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宮沢賢治の絵本 山男の四月自信を持っておすすめしたい みんなの声

宮沢賢治の絵本 山男の四月 作:宮沢 賢治
絵:飯野 和好
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年10月
ISBN:9784895881227
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 17
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  • 飯野さんが描いてくれた賢治の世界を堪能!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    なんだかとっても不思議な話でしたが、飯野さんの描きだしてくれた宮沢賢治の世界がとても面白くて、読んでいるうちにドンドン吸い込まれてしまいました。
    他の作品にはないようなちょっと攻撃的なイメージの話でした。

    宮沢賢治をよく読む友人に「こんな絵本が出てたよ」と見せると、
    飯野さんの描かれた「“支那人”がすごく(イメージしていた)雰囲気だった」と驚いていました。

    今“支那”という言葉が、一発で漢字変換しませんでした。本の中に表記されているので私も使用していますが、これって、現代の日本語としては、差別用語に当たり、本来は削除される差別用語ですよね。
    当時の宮沢賢治はこの言葉を特に意識しないで使っていたんでしょう。平和や愛を意識した彼の作品には、意外と珍しいことのような気がしましたが、当時の日本全体が、大陸の人々を低く見るのがごく自然なことだったのかもしれません。
    この絵本を出版するとき、この言葉について問題はなかったのでしょうか?
    原文の大切さを考えると変に変えたくないし、こういうのって、難しい問題ですよね……。

    投稿日:2011/09/23

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  • 絵があまりにも印象的

    山男が、山で兎をねらっていたのですが、結局つかまえることができたのは山鳥でした。
    表紙を見て、思わずにやり…
    ページをめくって、こりゃまた、飯野氏の世界。ごろりと寝ころんだ山男の視点が、実に面白いと思いました。
    そして、なんとまあ不思議なお話で、どうなっているのかわけがわからず、たどり着いた結末に、再びにやり…でした。

    投稿日:2014/10/28

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  • 宮沢賢治の作品ですが、今回この絵本を通して初めて読みました。

    春の山で仰向けになっていたはずの山男が、次のページで町にいたのでビックリしましたが、最後まで読めばその理由が分かりました。

    そして一番ビックリしたのが突如現れた支那人のアップ!あまりのインパクトの大きさに私も息子もギョッ!としました。
    尖った爪の様子とか、とにかく怪しさ満点で、飯野さんの挿絵がこの作品の雰囲気にピッタリ合っていると思いました。

    今は支那という言い方もしませんが、そこは賢治の作品ですので、色々補足説明しながら息子に読み聞かせしました。

    そして、まさかまさかの六神丸!
    しかも、行李の中には顔のある六神丸が一杯!
    あまりの奇想天外な話に息子は「怖い〜」と言いつつも、面白そうに読んでいました。
    「注文の多い料理店」も気に入った息子にとって、こういう面白怖い話がツボのようでした。

    最後までハラハラドキドキの奇想天外なお話ではありますが、自分をヒドイ目にあわせた支那人にも同情を寄せる山男の優しい心が描かれ、賢治らしい作品の一部も見ることが出来ました。

    投稿日:2014/07/02

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  • 夢で良かった〜

    山男が、町でとてもインパクトのある支那人に勧められた薬を飲んだとたん、六神丸という箱になってしまうというなんとも奇妙で摩訶不思議なお話。ハラハラドキドキとしましたが、春のうららかな陽気にさそわれて、うたた寝をしてしまった夢だったのですね。一見怖そうだけど、どこか憎めない山男のことが心配でしたが、夢で安心しました。
    山男に、うさんくさい支那人の絵が迫力があってとてもお話によく合っていました。風景や空の絵は優しい雰囲気の色使いですごく素敵です。
    飯野和好さんの絵がお話をより分かりやすく表現していると思うので、比較的小さな子供でも楽しめる作品だと思います。

    投稿日:2014/07/03

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  • 不思議な世界 受賞レビュー

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    衝撃的な山男の絵に引き込まれました。
    何とも不思議でミステリアスな展開に
    4歳の弟も真剣に聞いていました。
    想像できないお話が展開されるというわくわく感がたまりません。

    最後のオチは
    子供たちは安心したようです。
    「そういうことならわかるよ〜〜」と言っていました。

    投稿日:2014/06/23

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  • 飯野和好さんの絵

    飯野和好さんの絵が大好きです。飯野さんの絵で宮沢賢治のお話が読めるというのは不思議な感じがしましたが、お話の雰囲気にピッタリあっていました。山男のほのぼのとした感じがとてもよかったです。また、山男に薬を渡す支那人が怪しさ満点で、思わず笑ってしまいました。
    それにしても、オチにはビックリ。そうきたか!という感じでした。

    投稿日:2014/06/11

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  • まだ無視かな

    このお話の絵はとっても好きな感じなのですが・・・・とっても長いお話だったのでうちの子はついて行けずにつまらなさそうでした。一ページに収められている内容が多いので、四歳児には早いかも。大人が読んだら面白かったですよ。宮沢賢治さんでしたし。

    投稿日:2012/05/27

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  • 結末を知って、タイトルに納得。

    今、宮沢賢治の作品を読みあさっています。
    飯野和好さんの絵が、作品の内容にとても合っています。

    日常的にはありえないような摩訶不思議な出来事が起こるのですが、
    あんな姿になってからの山男の行動や言動のなかに思わず笑えるような
    場面ややりとりがあったりして、奇妙でありながらも楽しい展開になっています。

    結末はまさかのオチになっていますが、結末を知ったからこそこのお話の
    タイトルに納得でもありました。四月ってそういう季節ですもんね(笑)
    宮沢賢治の独特な世界に引き込まれ、楽しく読めました。

    投稿日:2012/05/28

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