![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
さむいさむい夕ぐれどき、峠の茶店の茂平さんは、山道で出会ったいのししにほりたての大根をわけてあげました。するとその晩、いのししが集まる「ふろふき大根の会」に招待され……。読むと心がぽっとあたたかくなる『安房直子絵ぶんこ(全9巻)』の第1弾です。すこし不思議で、じんわりしみる安房直子ワールドをさらに魅力的に彩るのが、アヤ井アキコさんのイラスト。ほっかむりをしたいのししや、おいしそうなふろふき大根の絵に、思わず頬が緩みます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
人間と動物の交流を描く、どこか宮沢賢治のお話のような内容でした。寒い冬の日、温かいふろふき大根を食べながら、動物たちと語り合うことができたら、さぞかし素敵だろうなと思いました。私もぜひ、「ふろふき大根のゆうべ」に参加をしてみたいです。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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