![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
探しものは何ですか。ビッグ・オーに出会いましたか。 『ぼくを探しに』に続く、大人の童話Part2。
おとなを演じるのが上手な人、下手な人……。 誰もが「童心」を道連れに旅をする。
「だって角(かど)が尖ってるよ」とかけらは言う。 「角はとれて丸くなるものさ」とビッグ・オーは言う。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
「ぼくを探しに」の続編とも読め、まったく別のものとしても読めます。
かけら自身が、ただ待っているのではなく、自分から転がりはじめた!
欠けたところのあるものと、欠けたところをうめる存在のかけらとして、
ではなく、自立したもの同士として一緒に転がってゆく…
解釈・感じ方は、これも人それぞれ。
私は、続編のこちらの方に、より味わいを感じます。
自分のまま、自分自身が成長し、自立しつつ他者とよりそえるという、
ある種の理想的な姿・関係を感じました。
「ぼくを探しに」と同じく、オトナ向きかな?と思いますが、
こどもならどんな感性で読みとってくれるかなあと、感想をきいてみたい気も♪
(はみんぐばーどさん 30代・その他の方 )
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