小さな男の子は得てして、何かの「乗り物」にものすごく執着する時期がありますよね〜。
つまり好きになるってことですが、うちには男の子はいませんが、自分の弟は小さいときミニカーにハマっていたし、年下のいとこは目茶目茶電車好きでした。
さて、この絵本は「ばすくん」シリーズの1作目です。
バスの好きなお子さんにはたまらない魅力的な1冊になるのではないでしょうか?
なかやみわさんが絵を描いています。なかやさんの絵って、たいてい可愛らしいキャラクターが多いので、“新型バス”の勝ち誇ったようないやらしい目つきを見たとき、ちょっとびっくりしました。(面白かったけど)
「ばすくん」にはいろいろ描いてあって、
行先表示のところには『あとすこし』って書いてあるし、
おなかや背中の広告にはなんと「ばすくん」が映画化されて、大ヒット中らしいことが書いてあります。
こういう遊び心は個人的に大好きです。
後半は丸く収まりましたが、どちらかというと波乱の前半部分の方が、私は面白かったです。