![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
なかやみわ著『きりかぶ』シリーズ第二弾
「はじめまして! わたしはきりかぶの おばあさんです」。きりばあちゃんは、たんぽぽとともだちになりますが、やがてたんぽぽもしぼんでいきました。ある日のこと、たんぽぽは白いわたぼうしをかぶって起き上がります。それでも強い風に吹かれていっしゅんでいなくなってしまったのです。季節がめぐり暑い夏になるとせみのこがきりばあちゃんによじのぼって美しいせみに姿を変えました。そして秋になるとむしたちがやってきて、まいにち演奏を始めます。冬には雪が降り始め、きりばあちゃんも真っ白に。いつの間にか眠ってしまったきりばあちゃんが目を覚ますと、あたりはすっかり春になっていました。そこには、わたげになってとんでいったたんぽぽが花になってまた戻ってきていました。
【編集担当からのおすすめ情報】 5月発売既刊の「きりかぶのきりじいちゃん」と今回の「きりばあちゃんのともだち」、10月に発行予定の「きりじいちゃんときりばあちゃん」のきりかぶ三部作は、心を育てる絵本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
読み聞かせはもちろんですが、年長さんや小学校低学年のお子さんの一人読みにもぴったりな絵本に思います。
きりかぶのきりばあちゃんには、季節それぞれでお友達がたくさん集まります。
大人が読むと、年齢を増してからのことを考えさせられますね。
きりばあちゃん、幸せですね!! (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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