息子は昔(2歳ごろ)から、コウモリが大好き。
動物園では暗いコーナーに展示されているので、
あの怖い雰囲気も込みでお気に入りでした。
私はさして興味がなかったのですが、
息子のおねだりでこの絵本を読んでからすっかりコウモリファンになってしまいました。
満月の夜に、コウモリたちが海に遊びに行きます。
お弁当持って行って、月焼け止め(日焼け止めの代わり)を塗って、と
行動はまるっきり人間と同じです。
砂に埋もれてみたり、サーフィンをしてみたりと、
コウモリたちが全力で遊びます。
絵も細かくて、毛の一本一本書いてあるほどなので、食事の虫の絵ももちろんリアル。
最初は「うわ、気持ち悪!!」となるけれど、コウモリたちがうれしそうに虫を食べているので、とても幸せな光景です。
本当にこうやって遊んでいたらいいな、と思えるような素敵な絵本です。
息子はもちろん大喜びで読んでいます。
表紙にも虫の足が描いてあるので、それで引く人は多いと思うけれど、
中身は素敵なお話なので、是非読んでみてほしいです。