ゆきのうえは、しんとしずまりかえって、まっしろ。でもゆきのしたには、まったくべつの、ひみつのせかいがあって、リスやウサギ、ネズミやウシガエルにクマなど、いろんないきものたちが、さむさやきけんから、みをまもりながら、くらしている。巻末には、作者のことばと、おはなしに出てきたいきものたちについての解説がはいっています。
まっしろに積もった雪の上をスキーしながら、その雪の下にいる動物たちを想像していきます。そこは、森の小さな生き物たちが寒さや危険から身を守る秘密の世界。リス、カエル、ねずみにクマに昆虫たち。雪の中って寒そうなのに、暖かいのかな?つぶれないのかな?見えない世界を想像することで不思議な世界が広がる、冬にぴったりな絵本でした。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳)
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