昭和三十年代の南アルプスの標高700メートルほどに住む
藤吉じいさんは石うすでそばをひいて そばを食べると格別に美味しいのだそうです
やはり 引き立てのそば粉でつくるそばは美味しいのですね!
しかもイノシシの干し肉のだしでたべる そばがき
どんな味でしょう?
山の中で生きるウサギも 生活力があるのです!
そして驚いたのはイノシシの寝床 ビックリしました
自分でかやをかみ切り きれいに並べ 落ち葉を敷いてシノ竹もならべて 器用に作るのに驚きました
藤吉じいと 孫の一郎は
イノシシとうりぼうたちが 戻るまで 2時間も待ちました
やってきました 母親ノイノシシのそばに あかちゃんのイノシシが5ひき 自然に生きる動物たちを 二人は見守りました
こんな時代はもう過ぎたように思いますが
今でも 山の中で藤吉じいのような生き方をしているひとがいるかもです
ステキなお話と版画が迫力ありました!