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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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PD

ママ・30代・兵庫県、男8歳

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自己紹介
大の絵本好きです。
元々ヨーロッパの絵本が好きで、アンティーク・洋書ともに集めてきましたが、
そこに「子供の好きな本」もミックスされてすこし幅が広がりました。
好きなもの
アンティーク雑貨店でのみの市の絵本を安く見つけるとうれしくなります。
チェコのヨゼフ・パレチェク
フィンランドのアレクサンドル・リンドベリ
オランダのマックス・ベルジュイス
が特に好きですが、絵本ナビではあまり紹介されていないのが残念・・・
ひとこと
子供のためと言いつつ自分のために絵本を買っています。ふふ

PDさんの声

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なかなかよいと思う いつかわかってくれる日まで  投稿日:2007/11/12
おへそのあな
おへそのあな 作: 長谷川 義史
出版社: BL出版
書評などから興味を持ってはじめて読みました。
内容は思っていたとおりで、「ありきたりかも」と思いながら読みすすめて・・・最後の1行でホロリと来ました。
ヤラレタ!という感じ、でもすごく幸せな気分になりました。
世の中のお母さんのハートをわしづかみにして離さないような気がします。
逆に子供にはあまりわからないかな?
でもいつか子供たちが大きくなって、この気持ちを知ってくれたらなと思う絵本です。
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ふつうだと思う 悔い改めれば?  投稿日:2007/11/12
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
子供の頃から知っている本ですが、いまだになんだか納得がいきません。
強盗たちがのちに悔い改めてみなしごたちをひきとって・・・というお話しですが、結局強盗して奪ったお金を使っているんじゃないか!という印象が残るんです。
罪を起こしても悔い改めれば救われるというキリスト教的な発想から来ていると思われますが、罪の償い方の方向が違う気がします。
前向きにとらえれば良いお話ですが、どうなんでしょう。
シニカルな作品を多く作っている作者なので、書いてある内容をそのまま受け止めていいのかなーと勘ぐってしまいます。
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なかなかよいと思う 小人のサーカス  投稿日:2007/11/12
ふしぎなさーかす
ふしぎなさーかす 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
「ふしぎなさーかす」という本の中に「ふしぎなさーかす」という本があり、それを開くとふしぎなさーかすが催されるという。見開きにピエロがピエロを持っていてさらにそのピエロがまたピエロを持っていて・・・というイラストがあるのですが、こういった内容を象徴しています。

そのように見ていくとなかなかおもしろいのですが、ちょっとわかりにくい?のでしょうか、私の子供は、「これはふしぎなサーカスじゃなくて小人のサーカスだよ」などと言っておりました。
「ふしぎなえ」を見たあとだと物足りなく感じますね。
タイトルに「ふしぎな」と付かなければ物足りなさも感じなかったのかもしれませんが。

子供には1ページごとに説明が必要かもしれません。
でも文章がないので、お話しを作って読んであげるのには良さそうですね。
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なかなかよいと思う すてきな王様  投稿日:2007/11/11
そのままのきみがすき ヤングアダルト版
そのままのきみがすき ヤングアダルト版 作: マックス・ルケード
絵: セルジオ・マルティネス
訳: 松波史子

出版社: いのちのことば社
読んでいる途中で結末が見えてきますが、でもそのありきたりな結末にホッとします。

このお話しは自分を飾らず、一番自分にすなおでありのままの美しい心を持った少女が、王様の養女として迎えられるという物語。

だけど私はそこよりも感動したのは、王様が他の兄弟を見限ったのではなく、また日を改めて話しに行くと言ってくれたこと!
他の兄弟たちも純粋に王様の事を思って一生懸命だったのかもしれませんから。

少女も思いやりのある美しい心の持ち主だけれど、王様の寛大さもぜひ読んで実感してみてください。
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自信を持っておすすめしたい 幸せな気持ち  投稿日:2007/11/11
もぐらくんとパラソル
もぐらくんとパラソル 作: ハナ・ドスコチロヴァー
絵: ズデネック・ミレル
訳: 木村 有子

出版社: 偕成社
もぐらくん(クルテク)の日常のありふれた風景だけれど、ひとつひとつの動作が驚きと喜びに満ち溢れていて、ついつい次のページをめくるペースが早くなってしまいます!

挿絵のミレルはクルテクについてインタビューで、クルテクはいつも機嫌が良く、不機嫌なときがないんだ、と語っておられました。
それはきっとクルテクが常に日常生活の中に驚きと喜びを見出しているからではないでしょうか!
壊れている傘でも大事に修理して、それで周りのみんなを幸せにしてあげるクルテク。
物を大切にする気持ちと、人に親切にする優しさには通じるものがあると感じてなりません。

絵本なのにアニメーションのようなテンポでお話しが進むので読みやすく、だから特に子供にとって親しみやすいと思います。
私も息子とケラケラと笑いながら何度も読みました。
幸せになれる絵本です。
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なかなかよいと思う 私が私であること  投稿日:2007/11/11
なけない ちっちゃい かえる
なけない ちっちゃい かえる 作: エクトル・シエラ
絵: やまうちかずあき

出版社: 鈴木出版
作者の体験談から来たお話だそうですね。
でも誰にでもあてはまるお話しで、親近感がわきます。
特に子供にとっては、個性とは必ずしも良いものではありません。
でも成長する過程で個性が認められたら。これほど嬉しいものはなく、そしてもっと個性を伸ばそうとするでしょう。

人も社会も、このお話しのようにあればよいなと思いました。
やまうちかずあきさんの鮮やかな絵が、このお話しをより親しみやすく魅力的に彩っています。
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自信を持っておすすめしたい 信念の人  投稿日:2007/11/11
まぬけのイワン
まぬけのイワン 作: マクシム・ゴーリキー
絵: ズデネック・ミレル
訳: きむら ゆうこ

出版社: プチグラパブリッシング
ミレルの「まぬけのイワン」は本国では2社から出版されており、こちらはALBATROS版の翻訳本です。もうひとつのSNDK版は内容そのものはほぼ同じですが、サイズやレイアウトが異なります。

さてお話しですが、今風で言うと「天然」なイワンは、不器用で失敗も色々するけれど、その親しみやすさで周りの人たちから愛されていくという内容です。
イワンはとても純粋で優しいんですね。
だから応援したくなってしまう。
計算も何もないイワンのありのままの生き方は、まねをしようとしてもできない、信念のようなものも感じます。

そのうえミレルの挿絵のかわいさ!
クルテクシリーズのような輪郭線を取らない描き方はより絵本らしく、やさしく、イワンの雰囲気そのもの。
それもただ可愛いだけでなく、ド派手なオンドリや4つもツノがあるカタツムリ、ヒョウ柄模様のロバ・・・
普通だったら、そんなのありえない!と思うようなミレルのオリジナルの動物たちが、自然に物語に溶け込んでいます。

繰り返し読むうちに味が出てくる、そんな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 地球の鼓動  投稿日:2007/11/11
アフリカの音
アフリカの音 作・絵: 沢田 としき
出版社: 講談社
絵本だから音は聞こえないはずなのに、心に直接、たいこの音、祭りの音、地球の鼓動が聞こえてくるような絵本です。

自然に感謝し、自然と協力しあいながら暮らしている人々の生活には、人間本来の姿を感じます。
そしてそれは、何も珍しい事ではなく、生きるということはこういうことなんだと教えられているような気がしてなりません。

私たち日本人の暮らしはこの絵本の中の人々とはかけ離れているけれど、自然に生かされているということを忘れてはいけないと、この絵本は語りかけてくれます。
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ふつうだと思う もう一言の物足りなさ  投稿日:2007/11/10
葉っぱのフレディ−いのちの旅−
葉っぱのフレディ−いのちの旅− 作: レオ・バスカーリア
絵: 島田 光雄
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
生物の生き死に、いのちのつながり、といったものを、「はっぱ」であるフレディを中心に描いた本・・・という、ごく当たり前の印象しか私は持てませんでした。

それほど「普通」のことが書いてあるように思えるのです。
太古の昔から、もっと言えば地球が生まれる以前から、大小や長短の違いはあれどありとあらゆる生命が繰り返し行ってきたことを、ただたんたんと小さく小さくおさめて書いているようにしか見えないのです。

それでも人間は、生命に意味を求めます。だからいのちを描いた本が多いのですが、私はこの本には、もう少し何かもう一言、もう1ページ、足りない気がして仕方ないのです。
生命を描く物語に正解はありません。
ならばなおさら、作者にもう一言語ってほしかったように思うのです。
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自信を持っておすすめしたい 裏切られる喜び  投稿日:2007/11/10
ふしぎなえ
ふしぎなえ 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
大好きで大好きで、何度も何度も見ていた絵本です。
ただ不思議なだけじゃないんですね、安野さんの絵の美しさも、何度も見返してしまう魅力なんですね。

成長するにつれ当たり前になっている事を、子供は生まれてから少しずつ学んでいきます。
マナーとか勉強とかではなくてもっと根本的な、例えば物は上から下に落ちる、とかそういうことですね。

そして子供がそうしてようやく手に入れた「常識」が、この本では試されるんですね。でもそれがイヤじゃない、むしろ不思議でとにかくおもしろい!

同じうさぎやねこを見ても、かわいいと思う子とそうでない子がいてそれが感性ですけれど、でもこのふしぎなえに対峙する子供の思いには共通点が多いことでしょう。
この絵を前にすると感性よりも理性が働くからですね。
だからみんなが楽しめます。
みんながおもしろがります。
そしてこれは希望ですが、みんながこの本で想像の翼を広げてくれるといいなと思います。
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