表紙は夏らしい素敵な作りになっています。
夏休みになると小学生は「自由課題」として、何か調べ学習をしたり、作ったりしなければなりません。
うちのこの選択肢の一環として、この本を図書館で借りてきました。
これを見ると、浜辺(海岸)にはいろいろなものが漂着するのがわかります。
海の近くに住んでいないと、細かいものを収集して調べるという学習はできませんが、こんな視点でいろいろなものを回収(収集して)グループを作ってみたり、そこから工作したりするのも楽しいと思います。
ただ、この本を読む限り、浜辺に漂着するのは素敵な貝や石などだけでなく、どこかの落とし物(ほとんど人間が故意に捨てたものや流したもの)が、多数漂着していることがわかります。
これを読んだ子どもたちが、ただ「キレイだな〜」という感情だけでなく、不法投棄をする人、不法投棄されたもののことなどにも目を向けられる大人になってくれたらいいなぁと、思いました。
うちの子は「こういうのを自由研究でやりたいけど、近くに海がないと無理じゃん」って、ぶつぶつ言ってました。