どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
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木村祐一さん&田島征三さんの「オオカミの」シリーズ第1作目です。 オオカミが、取り逃がしてしまったブタを すごい執念で追いかけるお話です。 逃がした魚は大きかった・・と言いますが、まさにそのまんまのお話です。逃がした豚は大きかった。。 1匹の豚を取り逃がしたことが、とっても悔しくて、そのブタを食べるぞ、と追い続けます。そして、膨らみ続けるイメージ(笑) うちの子は、イメージしている豚がだんだん大きくなっていく場面で、「あれ?」「ん?」と不思議そうにしてましたが、途中でオオカミの妄想と気付き、にやにやしてました。 田島さんらしくない?色使いにちょっと興味をひかれました。原色が多くカラフルな絵がポップな感じで、楽しさを増してました。 読み時間7〜8分。
投稿日:2011/06/22
2歳半の娘に読みました。 おおかみさんや、出てくるぶたさんなど絵は可愛くて、カラフルで良かったです。 しかし、2歳の娘には、まだおおかみがぶたを食べてしまうことや、おおかみの欲を理解することができませんでした。笑 読みながら『なんで?』『なんで?』の嵐で、説明するのにも一苦労。。 私自身は読んだ後に内容も納得もできたし、楽しめたのですが。 もう少し、大人の事情も理解できる頃に読んであげたいと思いました。 絵本自体は、とても素敵な内容だったと思います。
投稿日:2014/01/07
オオカミが主人公の絵本ってたくさんあって、 以前「オオカミ」がテーマのブックトークも聞いたことがあります。 「あらしのよるに」シリーズでのオオカミのイメージが強い木村裕一さんですが、 独特の筆致の田島征三さんとのコンビのオオカミはどうでしょうか。 はらぺこオオカミがすんでのところでおいしそうなコブタを取り逃がします。 その悔しさゆえか、行く先々で目の前に獲物となりそうな動物達がいても 知らん顔。 ずっと、あのコブタのことを想像しているんですね。 想像していると、どんどん大きく太っていくコブタ像。 心なしか、それに反比例して、オオカミが腹がすきすぎてやせ細って見えるのは 気のせいでしょうか? ようやく取り逃がしたコブタに遭遇したのに、その想像力が災いします。 田島さんの絵は迫力があるので、オオカミのキャラクターにぴったりですね。 しかも、オオカミに遭遇した動物たちの慌てぶりなど臨場感たっぷり。 目的が目的なだけに、ラストへの展開がドキドキものでした。 ラストのオオカミの表情に、 オオカミのその後が気になりますね。 スリリングで、遠目が利きそうなので、大勢の読み聞かせにもいいと思います。
投稿日:2009/08/28
はらぺこのオオカミがこぶたを見つけ食べようとします。 が逃げられて・・・ 途中色々な動物が現れるのに逃げられたこぶたをつかまえようと 一生懸命なオオカミは見向きもしません。 「だんだんオオカミがやせて、だんだんこぶたが大きくなるぅ!」と 子供たちは大騒ぎ! このオオカミ なんだか可哀想なようなまぬけなような・・・ いつか想像して大きくなったこぶたをつかまえられるのか?! 絵と内容があっていて楽しく読めます。
投稿日:2008/05/19
3歳の下の子が図書館で見つけました。ケタケタと笑いながら「オオカミはまだ(こぶたを)食べられないねえー。」と楽しそうに読んでました。私は最初、「え、これのどこがそんなにおもしろいの?」と思いましたが、何度か読むうち、オオカミやこぶたの姿の変化などがわかり、面白みがでてきました。
投稿日:2007/12/13
おおかみは美味しそうなコブタを見つけます。 捕まえて食べようとしますが、逃げられます。 あきらめきれないオオカミはコブタを追いかけます。 途中、ウサギやシカやオンドリにも会うのですが、 オオカミの頭の中はコブタの事でいっぱいで見向きもしません。オオカミの頭の中のコブタはどんどん美味しそうに 膨れ上がり、とうとうコブタを追い詰めた時、「あれ?探してたコブタとちがうな」と食べずにまたコブタを探しに行ってしまいます。 誰でもこんな経験をした事があるのでは? ちょっとマヌケなオオカミが憎めません。 絵は田島征三さんの絵で、とても味のある絵ですが、 好き嫌いがあるかもしれません。 私は大好きですが、息子は絵があまり好きではないようです。
投稿日:2006/04/22
なんと哀れなオオカミ。 空想がどんどん妄想になっていき、コブタを追い求めるうちにどんどんやせ細っていくのです。あぁ哀れ。 すぐそこに、コブタよりももっと美味しそうで、おなかいっぱいになるえさがたくさんあるのに・・・。 目先のものにつられて、ついつい大物を逃してしまうっていうお話はあるけれど、この「オオカミのごちそう」はその逆パターン。最後に、目的のコブタに出会っても、妄想の中のコブタとはあまりにもかけ離れたやせっぽっちのコブタだった。結局食べずに丸々に太ったコブタを食べる夢を見ながら、オオカミは眠りにつくのでした。涙を流しながら・・・。あぁ哀れ。
投稿日:2004/08/26
このオオカミは、きっとお腹がすきすぎて、頭が朦朧としていて、あんな妄想を膨らませていったのでしょう。 捕り損ねた、コブタを頭の中でどんどん太らせていくところが、何とも言えずおかしいです。いやしいばかりに、思いは募るのでしょう。なんとも子供っぽいオオカミです。 田島征三さんの描く表情豊かでコミカルなオオカミが、すごく楽しいです。
投稿日:2004/03/15
オオカミはコブタを捕まえ損ねて山を歩いて探しますが、途中で会ったほかの動物よりコブタのことで頭がいっぱい。いざ、コブタを見つけても「ちがう」と思いまたまた歩く。なんともおかしい結末でした。
投稿日:2003/01/10
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