新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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えっこ

ママ・40代・東京都、男13歳 女10歳 女6歳

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えっこさんの声

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なかなかよいと思う なかなか望めない人間関係が魅力です  投稿日:2006/07/05
ティモシーとサラのきのおうち
ティモシーとサラのきのおうち 作・絵: 芭蕉みどり
出版社: ポプラ社
末娘お気に入りのシリーズです。私はちょっと苦手な甘ったるい絵。

ストーリーはひねったところがないのですが、それがいいのかなあと最近思うようになりました。

このお話では、今はなかなかない人間関係が魅力です。近所のお兄さんとお友達で、木の上に家を作ってしまう。そして、そこから見える家に住んでる(こちらは本物の家)、おばあさんと友達になって、おばあさんがこの秘密基地にしょっちゅう遊びにきちゃう。世代を越えた友達って、いいね。
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なかなかよいと思う 癒し系の絵本です  投稿日:2005/09/15
つきねこ
つきねこ 作・絵: アルベルティーヌ・ドゥルタイユ
訳: ふしみ みさを

出版社: パロル舎
白い大きな目をしたのらねこが、お月様と遊びながら夜を過ごし、二人の子供と仲良くなるまでを、ねこと子供達の台詞で綴っている、ロマンチックな1冊です。

1931年にフランスで創刊された「ペール・カストール」シリーズの1冊だそうす。このシリーズは、文化的芸術教育をめざしてつくられたと紹介されています。

最近、親子ともども、ストーリーの面白いもの、同じ作家のシリーズものをどうしても手に取ってしまうので、気分を変えたくて読んでみたのですが、娘はあまり気に入らなかったようです。5歳児には少々短い絵本だったかもしれません。

親としては、こういうのんびりゆったりした話や絵で、じっくりしっとりした時間を持ちたいと思いました。
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なかなかよいと思う 幸せはひとそれぞれ  投稿日:2005/09/15
おひめさまのけっこん
おひめさまのけっこん 作: ラッセル・ジョンソン
絵: バーナデット・ワッツ
訳: ささき たづこ

出版社: 西村書店
発端は、よくある婿取り物語。愛娘に「いちばんりっぱなおむこさん」をとらせようという王様。季節ごとに結婚相手として隣国の王子をすすめる。おひめさまのロージーの返事は「わたしがけっこんするのは、目がキラキラとかがやいているひとだけなの」

そして、ロージーは自分で結婚したい人を見つけるのです。でも、王様の娘としての立場が、結婚の障害に。だって、『目がキラキラとかがやいているひと』は自分の仕事に誇りを持っていて、また、自分の自然を愛するライフスタイルに満足していて、玉座のことなど、眼中にない。

ロージーは最後には幸せをつかむ。

それにしても、ここに登場する王様は、全然王様らしくなくて、私はロージーの幸せを喜びながらも、王様の気持ちが気にかかる。それも、自分が親の立場で読んでいるからだろうか。

ポケットはからっぽだけど幸せ、と言い切る目のキラキラとかがやいている人の潔さがすがすがしい。そんな生き方をしたいものだと思う。

最後に、バーナデット・ワッツの絵は自然の描写がきれいで優しく、好きなのだけれど、よく見ると王様もおひめさまも童顔で若々しいのが気にかかる。
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なかなかよいと思う かえるの鳴き声の秘密  投稿日:2005/09/15
なけない ちっちゃい かえる
なけない ちっちゃい かえる 作: エクトル・シエラ
絵: やまうちかずあき

出版社: 鈴木出版
コロンビアから10年前に来日した作者が、自分の日本語で話せるようになるまでの気持ちを思い起こして書いた作品だそうです。また、外国語を勉強しようという意欲はあっても、なかなか実際に話そうとしない、完璧主義?恥ずかしがりや?の日本人にあてたメッセージもこめられています。

ということは、作者の言葉を読むまでわかりませんでした。まなんだか、エリック・カールの「だんまりこうろぎ」に似ているなあと読み始めたのです。でも、かえるが泣けるようになるきっかけはちがっていました。みんなちがう鳴き方をしているんだから、自分は自分のなきかたでいいんだと悟ったからです。

5歳の娘には、この作者のメッセージは伝わりません。彼女はかえるさんの鳴く話としか捕えていないでしょう。コラージュの絵と動物達の表情をじっくり楽しんでいました。
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自信を持っておすすめしたい 変化を恐れないやどかり  投稿日:2005/09/12
やどかりのおひっこし
やどかりのおひっこし 作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
やどかりが小さくなった家を捨てて、新しい家を探す話。と、簡単にストーリーを説明できるのですが、いろいろと考えさせられる1冊でした。

エリック・カールの絵本には2種類あると思います。単純に絵柄やストーリーを楽しむことのできるものと、読んだ後でじっくり考えてみたいものと。この本は後者でしょう。もっとも、子供はやどかりの引っ越しをおもしろがっているだけでした(やどかりが殻を変えるということはまなんだようでした)。

今の私にとっては、「母親として子供のそばにいたいからという理由で専業主婦を続けているのは、そろそろ終わりにしたら」という、メッセージのようでした。さて、そろそろ考え時です。
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なかなかよいと思う スポッティを抱きしめてあげたい  投稿日:2005/09/12
おかえりなさいスポッティ
おかえりなさいスポッティ 作: マーグレット・E・レイ
絵: H.A.レイ
訳: 中川 健蔵

出版社: 文化出版局
みんなと違うことは、悪いことではない、違っていてあたりまえなんだということがテーマであることが、とてもわかり易い話だと思いました。末娘にもすぐわかりました。

それは良いのですが、兄弟と違うスポッティに対する母さん兎の扱いに、娘はショックを受けたようでした。一人だけお出かけできない上に、みんなが帰って来るのは夜遅く。あまりにもひどすぎます。

私は、「ちゃいろのもようがあるから おじいさんが おまえをきらうとこまるし・・・・・・」という、かあさん兎の言葉に、主体性のなさや、目上の人へのおもねりを感じて、怒りながら読んでいました。おじいさんがスポッティをきらったら、かばってあげるのが、おかあさんの仕事であり、愛情であると思うのですが。

この本、原作は50年以上も前の作品のようです。そのことと作者がイギリス人であることを考えると、かあさん兎の対応も仕方がないのでしょうか。
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なかなかよいと思う キップコップにはまりそう  投稿日:2005/09/12
くさのなかのキップコップ
くさのなかのキップコップ 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 羽仁 協子

出版社: 風濤社
木の実が主人公なの?!と、初めは戸惑いながら読んでいたキップコップのシリーズでした。

じっくり観てみると、キップコップの表情がとてもかわいらしいことに気がつきました。また、野原の草や虫、動物などがよく特徴を捉えて描かれていて、なおかつ美しいのです。

手元においておきたい1冊です。
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なかなかよいと思う あまりにもありえない話ですが・・・  投稿日:2005/09/12
このよでいちばん大きな男の子
このよでいちばん大きな男の子 作: キムセシル
絵: クォンジェリョン
訳: かみやにじ

出版社: 少年写真新聞社
動物が話すとか、妖精が登場する話なら、メルヘンの世界のこととして、頭の切り替えがスムースにできます。でも、この話は、人間の男の子が山よりも大きくなってしまうというもの。真剣にその姿を想像したら、こわくなってしまいそうでした。

でも、子供はすんなり受け入れたようで、主人公のキルサンが窮地に陥る度に同情し、幸せになると、一緒に喜んでいました。それが移ったのでしょう、私も、年老いたキルサンが幸せな晩年を送った様子に安堵しました。
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自信を持っておすすめしたい カラスの色の話はいろいろありますが  投稿日:2005/09/12
クロウチーフ
クロウチーフ 作・絵: ポール・ゴブル
訳: 倉橋 由美子

出版社: 宝島社
カラスが昔は白かったという話は、日本にもあります。アメリカ・インディアンにもそんな話が伝わっているのね、となにげなく手にとった本でした。(きっと、他の民族にも同じような話があるのではないでしょうか。)

読んでみたら、カラスの色の話は、それはそれで面白いのですが、インディアンの人々の暮らしぶりを描いた、まじめなテーマの本でした。

インディアンの食料事情、狩りの様子、「流れ星」と呼ばれるある種のヒーローのこと、なぜ「流れ星」の助けがいるのか・・・

5歳の娘には難しかったかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい チャイブスの村の暮らしがわかります  投稿日:2005/09/01
CHIVE’S COLLECTION(2)みんな
CHIVE’S COLLECTION(2)みんな 作・絵: 高野 紀子
出版社: 講談社
高野紀子さんがこぐまのチャイブスを主人公に、彼の友達、家族、そしてむらの仲間の世界をシリーズで描いています。この本は、その登場人物をまとめて紹介しています。

パン屋さん、よろず屋さん、お菓子作りがとくいなおばさん、家具職人などなど、味付けは西洋風ですが、手作りと村人のつながりを大切にしている暮らしは、日本の古き良き時代をもおもわせます。

高野紀子さんはもともとイラストレータです。チャイブスシリーズが大好きな子供達は、目を皿のようにして、文章には書かれていない、絵の面白さを見つけていました。
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