寝る前の6歳の息子に読み聞かせをしました。
「くまちゃん可愛いな」「おいしそうなイチゴ!」と最初はうれしそうにお話を聞いていましたが、「イチゴの苗が大きくなって実が赤くなるまでパパとママがいないって…」と、いつもはおしゃべりな息子が途中から黙り込んでしまいました。
優しそうなおじいちゃんとおばあちゃんがそばにいて、仲良しの3人兄弟と森の仲間たちと楽しく暮らしているお話だったのに、「さみしいね、大変だね」とぽつり。
いつのまにか、私の腕にしがみつきながらじっとこちらを見ていました。大丈夫だよ。お母さんはどこも行かないよ。イチゴを育てるときは、一緒にお世話をしようね。と、ぎゅーっと抱き寄せながら眠りにつきました。
なんだか思っていたのと違う感じの読み聞かせになったぞ?と少し心配していましたが、次の日からはもうすっかり元気になり、イチゴのパフェとケーキとジュース、何にしようかな、と迷っていました(笑)。感情移入しすぎちゃう子なのかしら?
ツヤツヤのイチゴの絵も、調理して美しいお菓子になったイチゴも、とってもおいしそうで、旬なイチゴを食べながらもう一度読んであげたいなと思いました。
それから、優しそうなおじいちゃんくまさんの、柔らかそうなフサフサのおひげは、ぜひ触らせてほしいなと思いました(笑)