世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!
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5件見つかりました
子ども向けの絵本というには、奥が深いお話で、私も読み終えたときには「なるほどなぁ」と感心してしまいました。 赤い壁は自分たちで作り上げてしまったものなのでしょう。 それを取り除くのは、自分たちの気持ち次第。 「無理だ」「考えても無駄だ」と感じてしまえば、その壁を乗り越えることなんてできない、そんなことを教えてくれる絵本でした。
投稿日:2025/02/10
動物たちを囲っている大きな赤い壁。 誰も、この壁に疑問を感じないけれど、 知りたがりやのねずみだけは、 この壁はなぜできたのか、壁のむこうには何があるのかが知りたくてたまりません。 こういう気持ちって、とても大切だけれど、 くまのおじいさんが言っていたように、 あるのが当たり前だから不思議に思わない。 こんな風に考えてしまう人は多いのではないでしょうか。私もその一人です。 そして、赤い壁は、心の壁でもあるのかな。 勝手に一人で心を閉ざしてしまうことがありますが、自分が勝手に壁を作っているだけなのかもしれません。 いくつになっても、ねずみくんのような、壁のむこうを見てみたいという勇気は必要ですね。
投稿日:2021/04/15
ベルリン在住の作者が描いただけに、この作品から「ベルリンの壁」を思い起こしました。 ベルリンを分断する壁は、人々を実際に閉塞した思想と政治の壁でした。 壁を越えることは、命をかけることでした。 でも、この作品には、具体的な壁というよりも心の中に作ってしまった自分自身の限界の壁という要因が強いようです。 壁の中にいることは安心で平穏かもしれないけれど自分の可能性の放棄でもあるのです。 壁を越えることで見えてくるものがあること、壁を越える勇気が自分を変えること、抽象的でありながら、自分の人生を考える哲学的な世界にまで、昇華させた作品です。
投稿日:2019/08/16
今、注目している作家さんなので、読んでみました。色がきれいで、かわいらしい絵ですが、内容はなんだか哲学的で、心にひびきました。壁をこえるのって、いくつになっても勇気がいるので、大人にもいいなあと思える絵本でした。
投稿日:2019/04/07
好奇心旺盛なねずみのように、「壁の向こうには何がある?」と、思うより、現状に満足するほうだし、くまのように、「なにかを不思議がるには、年をとりすぎた」。ライオンのように、「壁のむこうになんてなにもない。闇だ。果てしない闇だ。」私に当てはまるのは、怖がりのねこように、「壁があれば、誰も入ってこられないでしょ。あたしたちを守ってくれてるのよ」が、一番頷ける答えのきがしました。”本当のものは、みる勇気があれば、壁は消える。全部消えたあとには、きっと素晴らしい世界があるはずだよ。”年齢には関係ないなあと思いました。年老いたライオンも壁を抜けて、ねずみたちみんなと一緒になれたのが私には一番よかったです♪
投稿日:2019/02/13
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