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天然記念物のタンチョウが訴えられた。北海道の湿原で繰り広げられる動物裁判。自然環境を広い視野でとらえた裁判絵本の第二弾。
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北海道の湿原を舞台に、人間が自然に手を加えて生態系のバランスを崩してしまったことの是非を問う1冊です。
タンチョウヅルをキーワードにして、裁判と言う形を借り、子どもにもわかるように説明したいという願いで書かれた絵本だと思います。
これを読んだ子供達はどんな反応を示すのでしょうか?内容的には、小学校高学年のものかなという気がします。絵本という形式はインパクトがありますが、絵本の年代の子どもには難しいないようです(第一、代官がわからない!)。
あべ弘士さんの絵はとてもダイナミックで、色彩も美しく。眺めていたい1冊でもあります。 (えっこさん 40代・ママ 男の子13歳、女の子10歳、女の子6歳)
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