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全体的に沈んだ色調のページが続きます。 物語りも、今までのように働けなくなった鉄のキリンのじいさん〜「ひとさらい」に連れてこられた男の子〜深くて孤独な広い海・・と、読んでいてずっしりと重い気分から始まります。 神様の声に従ったじいさんと、お母さんに会いたい一心の男の子との長い時間は、ついに報われます。 男の子を蒸気船の船長に託したじいさんは、やがて海の中で錆びて動かなくなります・・・やっぱり思い気持ちのまま終わるのかと思いきや、最後は胸が熱くなるお話でした。 怖いと言って本を閉じようとしていた息子でしたが、読み終えると「よかったね」と、ちょっぴり目を赤くしていました。 今でもどこかの海にキリンのじいさんは、すっくと立っているのかなと、海に対するロマンも感じます。
投稿日:2010/11/16
新聞でこの絵本の紹介の記事を見て、図書館で借りてきました 第25回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作とのことで、クレーンに命を吹き込み、鉄のキリンとして男の子を助けるために、さびるのを覚悟して、海を渡ります 読みながら、少しずつ助け合い精神が失われつつある、今の時代を顧みることができる作品だと思いました また男の子が「感謝」の気持をずっと持ち続けて、鉄のキリンに会いに行く行動は、人間として最も大切な姿だと感動します 物語絵本として、ぜひ大人の方にも読んでもらいたいです
投稿日:2010/07/24
港で働くクレーンが鉄のキリン。 そのキリンのじいさんが人さらいから逃げてきた男の子を背に乗せて、男の母親の住む国を目指して海を渡ります。 切なさと思いやりのあふれたファンタジーです。 ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作とありました。 多分アマチュアのお母さんだからこそ生まれた独創性なのでしょう。 実感違和感を覚える部分があります。 しかしそれを包み込んでしまうものがあります。 海中で身動きの取れなくなってしまった鉄のキリンのじいさん。 それでも満足そうに海の中に立ち続けています。 作者がキリンに寄せる思いが伝わってきました。
投稿日:2010/06/22
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