「おいしいありがとう」 なかなかよいと思う ママの声

4歳0ヶ月の息子に読んでやりました。お礼を伝える方法っていろいろありますが、一番シンプルな「ありがとう」の言葉を伝えるのって難しいですよね。まさにそれに取り組んだのがこの絵本。でも、やっぱりシンプルに気持ちをこめて伝えるのが一番。かっこつけてもだめ。ところが、受け手がそれどころじゃないというのがちょっと意外。なんだか、ありがとうの気持ちを伝え合う絵本だと思っていたので、これじゃあね、とちょっと残念でしたね。

「ありがとう」はとっても素敵な言葉ですが、この本を読むと大事な大事な「ありがとう」に出会えます。
やわらかタッチ描かれたネズミ達や草花は、とてもあたたかな印象を受けます。こんな絵の子供グッズとかあったら絶対揃えたくなるだろうなって思います。
あり余る想いの「ありがとう」をどう伝えたらいいのか・・・・しばし私も悩むことがありますが、ネズミ達もいろんな表現を練習します。私がその場面を読んであげると子供は大喜び。読んであげる側が工夫して、いろんな「ありがとう」が演出できます。

絵がかわいい〜！
私好みです☆
中の絵も結構細かかったりかわいかったりで読んでいる楽しさを倍増させてくれます。

長い間借りっぱなしだったノートを返しにいく事になり何かお礼をしなくては。と思う白いねずみと黒いねずみ。
「ありがとう」の練習をするんだけど・・・

「ありがとう」の練習をする様子を見ていた息子は「こうだよ！」とペコリと頭を下げ「ありがとう」って言うんだよ〜！と得意げに教えてくれました。
私も「うんそうだね〜！」と同じ考えだったんだけど、この絵本では・・・
ちょっと期待外れちゃった。

でも、「ありがとう」って言葉は形じゃないんですよね！
心を込めて言えば、どんな形でも相手には嬉しく伝わるもの☆
形はその時自然とつくもの。
その言葉を素直に言おうとする二人に心が暖まります。

途中に出会う、困った仲間達を助ける様子やその後の展開に結びつくのも楽しかったです＾＾