新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ

TOP500

てぃんくてぃんく

その他の方・50代・奈良県、女の子22歳

  • Line
自己紹介
タイムスリップを夢見る 自称永遠の17歳
絵本も児童文学も、読むのも好きなら書くのも好き。児童書のない生活なんて考えられません。

指導員の傍ら保育園・学童で選書に関わらせてもらったりし、ここんとこ司書をしております。
溢れんばかりの宝島で、お客さんの反応も見ながら、偏向なくなんでも読んでいる気がします。読みすぎて、なかなか絵本ナビに投稿できませんが、良くも悪くも特に印象的だったものは欠かさず投稿したいと心掛けています。
なまらぬる〜く見守ってやって下さい。
好きなもの
竹下文子/鈴木まもる・村山早紀・降矢なな・広野多珂子・甲斐伸枝・今村葦子

「勾玉三部作」 「守り人シリーズ」 と文学のファンタジー読みです

−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*

娘は
太宰 治・中原中也・芥川龍之介・ダ・ヴィンチ・

「人間失格」 「文学少女」 「ココロコネクト」など「ダ・ヴィンチコード」を狙い中

(敬称略)
ひとこと
読み聞かせ大好きの娘も中学生になり、絵本は純粋すぎるなど言って、ラノベや日本文学を読んでいます。
ほぼ365日部活のため、朝読の10分で必死に読破しているようです。

今のとこ、レオナルド・ダ・ヴィンチが大好きで、フリーメーソンなどにハマっちゃっているようです。
太宰 治に共感できるようです。中原中也に芥川と、アンダーローストーリーがいいそうです。
……思春期です。
あとはボカロっぽいラノベやアニメっぽいラノベを読んでいます。

母は図書館のなかを乱読中。3行読んだら夢の世界へ行ってしまうことが悩みの種。

てぃんくてぃんくさんの声

1551件中 1511 〜 1520件目最初のページ 前の10件 150 151 152 153 154 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 日本人の粋  投稿日:2006/04/14
虎落笛
虎落笛 作: 富安 陽子
絵: 梶山 俊夫

出版社: あかね書房
ある風の強い冬の日、男の子が凧をあげようと道をゆくと 「きょうの虎ぁでえかいぞー」と声がしました。
周りを窺うと鉄砲を持った兵士が虎を狩っていました。その声がだんだん近くなり、藪が揺れます。
冬に木々を揺らして吹き荒れる冷たい風を虎落笛(もがりぶえ)といいますが、その風が迫り来て少年を追い越してゆくまでを虎になぞらえて文章に起こした見事な作品。


絵と文章が見事にマッチしていて、虎落笛を知らずに読んだ私にもそれが冬の強い風が鳴らす音なのだとすぐに理解できました。
臨場感あふれる虎、そして去り際の虎(風)の言葉が作者らしくていい。なんだか冬の冷風が好きになりそう、そして楽しめそう。そんな季節の楽しみ方を子供にも贈りたい。そして引き継いでもらいたい。
寒いだけでなんでもない風に こんな呼び名をつけてしまう日本人て、やっぱり粋だなぁ。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 抱っこして?  投稿日:2006/04/13
ねぇだっこ
ねぇだっこ 作: いちかわ けいこ
絵: つるた ようこ

出版社: 佼成出版社
お母さんは弟を抱いてばかり。寝るまで抱っこしてる。
弟のお昼寝中 お母さんのお手伝いをしながら 「きりんのだっこは どんなふう?」と次々動物の抱っこを聞いて、最後にひそひそ「じゃぁ お母さんのだっこは どんなふう?」。
お母さんに抱っこして欲しいけど お姉さんだから言い出しにくい…そんな新米お姉ちゃんの心情を見事に描いた作品。

すっきりとした版画絵が子供にもわかりやすく印象的。そしてお母さんに思いっきり抱っこしてもらった後 ちゃんと弟を抱っこしてあげているお姉ちゃん。
赤ちゃんがえりなどで苦心しているお母さん、新米お姉ちゃんと一緒にこの本を読みながら、ぞんぶんに抱っこしてあげてはいかが?
うちのは妹も弟もいないくせに抱っこをせがんではキャッキャッと笑い声をたてています。抱っこを言い出せない一人っ子にも効果はあるようです。
1歳半だった娘ですが、抱っこやお手伝いの様子など、動作を加えて読んであげれば 充分に伝わっていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい くまさんの一日はお父さんの一日  投稿日:2006/04/12
ゆうびんやのくまさん
ゆうびんやのくまさん 作: フィービ・ウォージントン セルビ・ウォージントン
絵: フィービ・ウォージントン セルビ・ウォージントン
訳: 間崎 ルリ子

出版社: 福音館書店
ゆうびんやのくまさんは朝とても早く起きます。冬にはまだ暗いこともあります。
コツコツ真面目に働くゆうびんやのくまさんの1日をダイジェストで。

このシリーズ、親子揃って大好きです。絵が綺麗で細かく書き込まれており、何度読んでも新しい発見に満ちているのです。子供も毎回いろんな所を見ているようで、つい指差しが出てお話が中断してしまうほど。英国絵本は本当に絵が綺麗で好きです。

くまさんの真面目な日々の生活。お父さんを見ていても学べるかもしれませんが、こうやってみんな暮らしているというのをぬいぐるみのようなくまさんで追ってみるのもいいですね。
そしてこの中にひとつでも子供の興味ある職種があれば絶対読んで欲しいと思います。絵本っぽい柔らかさを持ったままなのにリアルに描かれていますから。
大人への贈答品にもよろしいかと。暖炉の前で食べる英国式夕食が、私にはかぎりなく美味しそうで羨ましかったりします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 冷蔵庫ファンタジー  投稿日:2006/04/12
やさいのおしゃべり
やさいのおしゃべり 作: 泉なほ
絵: いもと ようこ

出版社: 金の星社
「お2かいのれいぞうしつには しょうがさんのミイラがいるって!」
「れいとうしつは もっとひどいってよ。3ねんまえのごはんが まだこおっているらしい」
きゅうりがきらいなれいなちゃんが れいぞうこのまえをとおりかかると、なにやらこえがきこえてきました。
冷蔵庫のドラマ! あなたのおうちの冷蔵庫にもこんなドラマが繰り返されているのです!

おかしい、笑える……けど笑っちゃいけない。ブクククク。どこか思い当たる節もあったりして、家事に携わっている人なら誰でも引き込まれてしまいます。そうか〜、こんなこと言ってんだなぁ。そういえばお父さんに野菜を収納してもらったら、根菜もすべて冷蔵庫におさまっていたなぁ。
現実のなかのファンタジー、私たちが毎日必ず立ち入る台所で繰り広げられる野菜の世界をどうぞ覗いてみてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 抱腹絶倒  投稿日:2006/04/12
ゆうれいとすいか
ゆうれいとすいか 作: くろだかおる
絵: せな けいこ

出版社: ひかりのくに
井戸で楽しみに冷やされていたすいかを食べてしまったゆうれい。罪滅ぼしに人間の頼みを聞いてやるはめになりますが、なんと! それは蚊退治!
ところてんをニューッと出す、あの道具から孫悟空のごとく飛び出したゆうれいは、あっちでパチンこっちでパチン。全手動で蚊退治。
蚊もいなくなって一息、青くて食べると涼しくなるゆうれいすいかを一緒に食べて──?

おっかしぃぃぃ。絵本展で読み聞かせながら私が吹いちゃったわ。蚊退治とすいかは見物ですよ。
ゆうれいの気の弱さがなんともいえません。暑い夜、こんな幽霊とならウチワをパタパタやりながら話し込んでみるのも一興かな。
いっこうに涼しくならない怪談は、恐がりな我が娘にも大丈夫でした。
参考になりました。 2人

ふつうだと思う 友達100人できるかな  投稿日:2006/03/28
ビリーはもうすぐ1ねんせい
ビリーはもうすぐ1ねんせい 作: ローレンス・アントホールト
絵: キャスリン・アンホールト
訳: 松野 正子

出版社: 岩波書店
こすずめが元気になって自ら巣箱の外へ出てきます。一人でなんでもできるようにならなくっちゃね。ビリーは、巣立つこすずめと一緒に学校へ飛び込みました。するとあらどっこい、なんて楽しい所なのでしょう。友達もたくさんできましたよ。

これの姉妹編のような 『わたし ようちえんに いくの』 より、ストーリー性のある展開になっています。校内の様子や先生とのやりとりなど、まさに子供の不安を解消してくれるようなシーンが散りばめられています。
入学前の子供の心理を、巧みのとらえて力になってくれる本。

入園前の娘は、上記の幼稚園編を毎晩読んでいます。次にこれを読む時を、お母さんはとっても楽しみにしているよ。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 行ってみたくなりピッキーポッキー世界  投稿日:2006/03/28
ピッキーとポッキー
ピッキーとポッキー 作: あらしやま こうざぶろう
絵: 安西 水丸

出版社: 福音館書店
1ページ目の地図が、子供の気を惹くようです。
青とピンクで色分けされたピッキーとポッキー。ふうちゃんは、お外を歩く時は木の葉のめがねをかけています。仮面舞踏会のようで怪しさ倍増。ハミガキは茎に朝露をのせてゴシゴシきゅっきゅ。お弁当にすみれのサンドイッチは、大人にも斬新でした。
ピンク大好きプリンセス志望の娘には、れんげ畑での花冠作りやまりにも惹かれるようです。またもぐらトンネルにいるコウモリが大のお気に入り。逆さにとまっているのがおもしろいのですって。

ページを繰るごとに広がる楽しさ。子供がつい、この世界へ行ってみたいと思うような仕掛けがいっぱい。最後の最後のページまで飽きさせません。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 怒りんぼママに  投稿日:2006/03/28
フランチェスカ
フランチェスカ 作・絵: ステファニー・ブレイク
訳: ふしみ みさを

出版社: 教育画劇
一生懸命お手伝いするフランチェスカに向かって、お母さんは無茶な言いつけばかり。とうとう2人は言い合いになってしまいます。
混ぜかけのチョコレートを放り出して怒るフランチェスカに お母さんの怒ったこと怒ったこと。
こんな家になんか帰ってやるもんか!
猫にでもなりたいと考えたフランチェスカは、本当に猫に変わってしまい彼女を捜すお父さんとお母さんに拾われます。


感情のままに子供を怒ってしまった後って、後悔しますよね。それが見事に描かれています。そして頭ごなしに怒鳴られてしまった子供の心もよく捉えられています。
だけど怒ってもお母さんはお母さんなのです。毎晩反省の涙にくれてフランチェスカの行方を追います。すぐそこに、我が家のソファーで寝ているのがそのフランチェスカなのに。フランチェスカはお母さんの涙を見ても一度では怒りが収まりません。けれどもお母さんに会いたくなるのです。

母と子ってこんなかなぁ。どちらかというとお母さんが見ると良いのかもしれません。少し肩の力が抜けるかもしれませんよ。
娘が何度も手に取るのですが、なにか言いたいことでも溜まっているのでしょうか。変な勘ぐりを入れる私です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい この冬いちばんのヒットでした  投稿日:2006/03/28
ぽとんぽとんはなんのおと
ぽとんぽとんはなんのおと 作: 神沢 利子
絵: 平山 英三

出版社: 福音館書店
まず手にとった理由が、このあたたかーな絵です。
外は吹雪、だけど穴のなかは母の温もりに満ち満ちて、生まれたばかりの坊やが安心して身を寄せている。
土のなかで繰り返しさまざまな音に耳をかたむける坊や、それにいちいち優しく答えてやるかあさん。そんなことを繰り返すうちに音はだんだん春らしくなってきます。

最近4歳前の娘によく言うのですが、目だけでなく鼻や耳からの情報も大切だよと。
特に交通ルールを教える時に言っています。信号機だけでなく、(それでも暴走してくる輩はいるのだし)常に耳をそばだてておきなさい。そんな風に教えています。
街中に住んでいるとどうしても耳や鼻を使う機会が減ると思います。私も山際からこちらへ引っ越してきて、季節の訪れはもちろん、日常的に耳や鼻で確かめるということが激減しました。寂しいことです。

どうか静かな冬の夜、お子様と身を寄せ合い耳を澄ませながら読み聞かせてみてください。忘れていた春の足音が聞こえませんか。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う あなただけに見える  投稿日:2006/03/28
はらっぱにライオンがいるよ!
はらっぱにライオンがいるよ! 作: マーガレット・マーヒー
絵: ジェニー・ウィリアムズ
訳: はましま よしこ

出版社: 偕成社
お母さん、原っぱにライオンがいるよ。でもお母さんは、そんなわけがないと繰り返すばかり。またおはなしを作ったのね、と。
あまり何度も言っているうちに、今度はお母さんが「おはなし」を作りました。マッチ箱からドラゴンが出てくるおはなしです。でもお母さんは、おはなしだから現実ではないと言うのです。
親と子のあいだに知らずに起こるズレをするどく問いかけ、共感をよぶ絵本。


明るく優しい絵がまず目を惹きました。赤ちゃんを抱える母親、おもちゃが散らかる部屋など、絵や装飾に親子共々惹かれたのです。
空想真っ只中のお年頃、4歳前の娘はお話にも興味津々。夜のトイレ、魔法使いが杖の先に明かりを灯して待っていてくれるやらプリキュアが光り輝いて応援してくれるやら、そんな頭のなかの不思議と生活する娘には、このチムは自分自身。そんな我が子を生温く見守っている私たち母親。
毎晩読んで読んでと持ってきます。私も楽しく読んでいます。
チムの下の赤ちゃんにも、ライオンが見えているのがおもしろい。トトロのよう。
もう私たちには見えないのでしょうかねぇ。
参考になりました。 0人

1551件中 1511 〜 1520件目最初のページ 前の10件 150 151 152 153 154 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

出版社おすすめ

  • ゆきのひ
    ゆきのひの試し読みができます!
    ゆきのひ
    出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
    くすのきしげのりさんと、いもとようこさんが贈る、雪の日の心温まるおはなし。
  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?

全ページためしよみ
年齢別絵本セット