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結末はひとつじゃない
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投稿日:2007/12/02 |
本の表に「追悼」と帯がかかっているに違和感を感じてなりません。
お話しはインパクト抜群の挿絵と、予想もしなかった笑える結末。
黒田さんは大変な宝物を遺していってくれました。
最初は「このお話し、知ってる知ってる」と読み始めた息子の、途中からのおかしな表情。
気持ちよく期待を裏切られます。
お話しも、どんなことでも、結末はひとつじゃないんだよ、って教えてくれている気がします。
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やっぱり「ぷー!」
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投稿日:2007/12/02 |
やっぱり、何度見ても「ぷー」はかわいい!
こういうのは理屈ではないですね。
子供なんておおはしゃぎです。
でも結末の怖さがなんとも・・・
このギャップが親的にはまたぐっとくるのですが、子供はかなりショックを受けたようで、2度と読んでくれなくなりました・・・。
「ねないこだれだ」とこちらは息子のトラウマ絵本のようで、毎日寝る前に、「おばけいない?ほっぺたふくらんでない?」と聞いてきます。
そういう意味では効果絶大。
いつか笑い話になるように、本は大切に保管しています。
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力いっぱいの挿絵
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投稿日:2007/12/02 |
第一印象、「なんて手のこんだ挿絵!」
・・・いやいや、他にも力いっぱい描かれている絵本はたくさんありますよ。
だけどこの本は本当に、1枚1枚、力をこめてかき上げた絵画が偶然連なってできたような気がするほどに、とても丁寧に描かれています。
最初、トラックでパンを売るだけのお話しと思っていたので、注文を聞いてから作るという点ではおもしろいなと思いました。
でもうさぎちゃんの食パンのくだりは・・・ちょっと物足りなかったのですが、かといって「おかあさんが病気で・・・」的なよくあるオチでなかったのには安心。
絵がひじょうにしっかりしているだけに、余計に物語が物足りなく感じてしまうのかもしれません。
絵はがきや絵画として飾っておきたい雰囲気です。
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悠久の歴史
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投稿日:2007/12/02 |
かなしい結末なのかなと思いつつ読み進めていたのですが、そうでなく、とても暖かい気持ちで読み終えることができました。
キム・シオンさんという方の作品は初めて見たのですが、全体的に落ち着いた暗めの色彩を使われるにも関わらず、温かみがにじみ出るきれいで丁寧な絵ですね。
特にこまいぬの表情の変化が素敵。
最初は村を守るこまいぬというだけあって、硬くて怖い表情。
だけど昔から見守ってきた村人たちを思い出し、暖かくやわらかい表情に。
悠久の歴史を感じさせ、時間がゆっくり流れる、おだやかな気持ちになれる絵本です。
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臨場感の嵐
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投稿日:2007/12/02 |
高いところが苦手な私はとにかく読み進めるのが怖くて怖くて・・・。
実話と知っていたにも関わらず、最初は肝心のツインタワーのところが怖くて飛ばし読みしたくらい。
最後のページにもあるように、この本はツインタワーの追悼の意味を込めて描かれた絵本。
だけどそれだけではなく、自分の信念に、いのちをかけて挑んだ男の話でもあります。
わきあがる歓声、怒号、興奮・・・臨場感に溢れていて、実際にそれを目にしているかのような錯覚を覚える絵本、すばらしい表現力!(だから怖いんだけど)
子供には・・・正直、まねしてほしくないからすすめたくないかも。
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大人のしかけ絵本
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投稿日:2007/12/02 |
正直、内容はよくわかりませんでした!
主人公のエミリーはタイトルのとおり、「なんか変な子だなあ」って印象。
でもそう思った時点で、エミリーの思う壺かも!?
アメリカでは絵本が出る以前にキャラクターとして登場した彼女。グッズもたくさん出ています。
要するに絵本は「後付け」。
だから絵本の方はエミリーの設定集的な要素も兼ねていると思うので、あまり内容は深く考えずに読もうと思いました。
エミリーの言っていることはよくわからないのだけれどでも、絵本の作りのおもしろさ!
マットコートの紙につやを出した印刷を乗せて、角度を変えると表れる隠し絵や隠し文字!
NO FUTUREがKNOW FUTUREになるところが好き。
子供に読んで説明してあげられるほど、親が理解できていません・・・なのでお子様にはおすすめできません。
私は大人のしかけ絵本だと思って読んでいます。
宇多田ヒカルさんの翻訳で話題が先行してしまったのがこの本の不幸かも!?
でもそうでなければ日本で発売されていないかもしれないという、微妙な感じもありますが・・・
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努力の妖精さん
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投稿日:2007/12/02 |
おもしろい!
まずこういう文化があること自体知らなかったので勉強になりました。
絵はあんまり、好みとは言えないのですが・・・。
でもなんだか、一生懸命がんばっている妖精さんの努力がいじらしくて、そんなの忘れてしまいます!
妖精なんだし、空とか飛べるんだし、全部魔法でちょいちょいってできそうなのに、なんでそんなものすごい地味な作業を必死でやっているの!?
そんなギャップにもうクラクラです。
きっと手入れのゆきとどいた部屋も、秘密の地下工場や炭鉱(!?)も、妖精さんはすべて自らの手で作り上げたに違いないです。(多分)
そんな努力を積み重ねてできたピアノの音色、ぜひ聞いてみたいです。
努力の妖精さんに★5つ。
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詩的すぎて難しい・・・
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投稿日:2007/12/02 |
とても詩的で、まるで自分が絵本の中にいるような錯覚を覚える挿絵・・・。
でも詩的すぎて、ちょっと私や子供には高尚かも。
こういう本はなんとなく雰囲気で、静かに味わえればそれでよいのかもしれませんが、でも子供に、
「なんで!?この男の子死んでるの!?生き返ったの!?飛んだら死ぬよ!?どこ行ったの!?なんでなんでなんで!?」と質問攻めにあい・・・答えられませんでした。
知りたがり世代には難しい本みたいです。
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どうなったのかな?
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投稿日:2007/12/02 |
かわいい!
かわいすぎ!
こういうのが大好きな息子は大盛り上がり。
チビのくまが登場するページを開くのを、何度も何度もやらされて・・・そのたびにゲラゲラ!
ようやくのことでお話しを先にすすめる許可を得て、最後まで進むと・・・・ぇっ?
どどどどういう意味!?
雰囲気はすてきなのに、親子そろって最後が消化不良・・・。
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小人好きにはたまりません
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投稿日:2007/12/01 |
大筋は単純といえば単純なのですが・・・。
中身は濃厚!
小人ひとりひとり、おうちのひとつひとつ、熱下げ機・・・すべてが細かくきっちりと設定されていて、じっくりゆっくり読める本です。
最初から最後まで、ずっとなまけている小人がいますよ?
探してみてくださいね。
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