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エキゾチックな絵が印象的ですが、日本人作家さんの作品です。 独・仏から逆輸入というのも、わかる気がします。 怖い夢を見たこのみは、その夢と引き換えに「ゆめたまご」をもらうのです。 願いが叶うという「ゆめたまご」ですが、どうやって? このみは願いを思い描きながら、その方法を試行錯誤するのです。 そしてついに、不思議なことがおこります。 ラストは静かな余韻が残ります。 夢から始まり、夢へと続く、不思議な世界。 読者の感性との共同作業で作品が出来上がるのでは、と思いました。 スタイリッシュな絵は大人にとっても魅力的だと思います。 子どもにとっても、自分がこのみだったら、と想像力をかきたてられると思います。
投稿日:2012/12/10
こわい夢と引き換えに 不思議なおじさんがくれた「ゆめたまご」 大切に育てれば夢が叶うようで 願い事を考えながら 大事にして卵を温めました。 どうしたら願いが叶うのか おじさんにちゃんと聞くのを忘れました。 だから叶わないのかな? 諦めて土に埋めました。 ドイツ、フランスで先に刊行された 逆輸入絵本だそうです。 ボローニャ国際絵本原画展入選作家の 注目の日本デビュー作だそうです。 不思議な物語りに魅了されました。
投稿日:2022/03/23
少し怖いような独特の絵がとても印象的でした。 お話は、願い事がかなうゆめたまご。とても夢があり、一気に話に引き込まれました。 絵も怖いだけではなく、頭がジョーロになっていたり、どこか不思議で、読み終える時には可愛いなぁと感じるようになっていました。 なんだかはまってしまいそうな予感がする作家さんです。
投稿日:2021/02/14
画家さんの絵本。という感じです。 作者のたからももさんは、まずイタリアで賞を取り、スイス、ドイツ、フランスで本書を出版。2012年に日本で(本書を)出版する。という面白い過程で作品を出しています。 絵本の中にはあちこちに卵が描かれていますが、その一つ一つに数字やアルファベットが描かれています。これは絶対意味があると思ったのですが、最後まで読んでも、その理由をつかむことが出来ませんでした。 そして、最後のページに描かれている卵にだけは数字もアルファベットもついてないんですよね〜。なぜでしょう。気になります。 1ページ1ページ葉っぱや動物たちの毛並み、背景の空まで、とても丁寧に描かれていますが、はっきりとした線、大きな絵なので、遠目がききます。 絵をかいたり、見たりするのが好きな人、ファンタジーが好きな人には特にお薦めです。ただ、大勢を対象とした読み聞かせとなると、好き嫌いがありそうなので、対象者の子どもたちをよく見てから選ばれるのがいいかもしれません。
投稿日:2017/08/30
表紙やお話の前半部分に出てくる青白い顔の絵がちょっと怖そうな雰囲気を出していましたが、ゆめたまごを土に埋めてからのお話はだんだんと幻想的で美しかったです。とくにお花が咲いているところはじっくりと見入ってしまいました。
投稿日:2017/08/05
ふしぎな絵本ですね。 独特の世界観がありました。 怖い夢を食べに来てくれたバクがくれた、ゆめたまご。そのゆめだまごがかえったら、どんなお願いをしようか。 表紙から見てもわかる不思議な雰囲気の絵が、子ども達には少し怖かったみたいであんまりでした。
投稿日:2017/03/16
神秘的で不思議な雰囲気の挿し絵に惹かれて手に取りました。 主人公の女の子が、怖い夢と引き換えに黒い帽子のおじさんにもらったのは「ゆめたまご」。大切に育てれば願いが叶うときいて、女の子は大事に卵を温めます。 怖い夢ときいて、ちょっと恐る恐る読み進めたのですが、夢のあるストーリーでした。 子どもよりも大人女子に好まれるテイストだと思います。
投稿日:2014/12/08
とても落ち着いてダークな色合いの絵なのですが,お話の内容はとてもファンタジックな絵本でした。 絵本の最後も問いかけのようなカタチで終わり,読み手に色々想像させるような終わり方です。 親である大人の私が読みましたが,子供と一緒に読んだら,「私はこういうお願い事にする!」「ママはこんなお願い事にする!」「今度はたまごはこんなふうになってこんな事が起こるんじゃない?」なんて話題が盛り沢山になっただろうな〜と思いながら読みました。 想像力を膨らませる絵本だと思います。
投稿日:2014/09/24
怖い夢を見て真夜中に目を覚ましたこのみ。 夢の続きを見るのが怖くて眠れずにいると、誰かが窓を叩きました。 そこにいたのは、バクに乗った卵のようなおじさんでした。 「君の夢をバクに食べさせてやってくれないかい?お礼に願い事をかなえるゆめたまごをあげよう」 不思議なたまごをもらったこのみは…? なんとも幻想的なお話でした。 落ち着いたダークな色合いの絵が、不思議なお話を引き立てています。 たまごの孵し方を知らなかったこのみですが、その一生懸命な思いが実を結んだんでしょうね。 最後に実ったたまごは、一体何が孵るのでしょうか? これが現実なのか、はたまた夢の続きなのか、読み終わってからも不思議な余韻が残る一冊でした。
投稿日:2013/03/20
こってり深みのある絵に、見入ってしまいます。色あいも落ち着いていて、ヨーロッパぽいなと思いました。 玉子から木が育っていく場面がおもしろかったです。大きな「花の木」も幻想的ですてきです。やっぱり、女子の夢はケーキとお花なんですね。いろいろな動物たちも、不思議な存在感があります。 読み終わると、余韻が残ります。独特のタッチが新鮮でした。
投稿日:2012/12/21
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