鉄道好きの息子が3歳くらいのとき、
家族で小湊鉄道に乗りに行きました。
今はあまり見かけない古いディーゼル列車で、
やたらと音や振動が大きくて、乗り心地も悪くてびっくりしましたが、
牧歌的な風景と相まってか郷愁を感じさせる楽しい旅でした。
で、その小湊鉄道の絵本を加古里子さんが描かれるなんて!
これはかなりうれしいです。
加古里子さんといえば、私の中では、だるまちゃんシリーズと科学系絵本ですが、きっと凝り性なんでしょうね。
郷土の歴史や民俗、文化、などについても、
ここまでやるかというくらい細かく丁寧に取材されて書かれています。
大人も知らなかった情報がいっぱい。
観光ガイドとしても利用でき、
この本を片手にまた小湊鉄道に乗りに行きたいなと思いました。
6歳の息子にはまだ難しい情報もあるけれど、
これをきっかけに郷土の歴史や文化に興味を持ってくれるとよいのではと思います。
しかし、小湊鉄道。
蒸気機関車型のクリーンディーゼル機関車を開発するなんて、
かなりユニークな発想です。乗りに行かなくちゃ。