6歳の息子が一人で読みましたが、ふりがながない漢字もあるので、漢字に親しみのない6歳には苦しいと思います。
黒ねこサンゴロウシリーズは、1巻が子どもが一人旅をする途中で冒険をする話で、息子はこの子どもに自分の姿を重ねて読み、黒ねこサンゴロウシリーズが気に入ったようですが、2巻以降は少し趣が変わり、6歳には少々難しくなります。
それでも2巻以降も息子は一人で読みましたが、私はこの5巻を読んでみて、このストーリーが6歳に理解できたのだろうかと思いました。尋ねてみると、やはりカイの正体が理解できていず、説明してあげましたが、理解できたかどうか。
美しいけど、悲しく切ない話です。大人でもつらくなる重い結末でしたが、一読の価値があります。