ペクヒナの絵本の中で息子が一番好きと言っているこの絵本。
ボクは犬やに出てくる家族の男の子のドンドンが主役。
ドンドンは1人でビー玉を弾いて遊んでいます。新しいビー玉が欲しくて入った文房具屋で見つけたのは
不思議な模様のあめだま。
家に帰って一つ食べてみると、どこからかドンドンを呼ぶ声が聞こえてきます。
声が聞こえるほうへ行くと、まさかの家のソファーが脇に挟まったリモコンを取ってくれと話しかけてきています。
そういえば、さっき食べたあめ!
このソファーの模様とそっくりだ!
ソファーの愚痴をひとしきり聞きたあと、
ドンドンは色々な模様のあめをどんどん食べてみます。
飼っているイヌのグスリの模様のあめ。
お父さんのヒゲの模様のあめ。
みんなの心の声とおしゃべりできると、自分の気持ちは話さないとわからない。口に出して思いを伝える大切さに少しずつ気づいていくドンドン。
他にも葉っぱやおばあちゃんと話したあと、ドンドンは勇気を出します。
心温まる素敵なラストです。
息子はお父さんのページがお気に入りなようで笑いながらもお父さんの本当の気持ちを知って嬉しそう。
私はドンドンのお父さんほど口うるさくしているつもりはないですが、息子からしたら私も同じようなものなのかも。笑
私はおばあちゃんとお話するところとグスリもおしゃべりできるところが好きです。