妖怪がたくさん登場しますが、この絵本は全く怖くありません! 妖怪がちょっと怖い子でも、安心して読むことができます。
たぬきクリニックは、妖怪たちの頼りになる病院。
怖い、強いイメージのある妖怪も、この本の中ではケガをしたり病気をしたり、なんだか親近感がわいてしまいます。
絵の中の病院内の貼り紙や医療本、書類もよく見ると面白く、子どもが覚えたてのひらがなを一生懸命読んでいました。
たぬきクリニックでまさか手術ができるとは思わず(たぬき先生、失礼しました)、子どもも印象に残ったようで、看護師さんが持つ紙を読んで、「ママ、ばっし ってなぁに?」という質問も出てきたりと、外科用語も学べました。
子どもの絵本なので、グロテスクな絵もなく、ふんわり可愛らしい絵で、安心して、病院とはどんなところか、医師や看護師、薬剤師の仕事もわかって良かったです。
最近の子どものお気に入り本になりました!