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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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けいご!

ママ・50代・福岡県、女の子25歳 男の子22歳

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自己紹介
絵本ナビと出会ってから、かなりの年月がたちました。小さかった子どもたちも、高校生や中学生となり、
わが子に読んで聞かせることはなくなってしまいましたが、これまでに読んできた絵本をときどき見せると、
「なつかしい!」と言ってきます。その一言が聞けただけでも、「絵本を読んできてよかったなあ」と思います。
赤ちゃんや小学生の子どもたちのおはなし会に、参加させていただいて、いつも子どもたちの素直な反応にほっこりしています。これからも、どんな社会にあっても変わらない絵本の良さを、私なりに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。
好きなもの
長新太さんの絵本。どいかやさんの絵本。
ひとこと
私のつたないレビューを読んでくださる方、恐縮しております。ありがとうございます。励みにして、できるだけ気持ちが伝わるレビューを書いていきたいと思います。

けいご!さんの声

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自信を持っておすすめしたい 詩の力ってすてきですごい  投稿日:2009/12/24
のぼりくだりの・・・
のぼりくだりの・・・ 作: まど・みちお
絵: 保手 濱拓

出版社: 理論社
まどみちおさん。100歳にして、まだまだ現役!すばらしいですね。
詩を読めば読むほど、心がまっすぐになったり、ぐにゃって曲げられたり、ぴ〜んとのびたり。こんなに心を自由自在に動かしてくれる詩の力っていったいぜったいどれくらいの強さ?って考えてもきりがありません。その力はまどさんだからこそ、動かせるものなんでしょうね。
説得力のあるものから、うふふとほほえんでしまうものまで、まどさんの魅力がたっぷりです。100歳だから、人生の大先生だけど、「これが一番いいんだ!」とか、「こうしなさい!」みたいな押しつけがない。だから、いつでもちょっと開いて、読んでみたい!そんな詩がいっぱいです。
心に疲れを感じる方、親でも子でもオッケーです。おすすめです。
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自信を持っておすすめしたい 考えさせられます  投稿日:2009/12/24
逃げの一手
逃げの一手 作: まど・みちお さかた ひろお
出版社: 小学館
詩という短い文のなかに、たくさんのメッセージがこめられていて、声にして読むと、それが心にからだにぐさぐさとささって。痛かったり刺激が心地よかったり。まどさんの詩の世界に入り込むと、人生とは?みたいなことを考えるのは大それたことではなく、ごく日常のなかで自然に考えていることなんだなあって思います。
まどさんのお歳になって、わかること・感じることが詩を通して読み取れたり、自分が気付いていないことを教えてくれたり。まどさんの詩は私にとって先生だなと。
100歳にして、社会のことを批評しておられたり、冷静な目でみつめておられることにも、おどろきました。天才だなあ。
声に出して子どもに聞かせるのもよし、ひらがなカタカナがまじっている詩などは、活字をちゃんと目にして声に出して読むのもよし。心の栄養をまどさんの詩からいっぱいいただきたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 何をするのかなって思いながら  投稿日:2009/12/22
どうぶつたちのおかいもの
どうぶつたちのおかいもの 作: 渡辺 茂男
絵: 太田 大八

出版社: 福音館書店
動物たちが、人間と同じように買い物をしているようすが、おもしろくって、絵に釘付けになりました。ぞうやライオン、しまうまやチータがみんな二足歩行してる!人間と仲良く買い物してる姿がたまらなくかわいいです。
でも、読んでいても、いったいどうしてこれを買っているのか、っていうのがわからない。疑問を持ちつつ読んでいくと、最後にあっと驚かされ、なるほど!と思います。
買っていくものが、ときにレトロなんです。1976年発行なのですが、トランジスターラジオが登場。かちゃかちゃ回すチャンネルがついたテレビもみえます!自分の子どものときに見かけたものがあって、とってもなつかしいんです。こういった一昔前の風景が描かれた絵本を子どもに読んであげられるのは、幸せですね。
味のある絵に、心やさしい動物たちがいっぱいでてくるお話、お気に入りの絵本になりました。
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自信を持っておすすめしたい 読んでる最中に笑いが!  投稿日:2009/12/22
ねむいねむいねずみのクリスマス
ねむいねむいねずみのクリスマス 作・絵: 佐々木 マキ
出版社: PHP研究所
ねむいねむいねずみ、私の大好きなキャラクターの一つです。
今回は、ねむいなかに、ねむけが吹っ飛ぶような事件が起きて、こちらまではらはらどきどき!楽しませてもらえます。
ねむいねむいねずみが、自分と重なるときがあるんですよね。ぼけ〜っとしてるところが似てる。それが、親しみをよぶのでしょうか。ねずみが遭遇する事件が、自分に起こっていることのようで、目を覚まさなきゃ!って思ってしまいます。
お話が、トムとジェリーをもっとおもしろくした感じ。ねずみのやることがおかしくて、読んでる途中にふきだしそうでした。ねむたくても、ユーモアセンスはなくさないところが、このねずみのいいところだなあと感心しました。
お話が完結せず、まだ続くのかなあという余韻を残すところが、このお話のよいところです。
クリスマスを楽しく過ごすための一冊として欠かせません。
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自信を持っておすすめしたい 傑作です。  投稿日:2009/12/21
くまの アーネストおじさん セレスティーヌのクリスマス
くまの アーネストおじさん セレスティーヌのクリスマス 作・絵: ガブリエル・バンサン
訳: もり ひさし

出版社: BL出版
すべてが手作りクリスマス。いいですね。
お金をかけなくても心をちゃんとこめれば、こんなにもすばらしいクリスマスパーティーができるんですね。
この本を読んで、ほんとの幸せってこうゆうところにあるんだなあと考えさせられました。
ことばが最小限でかたられ、絵のなかにいっぱいのメッセージが込められているような、そんな絵本です。
心はものによってではなく、心と心の通いあいで満たされるものなんですね。それを、この絵本は教えてくれます。
セレスティーヌの強い気持ちが、アーネストおじさんの心を動かし、みんなの心をあたたかくして。。。クリスマスがもたらした大きな幸せを、読者として分かち合えたことが、私にとってのクリスマスプレゼントになりました。
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自信を持っておすすめしたい この本、ほしい!  投稿日:2009/12/21
ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ
ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ 作・絵: いりやま さとし
出版社: Gakken
ぴよちゃんのお話は、子どもがもっと小さいときに読んであげたかったなあと思っていたのですが、この絵本は「ずかん」とあったので、借り手きました。
表紙から、絵に日本語と英語の表示が。かわいい絵といっしょに、英語で発音。楽しく英語が覚えられそうです。ちゃんとカタカナで発音がかいてあるので、小さな子でもそれなりに発音できると思います。
だれでも知ってる簡単な英単語から、こんなの知らないよお!とびっくりするくらいの細かな英単語まで、いっぱいあるので、大人の方にもおすすめです。日本語がそのまま英語になってるもの(どくだみなど)もあって、おどろきでした。
絵はもちろんお話もかわいいんです。お話を読みながら、英語も覚えて。一度に二度おいしい!って感じで、これは買いだなあと思いました。
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自信を持っておすすめしたい にぎやかで楽しそう!  投稿日:2009/12/20
ピヨピヨ メリークリスマス
ピヨピヨ メリークリスマス 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
クリスマスのピヨピヨちゃんたちの、「サンタさんがきてくれるかなあ?」というかわいい心配が、今の子どもたちと重なり、ピヨピヨちゃんたちのお母さんやお父さんの返事である「いいこのところにはちゃんときてくれますよ」には、私達親の口ぐせが重なり、、、共通点が多くて、思わずフフフと心で笑ってしまいました。

ピヨピヨちゃんたちのように、たくさんの兄弟姉妹でクリスマスを迎えるって、とっても楽しそうですね。お買い物もおうちでのパーティーもにぎやかな声が聞こえてきそうで、うらやましくなりました。
それに、プレゼントがナイスアイデアです。みんなで合わせて楽しめるものがプレゼントだなんて、サンタさんもよく考えたなあと感心してしまいました。

それにしても、ピヨピヨちゃんたちの表情。。。一見怒っているように見えるのに、喜んで見えるとも言える。不思議ですよね。でも、この不思議さが、工藤さんの才能とも言えます。これからも楽しい作品、いっぱいつくってほしいです。
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なかなかよいと思う 先生って楽しいだろうなあ。  投稿日:2009/12/19
にわとりのおっぱい
にわとりのおっぱい 作・絵: 山本 省三
出版社: 講談社
本のなかの子どもたちと同じ1年生の息子といっしょに読みました。
息子も真剣な顔で「おっぱいないよね、ある?どっち?」みたいな疑問をもっていて、おかしかったです。
絵を描くという目的から、あらたな疑問が生まれ、それを解明しようとする。。。こうやって、子どもたちは勉強していくんだなあと、子どもの成長過程を垣間みた気分でした。先生って、子どもたちのユニークな発想を、毎日見ることができるんですよね。とってもうらやましい職業だと思いました。たいへんなこともいっぱいあると思うんですけどね。
にわとりにおっぱいがあるのか、ないのか。この本では、あえて結論は描かれていません。終わり方に、最初は親子で「?」だったんですけど、これでよかったんだと思います。実際ににわとりを見に行こう!って気にもなりますし。答えは自分で見つけるってことも教えられたんだと思います。
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なかなかよいと思う たねの送り主はだれだろう?  投稿日:2009/12/18
ひみつのたね
ひみつのたね 作・絵: すぎはら ともこ
出版社: 文化出版局
ほんとにふしぎなたねでした。
たねから生まれた実(もの?)がもたらす数々のふしぎに、読んでる私も息子もおどろいて、おもしろがるばかり。こんなたねがあったら、はちゃめちゃなるだろうなあと思う反面、ちょっとだけ試してみたいなあと思ってみたりと、想像をふくらませました。

ページによるのですが、読むときに一工夫すると、おもしろさが倍増すると思いました。具体的に言うと、
次のページの頭にでてくる「びしっぱりりっ」といった音や、「おおきなおとでめをさますと、」といった文を、前のページで読んでからページをめくる作戦。ページをめくったときに、子どもたちのおどろきがちがうと思います。

ひみつのたねの送り主がだれなのか、また、最後までひみつがかくされたままっていうのも、気になるところですね。この続編があるのかな?できればつくっていただきたいです。
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自信を持っておすすめしたい 最後は希望がもてました  投稿日:2009/12/18
ちいさな1
ちいさな1 作: アン・ランド ポール・ランド
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ほるぷ出版
1という数字にもつイメージは、1番!っていう、輝かしい感じだったんですが、ここで出てくる1は、ひとりぼっちの1なんですね。
1をひとりの人間とおきかえて考えていくと、話の内容は、心痛めるものです。1自身が自分のことを好きになれていないようすで、周りから仲間に入れてもらえない現実に苦しんでいる姿は、かわいそうでなりませんでした。
でも、広い世界を見渡せば、自分がいつもひとりぼっちってことはない!1の気持ちを180度転換させた「あるもの」は、1といっしょに遊ぶことで、どんなものよりも喜びを大きく大きくしてくれました。私はこの1と「あるもの」の組み合わせに、めっちゃ感動しました。ひとりが加わることで、プラス1の幸せになるのではなく、何百倍にも何万倍にも大きな幸せとなるんだなあと。
この本にであうことで、1の立場を考え、そして「あるもの」のような人間になりたいなあと思いました。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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