新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

わさんぼん

その他の方・60代・東京都

  • Line

わさんぼんさんの声

96件中 51 〜 60件目最初のページ 前の10件 4 5 6 7 8 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい いつか また、光がくる  投稿日:2021/06/03
こもれび
こもれび 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
詩人でもある林木林さんの文章にやわらかな草花たちや、光、空を描いている岡田千晶さんの作品です。
最後の方の頁の草花たちの言葉が素敵です。
つゆくさは「朝つゆほどの、こもれびでも、大きなきぼうの光になるんだわ」
すみれは「いつかまた光がくる。そのときのために、葉をひろげておきましょう。どんな小さな光にもちゃんとふれられるように」やがてすみれのしずくのようなつぼみが、ほんの少しひらきました。
それぞれの小さないのちが、ほのぐらい木陰のそこかしこに輝く光を見つめながら、それぞれの思いを抱いて生きている。

何気なく過ごしてしまいがちな日々も愛おしく、大切に過ごしたいと感じました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい やさしい光  投稿日:2021/06/03
ひだまり
ひだまり 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
1人ぼっちだったトラビス。ひだまりも魚もひとり占め。
仲間と分かち合う幸せを知っているミケーレとの出会い。
ミケーレの優しい言葉にトラビスの心が動いていく。
ありがとう、なんて言葉も初めて言われた。
2匹で一緒に、ひなたぼっこをする心地よさ。
目を閉じて、ひげをくすぐったのが、風か、ねこじゃらしかを感じようとしているトラビスの表情がかわいい。
トラビスとミケーレの幸せな時間は流れていく。
幸せ色だった頁は寂しげな色に変わってしまう。
冬が過ぎ去り、春がまた始まろうとする頃。ミケーレとの温かな思い出で、優しい心を取り戻すトラビス。
もう会えなくても、トラビスはミケーレと一緒なんだね、ひだまりのミケーレと。
優しくそっと背中を押すように、生きていく力に気づかせてくれる絵本でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 大切な絵本になりました  投稿日:2021/06/03
あかり
あかり 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
林木林さんと岡田千晶さんのコンビの『ひだまり』『こもれび』3シリーズの最初の作品です。
生きていくことが始まったばかりの赤ちゃん。それを見守る両親。このろうそくは、我が子の幸せを願っておかあさんが作ったもの。
人間だから、生きていればいろいろあります。でもこの絵本と出会い、温かな光に見守られて大きくなってきたことを改めて気づかせてくれます。
月が庭中を明るくするのと比べ、身の回りしか照らせない自分をちっぽけに思ってしまうろうそく。
赤ちゃんはやがておばあさんになります。おばあさんはろうそくに語りかけます。「こわかった夜も、悲しかった夜も、あなたのあかりにみまもられて、どんなにこころづよかったことでしょう。おひさまよりも、お月さまよりも、こころのいちばんおくまでそっととどくのよ」
ろうそくは、自分の灯す小さなあかりを大事に思ってくれる人がいたことを知り、生まれてきて本当によかった、と思います。そして最後の火は静かに消えていきました。
この絵本をそばに置いて、心にあかりを灯し続けていきたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 殿内真帆さん?  投稿日:2021/05/10
やっこさんの けんか
やっこさんの けんか 作・絵: 殿内 真帆
出版社: フレーベル館
アリソン.アトリー作『ちゃいろつつみ紙のはなし』の絵で殿内さんの作品に出会いました。洒落ていて、センスがいいです。
やっこさんやおすもうさん、飛行機、風車、舟そして‥。折り紙で遊びながら、ストーリーもあって、自分の折ったものに、より親しみが湧きますね。
折り方も載っているので、久しぶりに折ってみました。
『こどものとも』にも殿内さんの絵本があるので、そちらもこれから読んでみようと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ドキドキハラハラ、そしてほっ。  投稿日:2021/05/10
きょうふのしりとり
きょうふのしりとり 作: 武田 美穂
出版社: ほるぷ出版
子どもって「こわいもの」が好きですよね。子どもたちとのおはなし会に行くと、「こわい話をして?」と言われますものね。こわいけど皆で、しりとりをしながらだと楽しいですよね。こなきじじい、 まではいいけれども‥。
男の子二人のやりとりの様子もかわいいな。「る」うーむ、しりとりで行き詰まるんですよね、どうなる。おお、赤帽の坊やも負けてはいません!
なんとかつながった。うん、わかるわかる、こわいもの。ドキドキハラハラ。このへんまで来ると笑ってしまいます。 「まっさお」になって、さあどうなる‥。あー、よかった。こわいものも、友達と一緒ならば、そして安心できる存在あっての「こわいもの見たさ」なんですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 桜の木はもう準備を始めている  投稿日:2021/04/20
さくらがさくと
さくらがさくと 作: とうごう なりさ
出版社: 福音館書店
桜の時期を過ぎ、寂しいなぁと感じていた頃に出会った絵本です。
桜の木は一年中同じ場所に立っています。通り過ぎる人々はそれぞれの自分たちの生活を送り、すたすた カツカツ タタタッ、のろのろ駅に向かっています。
風は冷たくても、毎日少しずつ日が延びて温かくなっていることを、桜の木はちゃんと知っています。
桜が咲き始め、鳥たちでにぎわう。いつもの光景が華やいでいく。「さくらがさくとなんだか ウキウキしてくる」そして夜桜。
今のご時世、桜まつりはできないけれども、この絵本を見ながら、また楽しめることを心待ちにしています。
日本の色って本当に素晴らしいと感じさせてくれる絵本です。
あたり一面ピンクのじゅうたん。数日経ち、「さくらのきはもうじゅんびをはじめている。」目の前のことに一喜一憂しがちの日々ですが、私も来年の春の準備をを少しずつでも進めていこうと励まされました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい よく考えるなぁ  投稿日:2021/03/28
だじゃれかえりみち
だじゃれかえりみち 作・絵: くせ さなえ
出版社: PHP研究所
図書館で、タイトルに惹かれて読んでみました。二人の小学生の男の子が学校の帰り道に繰り広げる、たじゃれ合戦。次々と奇想天外な場面に出くわす二人。
神社では忍者に遭遇。近道ならぬ地下道に入っていき、虫やちょっと怖い石の道も進んでいく。おばけも出てくるし、かわいい川には春のような花々。絵を見ていると発見もある。ちょうど昨日行った公園の川のように、かもやアオサギもいる。
家がイエーイしていたり、階段が花壇になっていても気がつかないママ達。
今までの世界は子どもだけの世界なのかも。想像力豊かな世界をこの絵本で楽しませてもらいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 美しい絵と文章  投稿日:2021/03/28
ひびけ わたしの うたごえ
ひびけ わたしの うたごえ 作: カロライン・ウッドワード
絵: ジュリー・モースタッド
訳: むらおか みえ

出版社: 福音館書店
絵本の解説の文章の中に「人生の節目節目でこの物語を思い出し、どんなに暗い状況でも前を向いて進んでいく応援歌としてとらえてくれたら嬉しいです」とありました。
主人公は6歳の女の子。冷たい風が吹きつける暗い冬の朝。坂を下る少女の息は白い。真っ暗闇の森の中。ずんずんずんずん進んでいく。深呼吸。ページをめくると今までの暗い雰囲気かやわらかな雰囲気に変わる。「そうだ!歌を歌ってみよう。」堂々と立ち並ぶ木々も味方につけ、歌を歌って進んでいく。
「おーい、おひさま でておいで。おーい ちからよ わいてこい」と自分を励まして進んでいく。
歌って歩けば暗闇は消える。
読んだあと、気持ちが軽やかになった。
訳者の村岡美枝さんのおばあさま、村岡花子さん訳の「赤毛のアン」とも繋がっていると感じた。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい パンの楽しみが倍増しました  投稿日:2021/03/27
かぶきやパン
かぶきやパン 作: かねまつ すみれ
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 童心社
友人に紹介されて読みました。
長野ヒデ子さんの絵。勢いがあって、隅々に遊び心もあり、存分に楽しみました。タイトルの文字の色1つとっても、赤や紫。絵本全体がカラフルです。緑と茶色と黒の幕が開けられ、はじまりはじまり〜。
歌舞伎をよく知らなくて、リズムや歌舞伎の言葉の面白さ、登場人物のユニークさなどを楽しめますね。歌舞伎が親しみやすいものになっていいと思います。
日本の素晴らしい古典芸能ですものね。
作者のかねまつすみれさんと長野ヒデ子さんのお二人の歌舞伎への愛情が結実させた、素敵な絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい わかるなぁ  投稿日:2021/03/13
つきよの3びき
つきよの3びき 文: たかどの ほうこ
絵: 岡本 順

出版社: 童心社
表紙のくまたろうとぽんたとやぎえちゃんの三匹。
へなっとしています。おかあさんに叱られてしまったんですね。甘えたかったり、優しい気持ちを誤解されてしまったり。しつけに反発したり。
三匹は家出をしました。はしゃいだり、面白がったり、いたずらをしたり。ストレスを発散して、浮かれたり、威張ってみたりします。
でも一軒の家から子守唄が聞こえてきて。ふと夜空を見上げるとお月さま。
優しく笑いながら光っています。「さあ、もう、おかえんなさい」
お月さまに照らされながら家に帰る三匹。
そして親子の温かい光景が、まんまるお月さまに浮かび上がっています。
三匹の子ども達の気持ちが、よく伝わって、共感できますよね。そしてお月さまの優しい微笑みに素直な気持ちを取り戻す三匹。
読み終わって、ほんわかした気持ちになりました。
参考になりました。 0人

96件中 51 〜 60件目最初のページ 前の10件 4 5 6 7 8 ... 次の10件 最後のページ

人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ

全ページためしよみ
年齢別絵本セット