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安房直子 絵ぶんこ(1) ふろふき大根のゆうべ」 みんなの声

安房直子 絵ぶんこ(1) ふろふき大根のゆうべ 文:安房 直子
絵:アヤ井 アキコ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2024年04月18日
ISBN:9784751532010
評価スコア 4.54
評価ランキング 7,027
みんなの声 総数 12
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  • 安房直子さんは大好きな作家さんなので楽しみに読みました。
    昨今、街中に出没するちょっと怖いいのししなので、最後まで心の何処かで何か良くないことが起きやしないかと少し心配な部分がありました。読み終わったら、そう思いながら読んでいた自分がとても恥ずかしくなりました。
    茂平さんは純粋な心を持っていました。私も一緒に湯気も楽しみながら、あつあつのふろふき大根を戴いてみたいなぁと思いました。
    安房直子さんはお若くして亡くなりましたが、存命なら今どのようなお話を書いてくれたのかなとふと思いました。

    投稿日:2025/02/19

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  • 決め手はゆげ!

    大根がおいしくなる季節がやってくると
    「そうそう」とこのお話を読み返していました。
    私は、ほんの2ヶ所に挿絵があるだけの童話集で読んでいました。
    安房さんのお話は、
    読んでいると自然に頭の中に情景がうかんで映像化。
    この絵ぶんこでは、やさしい絵がついて
    「ああ、茂平さんもいのししもこんなふうだと思ってた」
    とニッコリ。
    カルテットは思い描いてなかったけど。

    寒い季節は
    あったかい一皿がいちばんのご馳走と感じます。
    たしかに「ゆげ」が決め手!
    熱々の料理もゆげがなかったら、おいしさも半減しそうです。
    そのゆげが
    白い鳥になったり、ユリの花になったり、
    ちょうになったり、雲になったりして、
    心をあったかくしてくれ、悲しみを忘れさせてくれる。
    ゆげが天井に上って消えていくように。
    「ゆうべ」と名のるにふさわしい。

    そうして白いちょうの笑い声
    小さな鈴みたいな…
    小さなガラス玉がぶつかるような…
    星のかけらがこぼれるような…
    あーなんという表現でしょう
    私にも聞こえてきます、笑い声が。

    茂平さん、
    お言葉に甘えていのしし宅にお泊りさせてもらったら
    どんな話を聞けたのかな
    とちょっと残念。
    ほっかむりのてぬぐいを借りられたから
    帰ることにしてよかったかな。

    投稿日:2025/02/14

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  • いろいろな意味で温かい

    人間と動物の交流を描く、どこか宮沢賢治のお話のような内容でした。寒い冬の日、温かいふろふき大根を食べながら、動物たちと語り合うことができたら、さぞかし素敵だろうなと思いました。私もぜひ、「ふろふき大根のゆうべ」に参加をしてみたいです。

    投稿日:2025/02/13

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  • やさしい時間

    • もけこさん
    • 50代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子19歳、男の子15歳、男の子5歳

    峠の茶店の茂平さんは冬のひぐれ山道で、てぬぐいでほっかむりをしたいのししに出会います。そしていのししたちの「ふろふき大根のゆうべ」に招待されます。
    絵やことばの描写のせいでしょうか、なんだかゆったりしたここちになりました。いのししたちがまるでひとのようにふるまうのがなんだかおもしろい。いのししたちが語る風景が頭の中に広がります。ほっといきをつくことができる。そんな余裕が生まれるように感じました。

    投稿日:2025/02/13

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  • 行ってみたい

    出会った猪に突然、ふろふき大根のゆうべに招待されるなんて最高すぎます。楽しそうで美味しそうな響き。寒い毎日ですが、あったかいお部屋でお鍋とかを皆でかこみたくなりました。絵がほっこりしていて、ああ、ここに招待されて行ってみたいなぁと一層思いました。猪達と一緒にふろふき大根かこみたい。この絵の中に入りたいなぁ。自分だったらふろふき大根のゆげの中に何が見えるだろう。気になります。

    投稿日:2025/02/11

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  • 寒い冬にぴったり

    前に安房直子さんの童話短編集で「ふろふき大根のゆうべ」のおはなしは読んだことがありました。
    文章がとても美しくて、「ゆげ」の描写がとっても印象的だったことを覚えています。
    こちらの作品では、アヤ井アキコさんの温かみのあるイラストが、お話の雰囲気を壊さずにやさしく描かれていて、読みやすく感じました。
    小さい子には、イラストのついたこちらの方が分かりやすくてとっつきやすいだろうと思いました。
    寒い冬にぴったりのお話です。

    投稿日:2025/01/31

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  • 寒い冬に読みたい本

    絵の雰囲気が落ち着いた感じですごく良い味出していました。そして初対面にもかかわらず、しかも相手はイノシシなのに、普通に会話をしたり、また初めてなのに分けてあげたり、招待してもらったり。なんだか普通人間同士だとありえなそうなことも、相手が動物だからか不信感なく、それよりも穏やかな感じで物事が進んでいって、なんだか読んでいてホッとする感じでした。ふろふき大根、うちの子供はまだ食べたことがないのでこの本を読むときっとこれ何?っと聞いてきそうですが、お祖母ちゃんのお家でふろふき大根を作ってもらって一緒に食べれば、よりこの絵本が盛り上がりそうですね。温かい雰囲気が冬の寒さを緩和してくれそうな感じもしました。小学校低学年の子にも全く問題なく読めると思います。幼稚園の年長さん位でもきっと問題なく読んであげられると思います。イメージが湧きやすく、わかりやすく、イノシシと落ち着いた感じですごく良い味出していました。そして初対面にもかかわらず、しかも相手はイノシシなのに、普通に会話をしたり、また初めてなのに分けてあげたり、招待してもらったり。なんだか普通人間同士だとありえなそうなことも、相手が動物だからか不信感なく、それよりも穏やかな感じで物事が進んでいって、なんだか読んでいてホッとする感じでした。ふろふき大根、うちの子供はまだ食べたことがないのでこの本を読むときっとこれ何?っと聞いてきそうですが、お祖母ちゃんのお家でふろふき大根を作ってもらって一緒に食べれば、よりこの絵本が盛り上がりそうですね。温かい雰囲気が冬の寒さを緩和してくれそうな感じもしました。小学校低学年の子にも全く問題なく読めると思います。幼稚園の年長さん位でもきっと問題なく読んであげられると思います。イメージが湧きやすく、わかりやすく、イノシシと茂平さんの会話もほのぼのしていてよかったです。それにしてもイノシシがふろふき大根っていうのも、かわいらしくて良いですね。寒い冬に読めば、体がポカポカしてきそうになる、楽しくて暖かい気持ちになれる本だと思います。

    投稿日:2025/01/25

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  • あたたかい

    大好きな安房直子さんのお話に、これまた、今注目しているアヤ井アキコさんの絵としり、わくわくしながら読みました。茂平さんといのししたちが自然に対話している様子に、ほんわかとしたあたたかさがこみあげてきました。やさしいお話がしみます。そして、やさしい絵も魅力的! 特に、湯気の場面は幻想的で強く印象に残りました。おいしそうなふろふき大根とあいまって、寒い今の時期読むのにぴったりのお話でした。

    投稿日:2025/01/21

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  • ほっかむり

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    まず、ほっかむりをしたイノシシの姿がなんだか可愛いくて、親しみを感じました。
    それでも、初対面の相手と急に仲良くなるのは大丈夫なのかしらと思ったのですが、今までにも茂平さん夫婦が山のタヌキやイタチと交流してきたと知り、共存出来ていることに安心しました。
    きっと、立ちのぼる湯気には癒し効果があり、心身ともに暖まりそうだと思いました。

    投稿日:2025/01/21

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  • 自然と人間の交流

    何ともいえずホッコリとしてポカポカ温かくなるようなお話でした。山のなかで、ほっかむりをしたイノシシに出会った茂平さん。話をしているうち、今夜行われるイノシシのふろふき大根の会にお呼ばれされます。

    イノシシたちは、大根から立ち上る湯気でいろんな世界を空想して楽しみます。

    このお話の根底にあるのは、自然界のものへの畏敬の念だと思います。そんなことは説明されていないけど、楽しいお話のなかに、確かにそれを感じます。今、人間にとって思い出すべき大切なことのように思います。

    アヤ井さんの描く挿絵が、素朴でユーモラスで、このお話にピッタリ合っています。

    投稿日:2025/01/20

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