![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
8時になってもねむくないといいはるクマタくんを、ママくまさんはあの手この手でねつかせようとしますが、うまくいきません。でも最後は知らず知らずのうちに、クマタくんの目が閉じて…。
8時になってもねむくないといいはるクマタくんを、ママくまさんはあの手この手でねつかせようとします。「クマタくんが ねないと まくらが にげていってしまいますよ…… まくらは よぞらに ふんわり うかんで とんで やまのほう……」「クマタくんが ねないと もうふが にげていってしまいますよ…… もうふは よぞらに ふんわり うかんで とんで うみのほう……」「クマタくんが ねないと パジャマも にげていってしまいますよ……」「クマタくんが ねないと ベッドも にげていってしまいますよ…… ベッドの おふね、おふねの ベッド、ゆらゆら ゆれて いいきもち」。最初はがんばっていたクマタくんも、いつの間にかこっくりこっくり。なんとも心なごむ絵本です。
![](/images/kumata.jpg)
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
絵がとてもわかりやすく、きれいな色使いで、ごちゃごちゃしてません。ちょうど、1歳児はページをめくることが大好きな年齢ですので、ページあたりの文章が2〜3行で子供のページをめくるスピードにピッタリです。内容は至ってわかりやすく、「くまたくん」を「ママ」が寝かしつけるというもので、最後のページはまんまと「くまたくん」がねんねしてしまうというものです。それに併せて子供にも「さ、くまたくんもねんねしたから、一緒にお布団はいろー」といって、寝かしつけます。絵の美しさは一度手にとって見ていただけるとわかります。そのせいか、うちの子供はこの本がずーっと大好きでいます。
この本がきっかけで1歳前から絵本に大変な興味をもつようになりました。もちろん、今でも「くまたくん」は大好きで、くまたくんが積み木をしたり、絵本を読んだりしている姿を指さしながら子供なりに何か私に話しかけてくれています。まだ、言葉を話すことができませんが、くまたくんのおかげで、子供の脳にはたくさんの言葉がつまっているような気がするのです。(親ばかかも!)くまたくんの魅力はうちの子供が話しができるようになったら、質問してみたいくらいです。機会がありましたらぜひ、お手にとってもらいたい一冊だと私は思います。 (はなうささん 30代・ママ 男の子1歳)
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