たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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9件見つかりました
エマは小さな頃からフィギュアスケートを始めた天才少女。でもその陰には厳しい練習のためにお友だちと遊べないという寂しい悩みがありました。 友だちは、お気に入りの「テラ」というぬいぐるみだけ・・ モーツァルトのいた時代に突然タイムスリップする展開に驚きつつも、あの天才モーツァルトも子どもの頃は同じように悩んでいたんだなぁと思いました。 何かを成し遂げようとすると相当の努力が必要です。 それはスケートだったり、ピアノだったり、他の習い事や塾での勉強だったりするかもしれません。 でもエマもモーツァルトも、やっぱりスケートが好き、音楽が好きと気付いたからこそ、練習も頑張れたのかなと思います。それまでの暗い顔とは違うまぶしい笑顔ですべるエマの姿が印象的でした。 最後の写真、モーツァルトの髪には水色のシュシュ、エマの首には白いスカーフが!あれは夢じゃなかった?! テラは本当にタイムマシンだったのでしょうか。プテラノドンは太古の昔を知っていますからね^^ 透明感あふれる色彩の挿絵が素敵な絵本です。
投稿日:2025/02/10
小さい頃から多くの時間を練習に費やす芸術家やアスリートたち。憧れはあるけど、大変だろうなと漠然と思っていました。 程度は違えど部活も似たところがある。いや、今は小学生も習い事で忙しくしている子たちがたくさんいますね。 練習が忙しくて友だちと遊ぶ時間がない。と嘆くエマ。そしてなんとピアノの練習がいやで逃げ出した幼いモーツァルトと出会います。 ふたりが遊んでいる様子は楽しそうでうれしくなります。楽しく遊んでいるうちにピアノを弾きたくなるモーツァルトと踊りたくなるエマ。演奏がすき。フィギュアスケートがすき。ほんとうにすきなものに気付くのは幸せなことだと思いました。 きっと楽しいだけではないかもしれない。でもこどもたちが、いや大人も、すきなことに出会い、それぞれのやり方ですきなことと付き合っていけるとすてきだなと思いました。
投稿日:2025/02/07
「練習は1日休むと、取り戻すのに3日かかる」 このフレーズを目にした瞬間、小さなころ「私もお友達と遊びたいのに」と泣いて訴えたときのことがふわーーーっと呼び起こされました。 「1日休むと…」は、音楽の世界でもよく言われます。ピアノ少女だった私は、子どもながらに、それまで積み上げてきたものが後退するのが嫌でした。だから、気持ちに蓋をしてコツコツと練習を続けちゃう。こんな大人になってもエマの気持ちはよくわかりました。 特に幼年期は、身近なお友達とは違う時間を過ごすのが寂しいことがあります。そういうワンシーンだけを切り取って「幼い子に練習を無理強いして」と意見される方もいらっしゃいます。 しかし、子ども本人からすると「いや、別にやらされてないし、自分でやりたくて練習してるし」ということだったりするのです。 ちょっとだけ人より早く、なりたい自分が見えていて届きそうな子どもは、何をおいても練習を選びます。上達した自分を目指して頑張ることが楽しいし、達成したときは嬉しい。 そうやって私も年を経ていくうちに、少し遠くに暮らす、同じ志を持ったお友達に出会います。音楽を通して仲間が見つかったときの喜びは、何物にも代えがたいものでした。そうか。世界を探せば仲間はいるのか!と目の前が開けた瞬間でした。 テラの不思議な力なのか、エマの出会ったモーツァルトは、場所だけでなく時空も超えてしまっていましたよね。エマのフィギュアスケートと、モーツァルトの音楽が刺激し合い、それぞれのアートを「なんて楽しい!」と気づくまでの過程は、きっときっと多くの小さな芸術家たちをインスパイアしてくれるシーンになるだろうなと思いました。 読んでいる間、頭の中でモーツァルトの「きらきら星変奏曲」が流れていました。この曲でエマはどんな風に滑ったのかなぁと想像が広がります。モーツァルトにあの曲を作らせたのはエマだったのか!なんて妄想も楽しかったです。 物語の最後のページには、メダルを獲得したであろうエマが、同じ時代を生きる仲間に囲まれ、幸せそうにしている姿が描かれていて、うれしい気持ちになりました。 道を究めようとする過程でできる仲間こそが人を幸せに導いてくれる宝物のような存在だなと大人になった今、思うんですよね。 習い事の練習がつらそうだな、私はこの子に無理させていないだろうか、と悩むママさんがいたら、一度読んでみては?と、この絵本をおすすめしちゃうかもしれません。
投稿日:2025/02/04
かわいい表紙のイラストに惹かれ、手に取りました。 天才フィギアスケーターのエマが出会ったのが、なんとあのモーツァルト! ときを超えて出会った二人は、天才であること、自由な時間がないことなどの共通点により仲良くなります。 時空を超えた壮大な展開に驚きましたが、願いがとても子どもらしくてほっとしました。 悲しい顔をしていたエマが明るく笑顔になるシーンは、みていてとてもハッピーになりました。
投稿日:2025/01/31
絵の雰囲気がとっても優しくて素敵だと思いました。お話はきっと今ではどこのおうちの子でも耳にしたことがあると思うフィギュアスケートに関するお話。フィギュアスケートをすることの大変さ、練習の大切さなどはあるけれどそれ以上に自分のしたいことができない寂しさというのもよく伝わってきて本当に苦労されていることが伝わります。このお話を読むことで前向きな気持ちで頑張れるようになれそうな気がしました。辛いことも嬉しいこともすべてが詰まった1冊です。大人が読むとこれからフィギュアスケートを頑張られている選手を見る目も変わってきそうです。もっと応援したくなりました。
投稿日:2025/01/20
友達がいないといるとでは、こんなにも違うのですね。 友達がいないことを寂しく思っている間、エマは悲しい顔で踊っていました。 けれど、モーツアルトと出会って友達になってからは、フィギュアが好きなことを再確認し、そして明るい顔で踊ります。 どんなに能力が高くても、心の潤いがなければ幸せではない、ということでしょうか。
投稿日:2025/01/21
エマはフィギュアスケーター。毎日厳しい練習をしています。そのせいで友だちと遊ぶ時間がなくて、友だちがいません。そのことをとても悲しく思っていました。 ところが、ある日、客席からプレゼントされたぬいぐるみとの出会いから、不思議な世界で遊びます。 これは…、現実世界で友だちと遊ぶことも我慢して、何かに打ち込んでいる子どもへのメッセージなのかな??
小さいころから友だちと遊ぶこともなく、厳しい練習を重ねて天才と呼ばれるようになる。この絵本を読んだ子どもは、そのようなエマに対してどう思うのかと疑問を持ちました。「自分もこんなふうに厳しい練習をして一番になりたい」と答える子どもは少ない気がしました。そうすると、この絵本は大人が描きたいことを描いたお話なのかな、という印象が拭えませんでした。
フィギュアスケートに打ち込む女の子の繊細な気持ちが伝わってきて、心にぎゅっとくる絵本でした。 時空をこえた素敵な出会いが、彼女をすくってくれます。 ほそいさんの絵がとてもきれいで、優しくて、いろんなことを視覚的にも問いかけてきてくれます。 また頑張ろうと思える、ステキな1冊です♪
投稿日:2025/01/16
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