全ページ、透けるような淡いタッチの絵で描かれている作品。
神社にいったらいつのまにか別の場所にいて、
なぜか道のない道も どんどん走っていく。
主人公の女の子の心情とか性格とかが表されていないので、
透明の龍の出現ももちろん、
全ページなぜそうなったのか?とかを思わせない
幻想的なお話です。
意味を求めたくなる方には面白くないかもしれません。
でも私はこういうストーリー、けっこう好きです。
ただただ目の前に広がる世界を駆けていく、
そんなこともあってもいい。
ところでこの作者の川本真琴さん、なんか名前がひっかかるなーと思ってたら、
やっぱりるろうに剣心のアニメの主題歌歌ってた人じゃないですか!
(”くちびるとくちびる 眼と眼と手と手 神様はなんにも禁止なんてしてない 愛してる〜”♪とかいうの! 私の世代の曲なんですよね)
作詞も自分でしてた人だったんだぁなどとたどってみたり。。
新たな世界観を見れました。