ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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4件見つかりました
死を知らされず、母鳥の帰りを待つむくどりの子と支える父鳥。厳しい自然の中で、子の成長をひたすら待つ父鳥に愛情を感じました。 一枚の葉音に母親を感じるむくどりの子。強い風が吹いても飛ばないように細長い馬の尾の毛で枝にしっかりくくりつける姿に切なさも感じました。ふとオー・ヘンリーの『最後の一葉』を思い出しました。
投稿日:2023/10/28
動きがほとんどない上に、むくどりの子どもの寂しさを語る物語だから、視覚化するのは相当に難しい作品だと思います。 そんな条件の中で、いもとようこさんの絵は、あまりに見事です。 心象風景のように、幻想のように、むくどりの子の寂しさを描いて見せました。 それにしても、母親の死を教えなかった父親の行為は、残酷でもあり苦難でもありました。 嘘を重ねることになってしまいましたし、いずれ真実を知る子どもに、どう対すれば良いのでしょう。 しみじみとそんなことを感じさせられる作品でした。 でも、子どもは幼心に母親の死を悟ったようラストシーンでした。
投稿日:2021/12/14
いもとようこさんの優しいイラストに惹かれて、手に取りました。 帰ることのないお母さんを待つむくどりの子。 お母さんは遠いところに出かけていったと話すおとうさん。 言葉は少ないけれど、しっかりと子供を守るおとうさんの愛が感じられます。 少し切ないお話ですが、むくどりのこの成長を感じ、ジーンとしました。
投稿日:2020/12/25
小学校2年の娘は今 学校で「泣いた赤鬼」を学習中です。 作者の浜田広介さんの他の作品を読みたくて手に取りました。 このおはなしは父子物で 母さん鳥はもう死んでしまっているようです。 冬が近づき、今にも散ってしまいそうなたった一枚の葉っぱの音を 母さん鳥の羽音と夢想し、だいじにしている子供の鳥の姿はいじらしいです。 母子物で、母の愛を感じる物語が、 絵本にはそこそこ存在すると思いますが 父子の物語でありながら 母親の不在で、物語の輪郭が浮き上がるような手法に 思わずうなりました。 浜田さんのお話は、 なんともいえない暖かな肌触りと 切なくなるような胸の苦しさを覚える気がします。
投稿日:2013/02/12
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