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けいご!

ママ・50代・福岡県、女の子25歳 男の子22歳

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自己紹介
絵本ナビと出会ってから、かなりの年月がたちました。小さかった子どもたちも、高校生や中学生となり、
わが子に読んで聞かせることはなくなってしまいましたが、これまでに読んできた絵本をときどき見せると、
「なつかしい!」と言ってきます。その一言が聞けただけでも、「絵本を読んできてよかったなあ」と思います。
赤ちゃんや小学生の子どもたちのおはなし会に、参加させていただいて、いつも子どもたちの素直な反応にほっこりしています。これからも、どんな社会にあっても変わらない絵本の良さを、私なりに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。
好きなもの
長新太さんの絵本。どいかやさんの絵本。
ひとこと
私のつたないレビューを読んでくださる方、恐縮しております。ありがとうございます。励みにして、できるだけ気持ちが伝わるレビューを書いていきたいと思います。

けいご!さんの声

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なかなかよいと思う 何が生まれてくるのかな?  投稿日:2007/11/15
わたしペットをかいたいの
わたしペットをかいたいの 作・絵: ローレン・チャイルド
訳: 中川 ひろたか

出版社: PHP研究所
ローレン・チャイルドの描く子どもの表情って、いつも何か不満そうだったり、わざととぼけ顔だったりして楽しい!にくめない!子どもらしくって大好きです。

ペットを飼いたい女の子。家族に提案してみます、「ライオンなんか、どうかなあ?」なんて。ライオン、ひつじ、おおかみなんて、ペットにはありえな〜いものばかりきいてくる女の子も女の子なら、それにいかにも正当そうな意見をつきつけてくる家族も家族だと、このユーモアたっぷりの会話に釘付けになりました。

各ページは、女の子とペットの絵にバックは黒+原色。このコントラストが、女の子と非現実的なペットをうまく浮かびあがらせているようです。作者の意図がうかがえます。

結局、ペットとして飼い始めたのは、何が生まれてくるのかわからないたまご。最後まで、読み手の期待をひきのばす作風がにくいですね。
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なかなかよいと思う ホネホネさん、おめでとう!  投稿日:2007/11/15
あきいろのホネホネさん
あきいろのホネホネさん 作・絵: にしむら あつこ
出版社: 福音館書店
ページの多くは、白と黒ですが、お話は、秋色に染まっています。

ホネホネさんを見ていると、郵便配達のお仕事って本当にすてきだなって思えます。郵便物を届けて、みんなを笑顔にすることができるから。

そんなホネホネさん自身にも幸せが訪れます。ホネホネさんとホネコさんが結婚するんです。みんなから慕われているホネホネさんだから、みんなが集まって盛大な結婚パーティーが開かれます。秋ならではの新米・おいも・木の実などが勢ぞろいして、この季節ならではの実りあるパーティーを、ほほえましく思いました。

絶版とは残念!ぜひ、復版してほしいです。
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自信を持っておすすめしたい 相手の身になって考える   投稿日:2007/11/15
あいしているから
あいしているから 作: マージョリー・ニューマン
絵: パトリック・ベンソン
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
だれかを何かを愛するとはどんなことなのかを、この本で教えてもらった感じがします。

モールくんが見つけたひなどりを、ペットにしたいといいます。ひなどりを愛していたからです。でも、ひなどりは、かごにいれられて悲しそう。お父さんもお母さんも、野生の鳥はペットにはできないよっていいますが、私も、そんないい方しか子どもにできないかもしれないなと思いました。

でも、モールくんのおじいさんは、モールくんをたかい丘のてっぺんにつれていって、野生の鳥がいきいきと飛びかう本来の姿を見せてあげます。おじいさんのことばではない説得に感心してしまいました。

相手の自由をうばわないという、愛し方を知ることができる本でした。
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なかなかよいと思う 妖精の世界でお買い物  投稿日:2007/11/13
フェアリーショッピング
フェアリーショッピング 作・絵: サリー・ガードナー
訳: 神戸 万知

出版社: 講談社
表紙のタイトルのレイアウト、細やかなイラストがぴったり合っていて、甘い綿菓子のような感じ。思わず手にとっちゃました。

本をあけるとそこは、妖精のショッピング街。妖精のご用達のお店がいっぱい並んでいます。かぶると運命が変わるぼうしや、ねがいごとのはこづめなど、妖精界には、ふしぎなものがいろいろと売られているんですね。

絵がとってもかわいいので、こんな絵が私にも描けたらなとあこがれてしまいます。

妖精や、魔女などがだいすきだったら、きっとお気に入りになる本だとおもいます。
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自信を持っておすすめしたい かわいすぎるロンパーちゃん  投稿日:2007/11/13
ロンパーちゃんとふうせん
ロンパーちゃんとふうせん 作・絵: 酒井 駒子
出版社: 白泉社
子どもたちがだんだん大きくなっていくと、ロンパーちゃんのようなかわいいしぐさや表情がだんだんなつかしくなってきて、この本は自分の思い出とシンクロするので、大好きな一冊です。

ロンパーちゃんがもらった風船といっしょに遊ぶ姿、かわいらしいのほかにたとえようがありません。ロンパーちゃんにとっては、風船はとっても大切なお友達なんですね。風船が木にひっかかったから、悲しくて悲しくてというロンパーちゃんの気持ちが心にしみて、読んでる私はかわいそうでしかたがなかった。

ロンパーちゃんのお母さんもとてもすてきな人ですね。ロンパーちゃんのために風船を日が暮れるまでとろうとしてくれた。そんなやさしい心をロンパーちゃんは感じながら成長していくなんて、親子の幸せを象徴しています。

このお話、結構、育児をしているお母さんがはまるんだと思います。ぜひ、お読みくださいね。
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なかなかよいと思う おもしろいの一言  投稿日:2007/11/13
ごきげんななめのてんとうむし
ごきげんななめのてんとうむし 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
「はらぺこあおむし」をおもいおこさせる、いろいろなアイデアでいっぱいの本です。

小さなてんとうむしがけんかをふっかける相手は、どんどん大きくなっていきます。それとともに、読む文字も大きくなって、紙面も大きくなって、相手がくじらになると、大迫力のページが何ページにもわたります。大胆な構成におどろきをかくせません。

てんとうむしは、とってもいばりんぼうだけど、どんな相手にも負けを認めない気の強さは、ちっともにくめませんね。

最後に出合う同じてんとうむしの思いやりに、心がほっとしました。
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自信を持っておすすめしたい ふしぎな世界  投稿日:2007/11/12
おばけのおつかい
おばけのおつかい 作・絵: 西平 あかね
出版社: 福音館書店
本を読みながら、おばけさんたちが平和にくらしているのを知って、安心しました。私たちが知っているおばけたちは、みんなおどろおどろしていて、ぶきみだし、なんだかさみしい生活を送っているような気がしてましたから。

おばけ家族の生活がこの本ではしっかり紹介されていて、ちゃんと、おばけさんたちのコミュニティーができあがっているようすが見られます。活動的なのは、やっぱり夜中のようですね。

おばけさんたちの好きな食べものはくものすですって。くものすはいろんな料理にへんしんします。巻末にのっているおばけさんの料理レシピもみのがせません。
おばけさんに親しみのもてる一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい はたして本当に強い国は?  投稿日:2007/11/12
せかいで いちばん つよい国
せかいで いちばん つよい国 作: デビッド・マッキー
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 光村教育図書
考えさせられる一冊です。

強い軍隊を持つ国が決して強いとは限らない。本当に強い国とは、みんなが平和にくらせる土地と文化と民族を持っている国で、兵士や兵器は必要ないんだと、この本はわかりやすく伝えています。

また、軍隊を持たない小さな国の人々のやさしさに触れた兵士たちが、戦いをやめて、その国の人々との交流を楽しんでいく姿をみて、戦争は必要ない、みんなが必要としているのは、国境を越えて友情を深めることなんだと、感じました。

小さな子どもでも、戦争の無意味さが自然に理解できる本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい おいしそうなトマト  投稿日:2007/11/12
ねぼすけスーザとあかいトマト
ねぼすけスーザとあかいトマト 作・絵: 広野 多珂子
出版社: 福音館書店
すてきな農園の風景、そして町並み、市場のようす、すべてが美しくて、その場にいるかのような錯覚におちいるほど。広野さんの絵はすばらしいです。

絵とともにお話の内容もあたたかい。おばさんが丹念に育てて収穫した赤いトマトをスーザが売りにいきます。
市場に並べられたトマトのおいしそうなこと! でも、場所が悪くて最初はなかなか売れません。そこで、スーザが考えたこととは…。スーザの明るい性格が甲を評して、喜ばしい結果がおとずれます。

トマトを人々に売り、みんなの喜ぶ笑顔を見ていると、農業をしている人の醍醐味ってこれかな?なんて、思いました。
スーザも、おばさんのような立派な農民になれそうですね。
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ふつうだと思う しりとりしながら読もう  投稿日:2007/11/12
しりとりのだいすきなおうさま
しりとりのだいすきなおうさま 作: 中村 翔子
絵: はた こうしろう

出版社: 鈴木出版
しりとりがだいすきな…とあるので、もっともっとしりとりが続く展開を期待しすぎたのでしょうか。おうさまの前に現れたお料理のしりとりは、やや満足感が足りなかったというか。

アスパラ→□□□□→プリンだったら、□の中に、ラーメンはいきなりすぎるかな。ライス→スープ→プリンという展開だったら、小学生でもすぐできるので、作者は答えを読者に求めたのかもしれませんね。

小さい子には、このくらいのしりとり遊びがちょうどいいかもしれません。絵を見ながらものの名前を覚えることもできるし、おうさまといっしょに次の料理はなにがくるのかなってわくわくできるかもしれません。

しりとりの言葉遊びよりも、話の展開のおもしろさを重視するなら、この本をおすすめします。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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