講談社の「よみきかせ日本昔話」シリーズで、このシリーズは各季節・核年齢別で出版社からお勧めの1冊という形で出ているようです。
この「うらしまたろう」は夏の巻、5・6歳から でした。
もとになっているのは島根県の昔話だそうです。
太郎が助けたのは乙姫が化けたカメで、竜宮で開けてもらった窓の数は4つ。最後に太郎は年を取って消えてしまうバージョンではなく、
「おじいさんになって しまったそうな。 これで、おしまい。」としめらています。
たかな鮎子さんの絵は嫌いではありませんが、
全体ソフトな感じの絵と色彩で、あまり昔ばなしっぽく感じませんでした。
出版社が薦めている年頃の子どもたちが一人読みするのには、わかりやすい内容に収まっていると思います。