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13件見つかりました
名画で遊ぶという発想が面白いです。 絵探しをしながら細かいところに注目していくということが、絵画を鑑賞する目を養うことにつながるんですね。 ぱっと見の雰囲気で、この絵好きだな、ちょっとな〜という見方しか私はしてなかったので、すごくためになった気がします。 絵をみることで、その時代の背景を知ることができたり、人々の生活を垣間見ることができたり、1枚の絵からわかることってこんなにたくさんあるのか〜と驚きます。 歌川広重の描いたロンドンの絵にはびっくりしました。行ったこともない場所を、資料や調べた情報だけでよくこれだけ描けるものですね。 おもちゃで描かれた作品も、じつは顔を表現してるところがすごく面白かったです。
投稿日:2017/12/06
美術館って、なかなかこどもと行けないですよね。 じっくり見ることが出来なくて。 この絵本は画期的です! 絵のディテールを見ることと探し絵あそびが融合。 遊びながら名画を観察して、親子で学べます。 教科書や雑誌でみたことある名画たち。 ボッティチェリのあの「ヴィーナスの誕生」だって こどもとディテールと照らし合わせてみるので、 わいわいと、じっくりみれます。 身構えない遊びの中での美術鑑賞は 敷居も低い。 紹介する言葉たちも、すんなり頭に入ってくるので不思議ですね。 各時代に描かれた名画を通して 時間旅行もしている気分です。 楽しいのに美術館に行った時のような すこし賢くなったかな、美に触れたかなという感覚があるので うれしい☆ 「あそびじゅつ!」、 やんちゃなこどもとも、 忙しくても、きっと行けちゃう美術館。 ぜひ親子で開きたい絵本です。
この絵本、本当にいいです。 ボスやブリューゲルは特に好きな画家なんですが、彼らの絵には遊び心があって見ていて楽しい。 そこに「探す」「見つける」という遊びが加わって、誰でも気軽に世界中の名画を楽しめてしまう… なんて贅沢なんでしょうか。 現代でこのように名画を鑑賞できる事がとても嬉しいです。 ただ眺めるだけでなく、ディテールを意識する事でより純粋に絵を楽しむ事ができますね。
絵が語る歴史、ということで時代の流れを絵画で楽しめる絵本です。 古代エジプトからはじまり、神話の世界。そして現代まで。 4歳の息子は特に絵探しすることもなく、 昔の人ははだかんぼだね。ということに注目しながら見ていったのですが…。 「真っ赤な街」から急に興味を持ってみるようになりました。 私も怖い絵だな…と思ったんですが、第一次世界大戦の絵でした。 「赤いのなにかな。あかいねー」 と、赤いっぱいなことが気になってしかたがないよう。 戦争の絵。というこというべきか悩み結局言えなかったのですが どんなかんじ?と聞くと 「こわいねー」と。 絵から時代を感じ取っていることが伝わってきました。 そして続いての「ゲルニカ」ピカソ。 こんな絵見せちゃっていいのかな?と、ページを素早くめったら、なんと戻されました。 そして「この人はなんだろう。この人は何をしてるのかな」と 絵を見ながらディスカッション?が始まったのです。 説明文を読んであげたら 「この人が泣き叫ぶ人かな。この顔が苦痛にゆがんだ顔かな。これは火事かな」 一つ一つ丁寧にモチーフを見ていきます。 こんなにちゃんと絵を見るとは思っていませんでした。 ピカソってすごい、名画ってすごい! 本物の絵って4歳も虜にしてしまうんですね。 私自身ピカソの絵って難しいなーと思っていたのですが、この絵本を通して子供に絵の見方を教えてもらったように感じました。 様々な絵画がのっているので、お子さんの好みが見えてくる 入門にぴったりな絵画絵本だと思います。
6歳の娘と読みました。 元々絵を見るのが大好きな私たち。 6歳のオテンバ娘を美術館に連れていくのが怖い私と、 ビジュツカンに行ってみたいけれどママが連れて行ってくれない6歳娘の 利害が完全に一致して、 いつになく仲良く読ませていただける一冊です。 今回の「歴史と物語」編は、いきなりヒエログリフから始まります。 昔のお墓に描かれているヒエログリフなのに、 とっても躍動感溢れる色彩豊かな絵は圧巻。 むかしのひとって、すごいねー。 この人のおはかなんだってー。 これはおさかなだねー。 なぁんていいながら、ページを繰っていく私たち。 その絵が描かれた背景や、 教えてもらわないと絶対に気づかないポイントなんかも さりげなく紹介してくれる文章がとってもありがたい。 有名な貝殻のヴィーナスの絵にはこういう背景があったのかー。とか、 ナポレオンの絵はこういうことだったのかー。とか、 1ページ1ページ、 へぇ〜 とか、 ほぉ〜とか言いながらの私と、 必至でミッケ中の娘。 このシリーズ、本当に我々母娘には有難い一冊です☆
第二弾の本も素敵ですね。ホント知っている絵だけれど、本当は知っているつもり、見ているつもりだったのかもしれません。美術館でもこんなに近くで見れません。絵の雰囲気もいろいろあり、こんな絵もあるんだねって子供たちにとっても触れる機会になりますし、名画とは言われていますが、もっと遊んでもいいっていうことですよね。心が躍るままに見て楽しみたいです!
投稿日:2017/11/17
絵画を漠然と鑑賞しても、どうしても何も感じることができないことがあります。 せっかく、美術館に来たのに、スタスタと通り過ぎてしまい、何も感じることができないまま出口に向かっていることもあります。 でも、もし、この絵本のように、絵画の中からフクロウを三羽さがしてみましょう、とか、ヴァイオリン弾きはどこにいる?と聞かれたら、一生懸命探し出して、探す過程で、どうしてこの画家はこのモチーフを描いたのかな?などと考えることができます。 そういった意味で、あまり美術や絵画に興味がない子供たちでも、遊びながら興味を持てるような工夫がされている画期的な絵本だと思いました。 シリーズで何冊かあるうちの、今作は、歴史という副題があるように、古代エジプトから中世、ルネサンス、広重、印象派、現代アートと、かなりとびとびですが一応時系列になっています。
投稿日:2017/11/20
ルノワール、ピカソ等々、そうそうたる画家の絵に親しめます。まさかこんな偉大な芸術家の名画で、さがしものをして遊べるとは。 子どもにも名画に親しむきっかけにもなるし、大人でも見ていて楽しいです。お題を全てやっていくと、絵画の隅から隅までみることになり、こんな細部が描かれているんだという発見につながります。自分だけでただ眺めていただけでは気づかなかったことも気づかせてくれます。そして一枚一枚に画家についてと、その絵画のエピソードがのっており、あぁこういう一場面なんだなということも知れて読んでるだけでも楽しいです。
投稿日:2017/11/22
名画には、やはり、何かしら力が、あります。 人それぞれ、画風の好みはあると思いますが、この絵本では、編者によって選ばれた多様な作品を、一度に鑑賞できる点が、まずいいなと思います。 そのうえ、絵にまるわるクイズでも楽しめるので、大変お得です。 リビングに置いておいて、時々眺めたいな…と思います。
投稿日:2017/11/19
このシリーズの本は1冊だけ持っていますが、このブルーの本は持っていないのですごく興味を持っているところです。主人がフランス人なのでフランス語バージョンでイエローの本を持っていますが、とても楽しめるし、何よりも子供にとって美術作品を楽しみながら見てもらえるところが気に入っています。 大人の私にとってもとても新しい発見がいっぱいで、こんなところにあんな物が描かれているんだね、と驚きいっぱいです。すごい!と子供と声を出しながら探して遊べるのでとてもお気に入りです。 1冊だけだとやっぱり何だか寂しいので全シリーズ揃えたいなと思っています。でも、日本語でないと私には読みたくても読めないので日本語バージョン揃えたいです。 美術作品が好きな人も、そんなに興味がない人でも、そんなことは忘れて夢中になって探してしまえる素敵な本なので、プレゼントにもオススメです。
投稿日:2017/11/16
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