どう直しても直らなくって、ゴミ捨て場に捨てられたロボット。そのロボットのもとに、南の国へ行こうとして行きそびれた小鳥がやってきます。ロボットのこわれた心臓で小鳥は休みます。
小鳥との出会いが、ロボットの心を温かくして、本当の心臓を得たように幸せな気分にさせてくれます。いっしょにいることがどんなに楽しいことなのか、知ることができたロボットを見て、うれしさを感じずにはいられませんでした。
そして、ロボットを見ながら思ったんです。本当に相手のことを想ったら、どんな困難なことでも乗り越えられるんだなって。そうして、乗り越えたときにはすばらしい幸せがおとずれるんだなって。
相手を思いやる気持ちの大切さを、こんなにすてきなお話を通して知ることができて、幸せです。