わらのうし ウクライナの昔話」 みんなの声

わらのうし ウクライナの昔話 作:内田 莉莎子
絵:ワレンチン・ゴルディチューク
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1998年09月
ISBN:9784834015577
評価スコア 4.37
評価ランキング 14,821
みんなの声 総数 18
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  • まるく、おさまって

     おばあさんが、わらの牛にタールを塗りつけて出かけていきます。なぜか、おばあさんが居眠りしている間に、いろいろな動物をつかまえてしまう、、、。
     タールはそんなに役にたつの?なぜ、おばあさんが居眠りしている間に?と、つっこみどころがいろいろあっておもしろかったです。
     最後は、まるくおさまったところが、イソップとはちがうなと思いました。
     
     細かく描きこまれた線が印象的な絵でした。

    投稿日:2014/02/13

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  • ウクライナの昔話

    ウクライナの昔話、ということです。
    「てぶくろ」が思い出されますが、このお話も面白かったです。
    昔話が豊富な地域なのですね。
    クマやオオカミを閉じ込めておいて「どうするのだろう?」と不思議に思いながら読んでいましたが、動物の恩返しとでも言うのでしょうか。
    おじいさん・おばあさんが、幸せにくらせるようになって良かったですね。

    投稿日:2013/04/17

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  • 約束をまもった動物たち

    ウクライナの昔話ということで手に取りました。
    なんとも現実感のない話ではあります。
    逃してもらう代わりに持ってくると言った、クマ、オオカミ、キツネは、約束通りハチミツにひつじやにわとりを持ってきました。
    今の社会にありえない出来事です。
    あまりに良くできたお話に、ついていけない自分です。

    投稿日:2024/07/25

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  • ウクライナは昔話の宝庫だそうです。
     それは、人から人へ、口から口へ、伝わったあかしでしょう。
     そんな話には、人のぬくもりを感じます。
     おそらくこの話もそんなひとつで、日本の内田莉莎子さんが再話の形で文を書いています。
     再話というのは、昔話や伝説などを、子供向けにわかりやすく書き直したものをいいます。
     内田さんのことを少し書き留めておきます。
     1928年生まれのロシア文学者・児童文学者です。祖父は作家の内田魯庵で、莉莎子という名前はモナリザにちなんで祖父がつけたといいます。1997年に亡くなるまで、ロシアやウクライナといった国の昔話の再話や翻訳を残しています。

     一方、絵を描いているのがウクライナの画家ワレンチン・ゴルディチュークさん。
     日本の絵本画家とはやはりタッチが違いますし、物語の舞台となったウクライナの小さな村の古い家の様子や登場するおじいさんとおばあさんの服装など、私たちの生活とはかなりちがうことがわかります。
     そういう時代の違い、国の違いをしっかりととられて、しかし、人々がこういう話に癒された感情は世界どこであっても変わらないということを伝えたいものです。

     話はタールを縫ったわらの牛のおかげで、クマやオオカミやキツネを捕まえたおじいさんたちがこれらの動物を逃がしてあげることでハチミツやめんどりなどの豊かなものを手にするというもの。
     日本の文学者とウクライナの画家がコラボした、なんとも美しい絵本を私たちは今でも読むことができます。

    投稿日:2022/05/22

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  • 訳がいい!絵がいい!

    • 川萬さん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県

    子供は「繰り返しが好き」といわれますが、この本では、登場するくま、おおかみ、きつね、それぞれの違いがちゃんと表現されていて感心します。学年のあがった子供でも大人でも、全く飽きない、無駄のない文章で、読みやすく、聞きやすい、よい絵本だと思います。
    最後にわらのうしがどうなったのか?子供の心を見逃さない、裏表紙までお話しが続くすてきな絵本です。

    投稿日:2011/06/06

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  • おばあさんの思いつき

    もうすぐ3歳の息子が最近昔話を好むようになったので、読んでみました。

    ウクライナの昔話とのこと、日本の昔話ではなじみのないタールが登場しますが、それ以外の点では特に分かりにくさはないようにおもいました。

    貧乏な老夫婦がわらの牛をつくり、そのわらの牛が何故か幸せをもたらすというお話です。おばあさんがおじいさんにわらの牛を作ってもらおうと思いついた話の始まりからして、「なんで?」と思ってしまう展開なのですが、そこが昔話でしょうか。不思議だけどおもしろい、不思議だからまた聞きたくなる話です。

    タールがどんなものか、見たり触ったりできれば、きっと面白さは倍増するでしょうね。

    投稿日:2011/03/28

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  • ウクライナの世界感を楽しめます

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    大きいサイズの絵本だなぁ・・・

    と、ウクライナ?
    「てぶくろ」もそうだったなぁ・・・と
    手に取りました

    表紙の牛の絵が
    従姉妹が陶器で作った牛にそっくり(^^ゞ
    黒いのがタール???

    あの昔木の電柱とか、鉄道の枕木に塗ったものですよね?
    あのにおいかぁ・・・

    絵がリアルで、とっても素敵です
    おばあさんの服とか民族衣装ですよね?
    貧乏だけど、すごい刺繍とかセンスいい感じ

    おおかみは、ベルト?してるし
    キツネは、ピアスしてるし
    あなぐらの中での
    表情もなんともいいです

    絵本を閉じると、わらの牛の最後の姿が・・・

    素敵な絵本に出会いました

    投稿日:2010/12/19

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  • ハッピーエンド

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    あるところに、貧しいおじいさんとおばあさんが暮らしていました。
    ある日おばあさんが突然、わらの牛を作ってくれと言い出します。
    おじいさんが作ってあげると、おばあさんはその牛を連れて丘へ登り・・・。
    いったいおばあさんは、何で急にわらの牛を欲しがったのでしょう?
    こうなることを予想していたとしたらすごい。
    正直で働き者なおじいさんとおばあさんが幸せになるという昔話は日本にもたくさんあるけれど、これは一瞬のひらめきで棚ボタ的に幸せになってしまうというユニークなパターンでした。
    でも、つかまえたオオカミたちを信じて逃がしてあげるわけですから、やっぱり「いい人」であることに間違いはないんでしょうね。
    最後はみんなハッピーになる、読後感のいい絵本です。

    投稿日:2010/10/23

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  • ウクライナは昔話の宝庫ですとありました。

    てぶくろの絵本はよく楽しんで子供たちとあそんだものです。
    この わらのうしは図書館で見つけておもしろそうだなと思い読んでみました。
    繰り返しの おもしろさは てぶくろにも似ていますが ひと味違うところは  おばあさんの発案でわらのうしをおじいさんてもらって、タールをぬるこれもおばあさんの案
    おばあさんは わらのうしをつれて「 おいしいごちそうをたっぷりおたべ」

    ふとっぱらなおばあさんだな〜
    いとをつむいでいる間に・・・・いねむり

    おじいさんは なかなかゆうかん 協力して しあわせつかんだのかな?
    それにしても こんなに うまくいくと 楽しいですね!
    幸せに暮らし 本物の牛を二頭手に入れて

    くまや おおかみ きつねも 正直もの  こんな昔話もたのしいですね
    絵がリアルに描かれていて おじいさんとおばあさんの顔のしわもリアル
    ウクライナ地方の昔の暮らしぶりが よく分かりますね!

    「わらのうし」の仕事は、長い時間かかりましたとの作者の声
    良い絵本でしたよ!!

    投稿日:2010/08/06

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  • みんな大団円

    なんだかいいですね、みんなみんな幸せになれて。特にクマもオオカミもキツネも逃がしてあげて、だけど3匹とも約束をちゃあんと守るところが好きです。3大悪役動物が捕まりながら解放されるだけでも、あまり例を見ないような気が。でも、おじいさんもおばあさんもクマもオオカミもキツネもウシもヒツジもニワトリもみんな苦しまなくて済んだ。こんなところが子供にも愛され語り継がれてきた理由なんでしょうね。
    なんでおばあさんはわらのうしを作ってくれと言ったんだろう、それだけが不思議でした。

    投稿日:2009/12/11

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