてお気の毒!
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投稿日:2010/11/30 |
おしっこをしたくてデパートにやってきたひでくん。
うけつけのおねえさんに、「もっちゃう、もっちゃう。おしっこはどこ?」と尋ねると、大変なことを言われ…やっと聞き出してトイレに行くと工事中。エレベーターに乗って、3がいに行こうとすると屋上まで行っちゃう…慌てて階段を降りてくると、きりんさん、こうもりさん、がいこつさん…たちが、トイレを案内してくれるのですが…
あーあ、よくわかるわかる、だれもが、きっと経験したことのあるこの気持ち、この状況。
お話の展開の面白さやスピード感が、たまらなく伝わってきます。どうなるの?どうなるの?最後まで、その心配は続きます。おまけにだじゃれも出てきたり…大笑いしながら読んでいきそうですが、笑ってる場合ではありませんね。
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悲しい話です・・・
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投稿日:2010/11/30 |
家族親戚みんなで北の国からやってきたじゃーむすくんたち。八百屋のお店に並んでいました。
とうさんのジャックが、売られていきました。
『さよーなら〜』と別れのことばとともに、悲しい話です、とポツリ。
かあさんのじゃじゃりんも売られていきました。悲しい話です。
妹のいもーぬも…
そして、とうとう、じゃーむすも…
かあさんに会いたいよ〜
なんて悲しいお話なんでしょう。
いえいえ、そんなわけはありませんよね。
楽しいうれしい展開が待っています。
そして、やおやさんのおとなりのさかなやさんでは、なんとも大変な事件が…
長谷川さんの描くやおやさん、おや?これはどなた?
お話をききながら、読んでいきながら、周りの様子も楽しめます。巻末には、楽しい歌も載せされている、とっても内容盛りだくさんの一冊です。
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『ちくわ』の役割
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投稿日:2010/11/28 |
江戸の町はすっかり秋模様。
山はどこもかしこもあでやかなもみじ色で、おでんのおいいし季節になりました。
と、その時、子どもの名前を叫びながら、女の人がかけてきました。どうやら、子どもをさらわれたようです。
気配はするのに、姿は見えない…これは、妖怪の仕業!そんな時は、『ちくわ』が正義のアイテムになって大活躍…
ユニークな設定の『おでんさむらい』シリーズ第三弾。
またまた、子分のかぶへいと大活躍です。
面白いことば遣いも、子どもたちの耳には、少し新鮮に響くかもしれません。
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ういろうって、薬?
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投稿日:2010/11/28 |
名古屋名物のお菓子『ういろう』かと思ったら、飲むと口が回りだしてとまらなくなる丸薬『ういろう』のお話でした。
『ういろう』を売るために、早口言葉をどんどん言っていく、外郎売の口上が、長野ヒデ子さんの絵とともに、書かれています。
改めて、声に出してみると、なかなか難しく、また、早口言葉には、音の楽しさも含まれているので、はやく言えるように挑戦しながら、もうひとつの楽しさも味わうことができます。
また『外郎売』は歌舞伎十八番のひとつでもあるそうです。
かなり長い口上なので、ただ読み上げるだけでは理解できない内容も、絵を見ながら読むことで、その意味もわかりやすく伝わってきます。
一冊の絵本で、お話を楽しみながら、日本独特の文化にも触れることのできる、なかなかの傑作だと思います。
巻末にはわかりやすい解説も添えられています。
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ぐるぐるまわっている
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投稿日:2010/11/18 |
雨が降り、川へ、そして川から海へと流れこむ。そして、雲になってまた雨になる。
雨はどうして降るのか、めぐるめぐる水の循環で、わかりやすく教えてくれます。その様子が、田島征三さん独特の、インパクトのある絵で描かれています。お話を書いたのは、韓国の人というのも、あたらしい発見でした。
『じょあじょあ』とは、雨が勢いよく降る様子を表す韓国のことばだそうです。
その流れの様子を、血の流れと合わせて、ぐるぐる回っている共通点に結び付けているという視点も、なかなか面白いと思いました。
あらためて、人間も、自然の一部という気がしてなりません。
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おばけが七福?
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投稿日:2010/11/18 |
ある町のおんぼろアパートに、7人のみなしごおばけ『みなしごおばけだん』が住んでいました。ところが、突然、住んでいたアパートが取り壊されることになり、引っ越しをすることになりました。
いったんもめんに、のっぺらぼう、ろくろっくび…とだれもが知っているおばけたち七人、でも、その容姿には怖さがなく、少々現代風。
引っ越した先は、山のてっぺんにある「山小屋ゴエモン」。おばけたちは、怖がらせて住人を追い出そうとするのですが、中をのぞいてみると…
こわ〜い話かと思ったのですが、お話が進むにつれ、どんどん面白い展開になっていきます。お化けたちが、それぞれ自分の力を発揮して、助け合って、なんだかワクワク…よく知っているお化けたちだからこそ、また身近に感じられ、『七福おばけ団』という名前になったわけもだんだんわかってくるという、なんだか温かいお化け話です。
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わかっていると、安心。
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投稿日:2010/11/18 |
田島征三さんと、韓国の作家とのコンビで生まれた一冊です。
転んで、膝をすりむいて、血が流れる。その様子が、とってもわかりやすく描かれています。
子どもの頃、よく転んで血を流し、そのあとの傷口の変化の様子、まさしく、そのとおり!でした。幼い子どもたちにとっては、痛みよりも血が流れることに驚き、思わず涙という場面によく出会います。
血の流れは、雨が川となって流れる様子と同じだということが強調されています。あわせて心臓の働きや、血の役目など、とってもためになります。わかっていると安心する、必要な知識をわかりやすく教えてくれます。
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夢があります。
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投稿日:2010/11/16 |
大きな家に、マリーという女の子が住んでいました。
その家のすみっこの小さな家にねずみが住んでいました。
ある日、マリーは、そのねずみに気づきました。そして、ねずみも…
お互いに、お家の人に言われたこともあったので、そのことはないしょにしていました。
女の子も、ねずみも、同じように生活をしている様子が、生き生きと描かれているところが、何よりも魅力的です。並行して描かれていますが、画面いっぱい、細かいところまでの精巧な描写に、もう惚れ惚れしてしまいます。そして、日本では考えられないような広々とした空間、うらやましい限りです。
女の子ならではの気持ちの表現、そしてそれが時間とともに、面白い結末へと繋がっていく、読みながら、もうワクワクしどうしでした。
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確かにね…
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投稿日:2010/11/12 |
どうぶつに
ふくを きせてはいけません。
なぜなら…
やまあらし、らくだ、ヘビ…
洋服を着せて大変な状況になっている場面、そして、そのコメントが、なかなかビシッと決まっています。
細かく描かれた動物たち、限られた色遣いながらも、そのイメージが強調された表現に脱帽です。動物たちの表情も、なかなかユニークです。動物たちの本心が、その表情にあふれているような気がしました。
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手紙を書きたくなりました。
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投稿日:2010/11/12 |
しばわんこが、アシスタント(?)のみけにゃんこといっしょに、『和』の心を伝えてくれます。
着物、歌舞伎、和菓子など、日本独特のものを、わかりやすく、また登場人物の立場をうまく絡めながら、面白おかしく伝えてくれます。
着物の着付け方については、わんこがわかりやすく手順を教えてくれています。
歌舞伎とは…また、そこで使われていることばも、今までは耳にしていながら、改めてその意味を知ることができ、どんどんひきつけられていきました。
『和』の魅力満載の、とても充実した一冊です。
季節を感じ、それを文字にしたためる、日本人ならではの習慣を忘れてはいけませんね。手紙を書きたくなりました。
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