新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

苺ポビ

ママ・20代・千葉県

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自己紹介
10代の頃から絵本の魅力にハマリ、今年9月に出産予定なので、いままで自分が大好きで集めてきた本達を、これから子供に読んであげられる事をとても楽しみにおもいます。もちろん何年かしたら子供との好みの違いなどもでてくるでしょうが、そこは押し付けたりせず、私は私でマイペースに行きたいと思います(笑)
好きなもの
ロバ、樹木、エビチリ、揚げ茄子、人形など。
ひとこと
楽しい事はなんだって大好きです。あー、柏餅食べたい、、(みそあんの。)

苺ポビさんの声

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なかなかよいと思う どうしようもない懐かしさ  投稿日:2009/05/10
わたしのおうち
わたしのおうち 作: 神沢 利子
絵: 山脇 百合子

出版社: あかね書房
この本は読む度に童心に返ります。すると不本意ながら、私は子供という人種に憧れます。なぜなら、子供達は「わたしのおうち」の世界の当事者なんです。あきらかに。
例えばクローバーやカラスノエンドウやタンポポの咲く野原、子供が一人で持ち運べる段ボールのお家、「わたし」の弟のポケットから飛び出したばった、空がばかみたいに青くない事の自然さ、これらのすべてが大人の目線だとやっぱりなつかしいんですよね。悔しながら。でもこればかりは子供の特権で、我々大人が代わりに当事者になる事はできない。人は誰しも本能的な「子供心」というのを持っていると思うのですが、それはきっかけがないと一生思い出せない或いは思い出す必要のない、昔算数で習った帯分数のようなものなのかも知れない。それを匂い、感触まではっきりと蘇らせてくれる、私にとって貴重な一冊です。
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なかなかよいと思う 徹底する、という楽しさ  投稿日:2009/05/09
バムとケロのにちようび
バムとケロのにちようび 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
バムとケロのシリーズを読むと、現実世界で実現できるファンタジーもあるのだという事に気付かされます。たとえば、バムケロシリーズ第一作目であるこの本の中では、まず、ケロちゃんが散らかした部屋をバムが掃除をする所から始まります。その散らかし方は半端な物ではありません。丸められたティッシュ、飲みかけのちょっとこぼしたジュース、派手にお店をひろげた全てのおもちゃは、しかし全て遊んだ後の形跡あり。そして、袋が開いているとは知らずに片そうと持った拍子にポップコーンがこぼれおちてしまうバムの「やれやれ…。」という顔!かなり現実的なのに、ちっともうんざりさせないこのシーンは、つい「コラー!」とおこってしまう私にはちょっとした驚きでした。
そして食べきれないくらいたくさんのドーナッツを揚げるシーンでの油のはねっぷり、すごい煙、そしてゴーグルをしてせっせと油の中に生地を放り投げる時の二人の楽しさが、とめどなく伝わってきます。全然絵的には美しくないし、ここでも徹底的な汚しっぷり。でも、ここまで徹底した楽しみ方をファンタジーと言わずに他になんと言えばいいのか。子育ての教本、と言う言い方はあまり好きではないけど、この本は子育てを楽しみまくる究極の一冊です。
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自信を持っておすすめしたい さすがは定番中の定番!  投稿日:2009/05/08
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
初めてこの本を読んだのは小学1年生の時、学校の図書室で。表紙も中身もぼろぼろで、ところどころが破れていたりして、当時から子供に大人気の本だということが一目でわかりました。あれから何年も経って、今年9月に子供が生まれるのでこの本を購入したのですが、ごくシンプルなストーリーといい、カラフルでユーモラスな絵といい、もう、始めから終わりまであらためて素晴らしいですね。何が素晴らしいって、小学1年生の頃に読んだ時と全く変わらない目線で読めるという事!大人になってから読むと子供の時とはまた違う新たな発見がある本もすてきだけど、逆にこういういつでも読む側の立場を選ばない本は、きっと作者自身も楽しみながら描いてるのだろうなぁと思いました。生まれてくる子供も、間違いなく気に入ってくれるであろう一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 可笑しくて切ない贅沢  投稿日:2009/05/08
ふふふんへへへんぽん!-もっといいこときっとある-
ふふふんへへへんぽん!-もっといいこときっとある- 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
センダックのなかで一番好きな本です。これは飼い犬のジェーンが家出するお話です。ジェーンは自分が、必要なものはなにもかも持っていて、愛してくれる主人がいる事を充分知ってる上で、それらを捨てて自分の目で足で、新しい世界を探しにいくのですが、その節々で出会う豚や猫の牛乳配達、赤ちゃん、ライオンとの会話ややり取りは、かなりシュールでエキセントリック。じっくり読んでも「え・なんで?」と思うような理解不能ワールドは、しかしなぜだかとても切ないのです。
最後ジェニーは自分の新しい居場所を見つけて楽しく暮らすのですが、安泰・家族・持っているもの全てを捨てる勇気と容赦のなさにただ打ちのめされて、最後のシーンで泣いてしまいました。むしろ登場人物はジェニーを含め皆、喜劇のようにユーモラスなのに。安泰を愛してやまない私には、かなり危険な本ですが、また、よほど勇気がない限り普通は体験できないとてつもない贅沢をあくまでもドライに描いた秀作だと思います。
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なかなかよいと思う しみじみと面白い  投稿日:2009/05/08
かしこいビル
かしこいビル 作・絵: ウィリアム・ニコルソン
訳: 松岡 享子 吉田 新一

出版社: ペンギン社
すべてのページがなんともいえないユニークさを含んでいる本でした。まず始めのメリーがおばさんにあてた手紙の内容が笑えます。それからおばさんの家に行くため鞄に荷物を詰めるのですが、その荷物というのが、本当に個人的で、でも真剣に、メリーにとっては絶対に必要なもの達なのです。勿論かしこいビルも。ビルはメリーにとってなくてはならないのです。だからメリーは、たとえば家族で高級レストランに行く時も、ビルをつれていくかもしれません。それをよりによって鞄に入れ忘れるなんて、だから絶対にあってはならないのです。子供にとってそれは、出かける時財布を忘れるのと同じくらいの一大事かもしれません。でもそういう存在のものがある事ってすごく楽しいし、特に子供の頃って自分の目線で見る世界だけが全てだから、そう思えば始めの手紙の内容も、非常にシュールではあるけど子供らしくて納得できるんですよね。
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なかなかよいと思う 女の子の特権ってこういうこと!  投稿日:2009/05/08
ジャッキーのちいさなおはなし
ジャッキーのちいさなおはなし 絵: あだち なみ
文: あいはら ひろゆき

出版社: ブロンズ新社
可愛らしい絵に惹かれ、自分用に買ったのですが、読んだ第一の感想は、なんと「早くジャッキーみたいな子供がほしい!」でした。この本は本編くまのがっこうシリーズとは一味違って、11人のお兄ちゃん達は登場しません。そう。たった一人の女の子ジャッキーが、日々を楽しみ、ちょっとした幸せが日記のように書かれた本です。それは、女の子の大好きなものがぎゅっとつまったプレゼントの箱みたい。今は結婚して、今年子供が生まれますが、男の子でもジャッキーのようにのびのびと、日々の小さな喜びを感じられる子に育ってほしいと思います。
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