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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

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けいご!

ママ・50代・福岡県、女の子25歳 男の子22歳

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自己紹介
絵本ナビと出会ってから、かなりの年月がたちました。小さかった子どもたちも、高校生や中学生となり、
わが子に読んで聞かせることはなくなってしまいましたが、これまでに読んできた絵本をときどき見せると、
「なつかしい!」と言ってきます。その一言が聞けただけでも、「絵本を読んできてよかったなあ」と思います。
赤ちゃんや小学生の子どもたちのおはなし会に、参加させていただいて、いつも子どもたちの素直な反応にほっこりしています。これからも、どんな社会にあっても変わらない絵本の良さを、私なりに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。
好きなもの
長新太さんの絵本。どいかやさんの絵本。
ひとこと
私のつたないレビューを読んでくださる方、恐縮しております。ありがとうございます。励みにして、できるだけ気持ちが伝わるレビューを書いていきたいと思います。

けいご!さんの声

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なかなかよいと思う こんなツアー、あったらいいなあ  投稿日:2009/12/18
コバンツアーかぶしきがいしゃ
コバンツアーかぶしきがいしゃ 作・絵: 工藤 ノリコ
出版社: 偕成社
工藤ノリコさんの絵本としては、これが初めての作品なんですね。
そう言われれば、輪郭をえがく線にやや揺れがあったりして、初々しさが見られます。でも、動物たちの楽しそうな表情や、発想のおもしろさは、このころから見られる特徴ですね。
コバンザメのことを知ってか知らずか、こどもたちは読みながらいっしょにツアーを楽しんでるようでした。海の生き物と、陸の生き物が交流しているなんて、すばらしいですよね。できれば、人間たちも仲間に入れてほしいなあって思いました。
それから、最後にペンギンさんたちが登場しますが、ペンギンさんたちがツアーにどのようにかかわっていくのかが気になるところです。続編はなさそうだけど、表4の部分にでもその様子が描かれていれば、最高でしたね。
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なかなかよいと思う ふゆねこさん、よかったね  投稿日:2009/12/18
ふゆねこさん
ふゆねこさん 作・絵: ハワード・ノッツ
訳: 松岡 享子

出版社: 偕成社
モノトーンの絵が、冬の寒さを表現しているのと同時に、登場するものの心のなかの温かさをあらわにしているようでした。
ねこの視点にたった作者の文は、ねこのことがとっても好きなんだなあと思わせる優しさがいっぱいこめられています。読んでいるこちらも、「ねこは、初めての冬・初めての雪を経験して、きっとそう思ってるんだろうなあ」と確信してしまいます。
ねこと子ども達の心が少しずつ近づいていくようすがほほえましかったです。厳寒のなかだったので、野生のねこが家のねこになってよかったなあと思ったり。
ねこは「この家のねこになれてよかったです。」なんて、本のなかでは一言も言っていませんけど、作者の描写とねこや子ども達の表情から、それが汲み取れるのがすばらしいと思いました。
クリスマス前に読めたことも幸運だったと思います。
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なかなかよいと思う 最初は、?って思ったけど  投稿日:2009/12/17
ジュールとセザール
ジュールとセザール 作・絵: エリック・バテュ
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
飼い主が犬で、飼われているのも犬。このシチュエーションがどうもしっくりこなかったんですけど、どうやら、この本の世界は、犬が生活する世界のようですね。犬と犬の関係が少しずつ変化していくようすが、人間と人間の関係にも似ていて、自分もこんなことをしていないかなあと、自問してみながら読んでいました。
心さみしくて、パートナーを選んだのに、自分のエゴが出て、相手を傷つけてしまう。人間にもよくあることだと思います。傷つけるまで、自分の過ちに気付かないところも悲しいですね。でも、それをきっかけにして、新たな愛情や友情が生まれるのかもしれません。
この本で興味深かったのは、犬と犬のサイズが最初はちがってみえるんですけど、お互いの心が通いあったときのサイズは、ほとんどいっしょなんです!犬と犬の友情が生まれた結果だと思うんですけど、読まれた方はどう思われますか?

絵の背景がずっと暗いんですが、そのなかに、犬と犬がいて、スポットライトをあびているように私には見えました。
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自信を持っておすすめしたい 雪の降るまち  投稿日:2009/12/17
しろいゆき あかるいゆき
しろいゆき あかるいゆき 作: アルビン・トレッセルト
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
雪が降ってくるようすが、詩になって心のなかにはいってきます。
大雪を経験したことのない私にも、雪が降る前ぶれや雪が積もったときのこと、そして雪がとけて春がやってくることなどが、疑似体験できた気がしました。
しろいゆき・あかるいゆきという違いが読む前はわからなかったんです。あまり変わりがないんじゃないだろうか。と、思っていたので。でも、読むと、違うものなんですね。雪が降るまちに住む人々それぞれの雪のとらえ方に、興味をそそられました。
ひとりひとり、雪の受け止め方がちがうけれども、だれも雪が降ることに逆らっていないなあと思ったのです。自然の流れを素直に受け止め、それぞれが静かに春を待つ。といった生活が、経験したことのない私には新鮮で、そしてステキだなあと思いました。
雪の白と、おうちの赤や黄色のコントラストが、冬の静かなイメージを作り出しています。心穏やかになりたいときに読みたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 変わらないもの変わっていくもの  投稿日:2009/12/16
マルスさんとマダムマルス
マルスさんとマダムマルス 作・絵: ささめや ゆき
出版社: 原生林
以前、「MOE」の特集で、今江祥智さん・江国香織さん・小野明さんが、21世紀に残したい絵本100冊を選んでおられました。お三方が文句なしに「21世紀で花開く人」だろうとおっしゃっていた、そのお1人がささめやゆきさん(男性)です。
そのなかでも、小野明さんは、この本「マルスさんとマダムマルス」で文句なしと。
それで、かなり以前から気になっていた本をようやく手にしました。
本を開くと、漢字まじりの文章。そして、どこか明るさのなかにも暗さがただよっているような絵。どちらかといえば、学生生活を終え、自立しなければならない大人が読むとより心にしみてくるかなあと思える作品です。大人のための絵本って言える一冊だと思います。

毎日毎日朝が来て昼をすぎ夜が来て。。。と同じ生活。でも、変わっていくものがあり、変わらないままのものがあり。そんななかで、自分を支えてくれるものがある。どこにいても、1人で生きているんじゃないんだなあと、思わせてくれます。

ささめやさんの本は、文以上に絵画の表現が大きいです。絵に作者の気持ちがあふれています。ぜひぜひ体験してみてください。
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自信を持っておすすめしたい 色の鮮やかさに驚き  投稿日:2009/12/16
ぼくはカメレオン
ぼくはカメレオン 作・絵: たしろ ちさと
出版社: ノルドズッド・ジャパン
「クリスマスのおかいもの」で、お気に入りになったたしろさん。ちょっと作品をさかのぼってみてみようと思って借りてきた一冊です。

カメレオンがその場の環境に応じてからだの色を変化させるってことを、子どもはこの本で初めて知ったようです。いろんな色に変えられることをカメレオン自身は気に入らず、はたやほかの動物たちはうらやましがり。人間にも同じようなことがあるなあと思ってしまいました。

カメレオンのアイデアで、動物たちのからだの色が様変わり!この色彩の鮮やかさ、すばらしいです!思わずすごい!って驚いてしまいます。見てみて!って、読んでない方におすすめしたくなるくらいです。

そのあと動物たちの色はどうなったのかは、読んでからのお楽しみですが、この世に生きているものすべてが、生活しやすいように生まれてきてるんだなあってことを結論として思いますね。

たしろさんの絵、すてきです。ぜひ、ごらんください。
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自信を持っておすすめしたい どの家族もいいな  投稿日:2009/12/15
ねずみさんのながいパン
ねずみさんのながいパン 作: 多田 ヒロシ
出版社: こぐま社
小さなねずみさんが、とっても長いパンをもって急いでいるので、ハラハラしたり、どこに行くのかドキドキしたり。そんな気持ちを持ちつつ、通り過ぎるおうちの家族のようすを垣間見て、ほっこりあたたかい心になる。そんな絵本です。
どのおうちの家族も、おいしい食事を囲んでとっても楽しそう!やっぱり食事は、家族みんなで食べなきゃね!って気持ちになります。それに、野菜入りのサンドイッチやスープなど、子どもの苦手なメニューが登場してもおいしそうに食べてるから、読んでる子どもも「食べてみようかな!」って思うかも。
話が前後しましたが、ねずみさんが通りすぎるおうちの形で何の動物のおうちなのかが予測できるので、クイズっぽく子どもと当てっこしながら読むのも楽しいです。

ねずみさんが行く先は、、、思わず、すごい!ってつぶやいちゃうようなにぎわいでした。読んでからのお楽しみです。
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自信を持っておすすめしたい いいお話だ!  投稿日:2009/12/15
どうながのプレッツェル
どうながのプレッツェル 作: マーグレット・レイ
絵: H.A.レイ
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
これは、大人が読むと、恋愛術を学べちゃうかも!って思いました。
プレッツェルの明るさ、好きな犬グレタへのひたむきさも、もちろん好感がもてましたが、私が一番気に入ったのは、グレタのプレッツェルに対する態度です。
すぐにOKを出すのではなく、自分にどんなことをしてくれるのか、プレッツェルの誠意を知ろうとしているところ、いいなあ!見かけではなくて、心を好きになったというグレタに、人間の女子も見習わなきゃなあって思いました。

渡辺しげおさんの訳がこれまた好きです。「プレッツェルがどうながでよかったですね!」って本文中で読み手に話しかけるところなんて、こちらまで余計にうれしくなって、顔がほころびます。

絵もはっきりしているので、クラスの読み聞かせにもいいですね。
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自信を持っておすすめしたい 愛されてるなあ!  投稿日:2009/12/14
モグのクリスマス
モグのクリスマス 作・絵: ジュディス・カー
訳: 三原 泉

出版社: あすなろ書房
モグ、なんて愛らしいんでしょう。
クリスマスの準備をしているみんなの雰囲気がいつもとちがうと、それを察して、そわそわしてみたり。だれも相手にしてくれないので、すねてみたり。すっかり家族の一員でいるところがいいですね。
クリスマスの準備で忙しい家族も、もぐがいないととってもさみしい。お互いがなくてはならない存在になっているところがすてきです。
モグの空想がこれまたかわいくって、笑ってしまいました。最後のオチも見ものです。
人間だけで過ごすクリスマスも、もちろん楽しいものですが、ここにモグのようなペット(家族)がいると、もっと楽しくなるんだなあと、モグのいる家族がとってもうらやましくなりました。
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なかなかよいと思う 躍動感が伝わります  投稿日:2009/12/14
ミルトンのクリスマス
ミルトンのクリスマス 作・絵: ハイデ・アルダラン
訳: おおさわ あきら

出版社: 朔北社
猫にとってのクリスマスっも、日ごろの生活よりもドキドキわくわく感が強いのかなあって、想像しちゃいました。
猫ちゃんの動きってすばやい!それが、静止した絵でなのに伝わってきます。好奇心旺盛なミルトンの動きに「バサッ!ドサッ!」みたいな音が聞こえてきそうです。墨一色で勢いよく描かれた絵が効果を発揮していますね。
お話のなかに人間がひとりも出てこないのがいいですね。その分、猫ちゃんが思う存分好きなことをやっていて、こちらまでいたずら好きな猫になったような気分になります。

猫ちゃんがクリスマスの意味をちゃんと知ってしまうのは、おかしな話。猫ちゃんなりのクリスマスの楽しみ方があっていいんですよね。
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