![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
【人生について考えながら、お子さんやお孫さんに読んであげたくなる絵本! 】
───「山のてっぺんにはなにがあるの?」 ───「せかいよ」
子ネコのルルはアナグマのおばあさんと一緒に、毎週日曜日に<こんもり山>にのぼります。 山の秘密や、友達をたすけること、そして自分でえらばなければならないことなど、 ルルはアナグマのおばあさんからさまざまなことを学びます。
アナグマのおばあさんとルルとのやりとりを通じて、人生について考えさせられます。 きっと、お子さんやお孫さんと話をしながら読みたくなる、心がやすらぐ絵本です。
■内容■ アナグマのおばあさんは にちようびはいつも 〈こんもり山〉に のぼっていました。 とちゅうで キノコを とったり ともだちを たすけたり。 そんな あるひ アナグマのおばあさんは いっしょに 山に のぼる ちいさな なかまと であいます。
2018年カナダ総督文学賞(フランス語/児童書部門)、2018年TDカナダ児童文学賞受賞作品。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
ほのぼのとして温かい気持ちになれる素敵な絵本でした。あなぐまさんは、常にだれかのことを思いやることができるやさしさを持っています。それが、この物語の中のあなぐまさんの行動や言葉のいたるところに現れていて、こういう風に生きていけたらなという想いを抱きました。
あなぐまさんは、ルルと出会って一緒に山を登るようになりますが、常にルルの気持ちを尊重して無理強いすることもなく、ただそばで温かく見守りつつ一緒に山を登っている姿に、なんだかとても学ぶところが多かったです。私も親として、こういうふうに子どもを育てていけたらいいのになと感じました。
一度読んで満足じゃなく、何かのたびにふと読みたくなるような絵本ですね。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子6歳)
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