だれもほしがらない、雑種でじいさんいぬのコートニー。 でもコートニーはすてきだよ。 うちが火事になったときだって、逃げおくれた赤ん坊を助け出してくれた。 なのに、ある日とつぜんコートニーは姿を消してしまったんだ……。
1995年刊のバーニンガムの傑作絵本が、新版として生まれかわりました。
両親の発言がいろいろひどすぎて……。でも、子どもはきちんとわかっていることに救われます。途中から、コートニーのすごさにびっくり。わくわくしながら読み進めました。そして、なんとも不思議で余韻の残るラストに、すぐに最初に戻って読み返しました。色々想像がひろがります。そして、やっぱりバーニンガムの絵がとても素敵でした。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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