詩にふれてみよう

小学生のみなさんにぜひ読んでもらいたい詩集。収録は近現代詩の53篇。 一度読んだら覚えてしまう楽しい詩は、黙読だけでなく、ぜひ声に出してあん唱し、五感を使って表現してみましょう。

「おやこでよもう！金子 みすゞ」は、小さな子どもたちから大人まで、ともに楽しめる金子みすゞの詩を10編、それぞれに画家が絵をつけた絵本シリーズ。本作では、みすゞファンを公言する人気絵本作家きくちちきさんが、表題作の他、「私と小鳥と鈴と」「おさかな」などの詩の世界を柔らかなタッチで描きだします。

詩人・絵本作家、内田麟太郎さんのはじめての詩画集。少年の傷つきやすい心を、ユーモアでくるんで蓋をして抱えたまま、長年作家としての道を歩みつづけ、ちょっとずつ蓋を開けて……。

子どもの心の中にある、うれしい気持ち、楽しい気持ち、悲しい気持ち、悔しい気持ち、イライラする気持ち……などのさまざまな気持ち。それを誰かにうまく伝わるように表現するのを助けます。巻末に詩のタネの見つけ方など収録。

「みみをすます　きのうの　あまだれに　みみをすます……」「あなたは　だれ？ わたしではない　あなた　あのひとでもない　あなた……」やさしい言葉を紡ぐ谷川俊太郎さんと、装丁・イラストの柳生弦一郎さんコンビで届ける長編のひらがな詩6編。

国際アンデルセン賞作家賞受賞の栄誉に輝くまどみちおさんの、60年にわたる詩作品、1200編！ をおさめた全集です。年譜、書誌索引つき。生きることのよろこびにあふれた宇宙が広がります。