ぼくとおとうさん」 みんなの声

ぼくとおとうさん 作・絵:宮本 忠夫
出版社:くもん出版
税込価格:\1,388
発行日:1992年
ISBN:9784875767374
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,757
みんなの声 総数 19
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  • お父さんの存在感

    子どもにとって、小さい頃の記憶に父親って、あまりないのかもしれませんね。
    それだけ、母親との記憶の方が鮮明なのかと寂しくもあります。
    でも、父親の出番はこれからです。
    二人の釣り上げた魚の大きさ、覚えていてほしいですね。
    父子の軽妙なやり取りが、とても幸せそうです。

    投稿日:2021/01/23

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  • おとうさんってどんな存在?

    ぼくとおかあさんに続き、ぼくとおとうさんも読みました。
    おとうさんと遊びながらぼくは今日も質問攻めです。
    きょうはじーとおまえのめのなかをみているとわかると、おとうさんに
    言われます。急に現実的な話になったりするのがいかにも子供っぽい。
    思い出はどんどん毎日増えていって次から次へと忘れてしまいます。似ている親子。毎日が宝物ですね。

    投稿日:2019/08/05

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  • 男の子にとって父親というのは特別な存在かもしれません。
     川べりで二人(といってもクマのお話ですから二頭です)並んで釣をしているクマの親子。
     息子がいう「おとうさんはどうしてぼくのおとうさんなの?」という質問から、父と息子の面白い会話が始まります。
     男の子にはお母さんは自分を生んでくれたから母親としての実感があるようですが、父親となればなんだか怪しい。その上の質問です。
     父親は「おとうさんとおまえのかおがにているから」と、これはちょっと苦し紛れかも。
     だったら、自分にそっくりな子がいてもお父さんの子だとわかるの、って息子は追いかけてくる。
     さあ、お父さんはどうする?

     この絵本を読みながら、クマの親子のように父と並んで釣りのような、釣りでなくてもいいのですが、何か遊びや会話のようなものがなかったなと、少し寂しく、それでいてすでに父はなく、父もまたそんな会話をしたかっただろうかと思ったりしました。
     趣味といってなかった父、話すのが苦手だった父、誰にも父がいて、その父はいろんな表情をもった父で、いってみれば自分一人の父にちがいない。

     クマの息子はまだ小さいけれど、すでにおとうさんとたくさんの思い出を持っています。
     そして、こうして二人(二頭?)で並んで釣りをしてこともまた新しい思い出になっていく。大きくなって、並んで釣りをすることなんかなくなるかもしれないけれど、きっと男の子はこの日のことを忘れないでしょう。
     お父さんもまた。

    投稿日:2019/06/16

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  • 深い父子の会話

    父子の物語っていろいろあるなかで、こちらの絵本の父子の対話はほんとうに素敵だなと思いました。
    子どもの問いかけに真剣に答えるお父さんが素敵で、その答えがまた深いです!小さい頃を思い出すような答えになんだか読み手もジーンとします。そして2人が釣りをしながら会話しているのも良いなぁと思いました。
    購入したい絵本です!

    投稿日:2016/02/06

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  • ぼくとおとうさんの 関係が絶妙で  お父さんがなんだか愛おしく思えました
    はじめのでだし    「ぼくをうんだのは おかあさんでしょう   
    おとうさんは、どうして ぼくの おとうさんなの?」
    こんな質問をされたら お父さんは どう答えますか?
    くまのおとうさんは  おまえのめのなかをみていると わかるんだよ
    すばらしい 愛情がにじみ出ています

    子育てに しっかり関わった くまのお父さんだからこそ 
    目をじっと見つめて  すばらしい子育てです

    二人の会話  こどものくまは たんたんと答えています 
    ちょっと お父さんが かわいそうになりましたが・・・(お父さんの表情みているとね)
    子育てのことを ちゃんと語っているんです  いいおとうさんです

    さかなつりしながらの会話  大きな魚つった こども おとうさんは
    小さい魚  この描き方が なんともいえず ちょっと笑えて
    にくい表現です
     
    愛情いっぱいのくまのおとうさん  ばんざ〜い!

    投稿日:2015/11/08

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  • 深い絵本です。

    うーん、深い・・・、と思わずうなってしまった絵本です。
    おとうさんがどうしておとうさんなのかに、疑問をもつこぐま。
    そのこぐまに、しっかりと向き合う、父親くま。
    素敵な親子関係が描かれていました。
    娘は、どうして、おとうさんがおとうさんなのかに疑問を持った
    ことはないので、なんだかこぐまのことが、すごいと思いました。
    静かな感動をうむ絵本なので、ぜひご家族で読んでみて
    ほしいと思います。

    投稿日:2015/10/22

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  • 父と息子

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    おとうさんと仲良く釣りをする息子。
    「おかあさんはぼくをうんだからおかあさん。おとうさんはどうしてぼくのおとうさんなの?」という質問は子どもからしてみるとたしかにそうねーと思う質問ですよね!
    うちの子たちはどう思っているのかな?特に何も言っていなかったのですが。
    釣りをしながらの親子の会話。よかったです。

    投稿日:2015/05/25

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  • パパそっくりな孫

    孫は、パパそっくりなのできっと疑問に思わないと思いました。

    パパは、孫が赤ちゃんの頃からママ以上に育児に専念して孫に関わって

    きたから孫になんて答えるか聞いてみたいと思いました。

    私は、英語はわからないから、娘は自分で聞いたら(?)と答えると思

    うからきっとわからないままだろうと思いました。

    僕とお父さんの関係が、とてもカラッと爽やかに画かれていて素敵な親

    子関係をきづいているなあって思いました。僕の魚の方が大きいのが釣

    れて微笑ましく思いました。

    投稿日:2011/10/20

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  • 父子っていいな☆

    「ぼくとおかあさん」に続き借りてきました。

    今回も終始親子の会話です。
    「おとうさんは、どうして ぼくの おとうさんなの?」
    いきなりこの質問からスタートします(>_<)
    さて、くまのおとうさんはどんな話をするのでしょうか?

    父子のつながりって言葉で表現するのはホントに難しいですよね。
    うちのパパも「息子が私のお腹の中にいた」っていう事実の話をしている時など、「オレがいないと産まれなかったんだぞ!」って感じで少し焦って入ってきます。(^_^;)

    絵本を読んで、「さすが くまのおとうさん!」と思いました。
    「父子っていいな」って。
    一緒に過ごした様々な思い出が、子どもにとって「おとうさん」の存在・つながりを認識する確かなものになっていくんですね。

    ぜひ、お父さんに読んでもらってください☆
    お父さんにもよい影響をもらえる絵本だと思います。
    幼児〜小学校低学年向けかな。

    投稿日:2010/10/07

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  • 肉眼で心に焼き付けておかなくっちゃ

     ぼくを うんだのが おかあさんでしょう。
     おとうさんは、どうして ぼくの おとうさんなの?

     『ぼくとおかあさん』に続いて購入しましたが、最初からきつい質問です。
     我が家は、夫がこれを読んでいましたが、「男とは実に頼りなく儚い存在よの〜。」と苦笑いで、寝かしつけてきて私に話していました。

     男の子と父のやりとりというのは、こんななのかしら?とはじめ読みましたが、やはりこのくまのお父さんは、あったかくて、気負わず、こどもをしっかり包んでいる、すばらしいお父さんだと思います。
     「大切なことは、しっかりと見て、目の中に写しておく」というフレーズが、ジーンときます。カメラやビデオに頼っちゃダメですね。肉眼で、心に焼き付けておかなくっちゃと思いました。

     今読み返してみても、良書だと思います。
     やはり、最後のページも大好きです。

    投稿日:2009/08/29

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