我が家には、ばいきんまんの大きな貯金箱があります。
よちよちし始める頃から、おもちゃ代わりになめたりだっこしたりして、息子のお気に入りでした。
その後、アンパンマンに夢中になりよくTVを見ていました。
ある日、TVにおもりをしてもらい食事を作っていると、パタパタと台所へ駆け寄ってきて、「おかあしゃん、ぼく ばいきんまん きやい!」と大親友だったばいきんまんの悪行に失望し、涙目で私に伝えにきました。彼の悲しみもさることながら、『二語文、いや三語文をしゃべった!』と驚き嬉しくなり、購入した本です。
五味先生の絵も楽しく、全シリーズを一冊ずつ楽しみながら読みました。
なかでも、かざることば(A)[3巻]が、リクエストの多かった巻でした。
『お勉強を』なんてつもりはなく、「言葉は楽しいよ。」って、思って欲しくて読みました。
この“かざることば”は、「どんな○○○」という形で、○○○の形容を16パターンのコマ割りで紹介しています。
一冊を本当に堪能できます。
夜おやすみの前には、ちょっと長いので、きついかもしれません(笑)。ページを決めても最後まで読みたがり、この本は土日のお昼用にしました。
どのページも楽しいのですが、「どんなロボット」のページが好きでしたが、その後小学校に入学後は、「どんなまほうつかい」のページが気に入り、“はらぐろいまほうつかい”、“くちぎたないまほうつかい”、“えげつないまほうつかい”で笑っていました。。
言葉の出始めた下のお子さんに、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが読んであげるのも一つの楽しみ方かもしれません。