![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
困難な状況を抜け出す力を与えてくる、インディアンが語り継いできた神話のメッセージ。 お子様はもちろん、あらゆる年代のかたに読んでいただきたい絵本としてつくられました。 読む人によって、受け取るメッセージはさまざまです。時間や場所を変え何度も繰り返し読んでみてください。 きっと、新たな物語の1ページが心に浮かびあがってくるはずです。 ぜひ、この物語から受け取ったメッセージを語り合ってください。 この物語をとおして、美しい繋がりの輪が広がっていくことを願っています。 あなたの物語として、いつでも・・・、そして、いつまでも、語り継いでいける物語―。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
インディアンのティーチングストーリーと副題にあります。
さらには、ティーチングストーリーとは、「生きることを、おしえるはなし」
とあります。
大震災の後だけに、その言葉が染み入りました。
インディアンに伝わる物語の再話です。
年寄りロバが荷物を運んでいた時に、古井戸に落ちて、這い上がれなくなります。
同行のじいさまは、仕方なく、さらなる事故を恐れて、古井戸を埋める決心をします。
ところが、年寄りロバはある事に気付き、無事、その危機を脱出できたのです。
淡々としたエピソードには説教も何もありません。
でも、心に響くものがあります。
再話の北山さんは、インディアンの精神や物語の研究者のようです。
それだけに、伝わってくるものがありました。
子どもたちにも、大人たちにもぜひ、紹介したいです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子17歳、男の子15歳)
|