新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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うまそう

ママ・30代・愛知県、男5歳 男3歳

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うまそうさんの声

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自信を持っておすすめしたい 初めて出会ったおばけ  投稿日:2007/11/20
ねないこ だれだ
ねないこ だれだ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
文章のリズムといい,お化けのかわいさといい,ちぎり絵の完成度といい,この絵本はせなさんワールドを完璧に表していると思います。

確かに,いつまでも寝ようとしない子どもたち・・・「早く寝なさい!」とガミガミ言うよりも,この絵本を1分間で読んであげた方が即効性がありそうですね!お化けに手を引かれて,暗い夜の空に飛んでいくシーンが焼きつくようです。しかも,救いがなくそのまま終わってしまいますし。子ども心に「早く寝なきゃ」と思ってくれそうです。

この絵本では,我が子たちは「ふくろう」や「どろぼう」そして「おばけ」といった,非日常的なものに出会いました。もし彼らの脳の中を覗くことが出来るなら,きっとどろぼうもおばけも,この絵本に登場する姿で認識されていると確信できるほどです。

1歳の頃から読み始め,5歳になった今でも長男は読んでいます。夫(現在33歳)が幼少の頃にも読んでもらったようで,我が家には300円と値段表記された「ねないこだれだ」もあります。ぜひ孫の代にも受け継がれていって欲しいですね。「300円だって!」「600円?安すぎる〜!」なんていう会話を聞いてみたいものです。
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ふつうだと思う 「だいじ」が気になる!  投稿日:2007/11/19
ねことらくん
ねことらくん 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
『ぐりとぐら』級のインパクトを求めるとやや物足りないかもしれませんが,とりかえっこという非現実的な冒険が楽しめます。

我が子たちは,1〜2歳のころ「しっぽ」が何故自分にはないのかをよく聞いていました。身近に見る象さんもうさぎさんもワンちゃんも皆しっぽがあるのに,何故?と思うのでしょうか。この絵本でゆうじがしっぽをつけるシーンを見て,そのことを思い出しました。

ゆうじは自分自身では出せなかった強い力を,ねことらになってからは出せたのでヒーロー気分を味わえたでしょうね。

そして,我が家のお気に入りはくまさんのお家に置かれた『だいじ』と書かれた瓶です。ブドウのような紫色の丸いものが入っているのですが,これなんだろう?と子ども達を言いながら読みました。『だいじ』とひらがなで書かれたところが,こどもの所有欲「ぼくの!」「だいじなの!」という気持ちを如実に表しているようで親近感を覚えました。お二人の作品はいつも温かくてきれいでいいですね。
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なかなかよいと思う ユーモアたっぷり!  投稿日:2007/11/19
おばけいしゃ
おばけいしゃ 作: せな けいこ
出版社: 童心社
せなさんのおばけ,怖くなくていいですね。
出会いは『ねないこだれだ』のかわいいお化けさんでしたが,この絵本のお化けたちは少しリアルになっていて,子ども達は目が釘付けでした。ろくろっくびや猫又なんて,私自身も久々にその名前を聞きました。

それにしても,一つ目小僧の一つしかない目が具合悪かったり,天狗の鼻が折れたり,それぞれのお化けのチャームポイント(?)が故障している様子が笑えました。そりゃあお医者さんに治してもらわないと存続の危機にさらされますからね!

怖がりな我が子たちはちょっと敬遠気味でしたが,私自身にはそのユーモアが楽しめる絵本でした。
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なかなかよいと思う 痛みを知る心  投稿日:2007/11/19
ぐるんぱのようちえん
ぐるんぱのようちえん 作: 西内 ミナミ
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
幼稚園で集団生活を送るようになると,「いじめられる」「嫌われる」「失敗する」という負の経験も知るようになります。
ぐるんぱが汚かったり,臭かったり,すること全部が裏目に出て居場所を失ったりすることの痛みが,読む側に伝わってこその作品だと思います。

その辛くて寂しい気持ちがあるからこそ,後半部分での「幼稚園」の繁盛振りがより明るく楽しく感じられる気がします。誰だって役に立たない&嫌われるよりも,人に喜んでもらえる方がいいですもんね。子どもたちにもその喜びが伝わるといいな,と思います。

親としては,ぐるんぱを通して,その子の不得意とするところよりも得意とするところに目をかけて認めてあげなくてはいけないな,と思わされます。その子自身を伸ばす,生き生きとさせる,ということはこういうことなんだ,とぐるんぱを見ていて痛感しました。
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なかなかよいと思う 夏に読みたい絵本です  投稿日:2007/11/19
14ひきのとんぼいけ
14ひきのとんぼいけ 作: いわむら かずお
出版社: 童心社
身近に見られるトンボ。こどもって大好きですよね。

でも,我が子たちは『赤とんぼ』と『しおからトンボ』くらいしか名前を知らなかったので,この本に登場してくるトンボの種類の多さにビックリ!

残念ながら,この本を読んだときには冬が始まろうとしていてトンボの姿を実際に見ることはできなくなっていたのですが,次の夏が来たら早速一緒にこの絵本で確認したいな,と思いました。図鑑さながらに,特徴をつかんだ絵と名前で勉強になります。

それにしても,ミズカマキリやゲンゴロウなど,こんなに昆虫がたくさん出てくる自然豊かなところで幼少時代を送れるということは,人生の財産になるなぁと思いました。我が子たちにどれだけの感動体験をさせてあげられるのか,と自分の身も引き締まる思いです。
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自信を持っておすすめしたい 想像力を鍛えてくれます  投稿日:2007/11/12
おしいれのぼうけん
おしいれのぼうけん 作: ふるた たるひ たばた せいいち
出版社: 童心社
5歳の息子が保育園で読んでもらったというので,図書館でも借りて家で改めて読みました。名作らしいのですが,私は初めて読みました(恥)。でも,こうして,絵本や児童書をもう一度手に取ることが出来て子育てっていいもんだ,とつくづく思います。

夫は,5歳の長男とこの本を読んでいると知って「こんな本を読むようになったのか」と感心していました。絵が少なくて,その少ない絵もカラフルではないし,長いストーリーですもんね。それに,現実の世界から,想像の世界にワープします。でも,唐突な感じでは全然なくて,ジェットコースターに乗っている時のようにグイグイ引っ張られていく感じです。私も,この絵本をおもしろいと言っていた長男の成長を感じました。

何しろ約80ページと長いので,寝る前の絵本タイムには収まりきらず,4日くらいに分けて読んだのですが,今度時間のあるときにまとめて読んであげたいなぁと思っています。それくらい,大人も子どもも引き付けられるストーリー展開だと思っています。
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なかなかよいと思う 列車の終着駅は?  投稿日:2007/11/12
がたごと がたごと
がたごと がたごと 文: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男

出版社: 童心社
電車好きな息子達に,と思って表紙を見て借りたこの絵本。
文字数はとても少ない変わりに,絵が精密で,しかも驚き!
列車に乗ったはずのお客さんが,次の駅で動物やお化け(!)などになって下りてくるではありませんか。絵をじっくり見て楽しめます。

でも,こども達にはお化けの印象が強烈だったようで,寝る前の絵本としては適切ではなかったかもしれません。我が子たちは怖がりなので・・・。大人はタイムトリップのようでおもしろかったです。かなり想像を裏切られました!
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自信を持っておすすめしたい かわいいごついわにわに!  投稿日:2007/11/12
わにわにのごちそう
わにわにのごちそう 文: 小風 さち
絵: 山口 マオ

出版社: 福音館書店
我が子たち,そして私も,わにわに大好きです。
5歳の長男も2歳の次男も,わにわにを読んだ後は決まって家の中をずりずりとしています。決り文句の「よし よし よし」をつぶやきながら!

ごつくて一見無表情でちょっと怖いルックスのわにわにだけど,やることなすことおもしろくて子どもたちのハートを引き付けています。初めて読んだのは「わにわにのおおけが」だったのですが,それ以来わにわにシリーズは欠かさず読んでいます。この『ごちそう』も大きなお肉を豪快にかぶりつくシーン,お皿やお野菜や椅子をひっくり返しながら進んでいくシーンがおもしろいらしく,「牛乳こぼれてるよ!!」などとわにわにに注意しながら何度も読んでいます。期待を裏切らないわにわに,絵本の時間をいつも楽しくしてくれています。
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自信を持っておすすめしたい ぜひお膝の上で!  投稿日:2007/11/09
えんそくバス
えんそくバス 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
ストーリーはとってもシンプルで愉快な内容です。

この絵本は叔母からこどもの2歳の誕生日プレゼントに頂いたのですが,ものすごくヒットでした!叔母も,本屋さんで,どの絵本がいいのか悩んですぐ近くにいた知らない親子さんに「どの本が好き?」と聞いてこの『えんそくバス』に決めたそうです。

なるほど。その見知らぬお子さんがお気に入りな理由がわかりました。お茶目な園長先生,わかりやすい絵,コミカルなストーリー,こどもの心を鷲掴みですね!

そしてそして,膝の上にこどもを乗せて「右にまがりまーす」のところでこどもと絵本を一緒に右に傾け,「左にまがりまーす」のところでは左に傾け,「おっと,がたがたみちです」のところでは膝を上下に揺すってあげるとこどももがたがたして喜んでいます。難点は,兄弟でどちらが膝に乗るかで揉めることでしょうか(苦笑)。

親子のスキンシップも楽しめて,一挙両得の絵本です。楽しい思い出が残せそうですね。
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自信を持っておすすめしたい こどもって宅急便好きですね!  投稿日:2007/11/09
はしれ!たくはいびん
はしれ!たくはいびん 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 偕成社
日ごろよく目にする宅配便の車。我が子はくるま好きな男の子なので,目にするたびに「宅急便!」と言って教えてくれるのですが,他のお子さんでもそういう子って多いそうですね。

この絵本も,間違いなく興味を持つだろうと図書館で借りてきたら,親の私も見入ってしまうほどよく出来た内容でした。りんごの箱がどこにあるかを探し合ったり,ショベルカーの絵が描いてあるダンボールを見て喜んだり。そして何より,一つのお荷物がどのようなプロセスで目的地まで運ばれるかが,わかりやすく描かれています。こどもは,何度もトラックを乗せ変えられて運ばれることを想像していなかったらしく,感心していました。その後からは,郊外で見かける大きな配送センターを見つけると「ここで分けるんだ!」と得意そうに言っています。

くるま好きな子が見て喜ぶのはもちろん,社会勉強にもなって「知る喜び」「学ぶ楽しさ」のようなものを体験できました。私はこういう絵本は好きです。

因みに,飛行機が上空を飛んでいるページの配送センターは,羽田空港の近くに実際にある建物を模写している気がするのは私だけでしょうか。旅行に出かけるときに空港まで車を走らせていて,「これはあの絵本の!?」とこどもと一緒に興奮してしまいました。
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